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2008年5月18日 (日)

女子バレー北京オリンピック最終予選開幕-日本はポーランドを破り初戦白星スタート

昨日(2008年5月17日)から、北京オリンピックの出場権を賭けた、女子バレーボールの世界最終予選が始まった。昨年(2007年)のワールドカップでは過去最低に並ぶ7位と完全に期待外れに終わった日本の女子バレー。
バレーボールの世界最終予選は、アジア地区予選と併せて行われる。すでに、残りの地区(北中米、南米、アフリカ、ヨーロッパ)の予選は終了していて、各地区で出場を逃した4チームとアジア4チームが総当たりリーグ戦で、世界最終予選枠3とアジア代表1をめぐって戦う。
まず、①リーグ戦の優勝チームが、最終予選枠として出場決定。②次に①のチームを除いた中でのアジアのトップをアジア代表に選出し、③残り6チームの上位2チームにさらに世界予選枠2が割り振られる。日本は上位4チームに入れば、オリンピックに出られるということだろう。

4年前のアテネ大会の最終予選では、キャプテンの吉原知子の強烈なキャプテンシーのもと、小さなセッター竹下佳江、リベロの成田郁久美、スパイカー佐々木みき、高橋みゆき、センター大友愛、杉山祥子、新人の大山加奈、栗原恵などのカナ・メグコンビに高校生木村沙織を加えた布陣で、最終予選で優勝し、文句なしのアテネ・オリンピックの出場権獲得だった。2000年のシドニー大会では出場権を逃していただけに、ちょとした女子バレーフィーバーが起こった(私もフィーバーに参加した1人だと思う)。
しかし、前回はオリンピック出場権獲得に照準を合わせたチーム作りだったと思われ、オリンピックでは、日本代表チームの良い面がほとんどでずに終わり(他国に研究され、封じ込められたのかもしれないが)、日本チームを応援したファンとしては、釈然としない思いだけが残った。

あれから4年。昨年の2007ワールドカップでは「勝負どころで踏ん張れない日本代表」という印象の方が強く残った。アテネ出場の時の精神的支柱であったキャプテン吉原が抜けた穴はそれほど大きいのか。チームをどう立て直すのか、柳本監督の手腕も問われるところだ。チームのメンバーは、セッター竹下がキャプテン、高橋みゆき、杉山祥子、栗原恵、木村沙織等の前回の経験者に加え、リベロは前回涙を飲んだ佐野優子、腰痛でメンバーを外れた大山加奈の代わりに前回は選から漏れた荒木絵里香(センター)が加わる。

参加8チームの中で、日本のライバルとなるのは、ヨーロッパのポーランド(2007ワールドカップ6位、ヨーロッパ予選2位)とセルビア(2007ワールドカップ5位、ヨーロッパ予選3位)、身近なライバル韓国(2007ワールドカップ8位)だろう。

日本のリーグ戦初戦の相手は、力が拮抗するポーランド。開催国特権で、日本が初戦の相手に指名したという。遠征直後で、調整が万全でないうちに、叩いておこうという戦略である。(ちなみにセルビア戦は、リーグの最終戦)

試合は、日本がセット数3-1(25-20、27-25、19-25、25-17)で日本が勝った。
第1セットは、終始日本がリード。ポーランドがサーブミスを頻発(6)したことにも助けれた。
第2セットはポーランドがリードし、日本が追いつき、またポーランドが離すという展開。22 -24で迎えたポーランドのセットポイントをしのぎ、25-25のデュースに。その後、荒木のブロック、木村のバックアタックで2セット目をもぎ取った。第2セットは、従来であれば相手にセットポイントを握られたところで、競り負けていたところだろう。ぎりぎりの状況をあきらめずに跳ね返し、逆転したところに、現在の全日本の力強さを感じた。
第3セットは、1・2セットのデータを検討されたのか、木村や高橋をサーブで狙われ、サーブレシーブがきちんとセッターに返らないということが多くなり、日本のリズムを作れないまま失う。
第4セットは途中まで一進一退。日本も突き離せないが、ポーランドもここ一番でミスがでてしまう。そのような中、中盤で杉山のサーブを、ポーランドがお見合いし、貴重なサーブポイントにもたらされた。ポーランドの方が浮き足立って、攻めがちぐはぐになり、最後はブロック要員として出場した大村が期待通りブロックを決め、勝利を決めた。

2007ワールドカップと比べると、明らかにチーム力は上がっている。まず、守備力が向上した。決まったと思われる玉をよく拾った。栗原、木村のアタッカー2人がバックアタックをマスターし、前線で一人おとりで飛び、相手のブロックを引きつけておいて、後ろから栗原・木村がバックアタックを決める「時間差バックアタック」ともいうべき決め技も登場したし、高橋がツーアタックをする(2打目を打つ)と見せて、ブロックを引きつけ、空中でトスをし、センター荒木が打ち込むという攻撃パターンも登場した。
固い守りに多彩な攻めで、遠征直後のポーランドに調子を出させないまま押し切ったというところだろう。

初戦の調子をリーグ戦を通じて維持できれば、4位までに与えられる北京オリンピックの出場権を得ることはさほど難しいことではないだろう。しかし、前回は出場が大きな目標だったが、今回はさらにその先を目指すことを求められているのであろう。
オリンピックでメダルを狙うのであれば、この最終予選を全勝で優勝するぐらいの勢いが必要である。
どこまで、全日本女子バレーの変身が本物なのか、残る6戦の戦いぶりを見極める必要があるだろう。

それでも言いたい。「頑張れ!日本女子バレー」

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