将棋第56期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦で郷田真隆九段が中川大輔七段を破り準決勝進出
昨日(2008年6月27日)は、第56期王座戦五番勝負で羽生善治王座への挑戦者決定トーナメントの2回戦の最終局に郷田真隆九段が登場、1回戦で渡辺明竜王を破って2回戦に進出した中川大輔七段と対戦した。
今朝更新された将棋連盟ホームページの「最近1週間の結果」では、後手の郷田九段の「○(白星)=勝ち」。将棋の内容はわからないが、挑戦者にむけ、また一歩前進である。
これでベスト4が出そろい、準決勝の組合せも決まった。一方が、谷川浩司九段×鈴木大介八段、こちらが郷田真隆九段×木村一基八段である。4人は来期の挑戦者決定トーナメントのシードの権利も獲得した。
残った4人はいずれも順位戦A級の在籍棋士。この4人の争いを勝ち抜いた1人が、9月から10月にかけて行われる五番勝負で羽生王座に挑戦する。郷田九段の挑戦まであと2勝。前期は、準決勝で森内名人に敗れ挑戦権を逃してしるので、今年こそは、挑戦者に名乗りをあげてほしい。
また、昨日の勝利で、2008年度の郷田九段のここまでの成績は9戦して7勝2敗、勝率0.778となった。
4月に棋聖戦の挑戦者決定トーナメントの準決勝で羽生二冠、竜王戦1組準決勝で丸山忠久九段に続けて敗れた時には心配したが、その後、昨日まで負けなしの6連勝。6連勝の中には、ネット将棋最強戦での森内名人(当時)からの勝利、A級順位戦での深浦王位からの勝利も含まれており、前期からの好調を今期も維持しているようだ。
この王座戦での挑戦はもちろん、7年ぶりの決勝トーナメントに進んだ竜王戦。この二期戦では挑戦者となってぜひタイトルを奪取してほしいし、過去、たび挑戦者決定リーグ入りしている王将戦のリーグ入りを争う二次予選、挑戦者になったこともある棋王戦の挑戦者決定トーメントにも、これから登場する。
最近の郷田九段の戦いぶりをみれば、三強と言われる同世代の羽生名人、佐藤康光二冠(棋聖・棋王)、森内前名人と、ほぼ互角の戦いをしている。第65期名人戦でも森内前名人を苦しめたように、タイトル戦に出場できれば、タイトルを狙える力は十分にある。
今期こそは、少なくともタイトルを1つは奪取して、自らの扇子の揮毫「晩成」を実現させてほしいものである。
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