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2008年7月18日 (金)

将棋第79期棋聖戦第5局は挑戦者の羽生善治名人が勝ち四冠に

佐藤康光棋聖に羽生善治名人が挑戦する将棋の第79期棋聖戦五番勝負は、羽生名人が勝ち3勝2敗で8年ぶりに棋聖のタイトルを奪回した。
羽生名人は四冠に復帰、二冠を維持していた佐藤康光棋聖・棋王は棋王のタイトルのみとなった。(速報)

2008年7月18日に行われた第79期棋聖戦五番勝負の第5局。2001年の第73期棋聖戦で当時の郷田真隆棋聖から棋聖位を奪取して以来、第74期丸山忠久棋王(以下肩書きは対局当時)、第75期森内俊之名人(竜王・王将)、第76期羽生善治四冠(王将・王座・王位・棋王)、第77期鈴木大介八段、第78期渡辺明竜王と次々と挑戦者として登場する強豪を倒して6連覇を果たし佐藤康光棋聖。第77期のは、棋聖位5期獲得で「永世棋聖」の資格も得ている。その間、第32期棋王戦では、森内棋王・名人から棋王のタイトルも奪取し、二冠となった。

対する羽生善治名人は、昨年の第48期王位戦で深浦康市八段に王位のタイトルを奪われて二冠となったが、その後第57期王将戦では、挑戦者の久保利明八段を4勝1敗で退け防衛、更に年度末の第33期棋王戦では久しぶりに挑戦者に名乗りをあげ、惜しくのタイトル奪取はならなかったものの佐藤棋王を苦しめた。
その後は、第66期名人戦で森内俊之名人を4勝2敗で降し、3度めの名人復位を果たすとともに、名人位5期となり19世(永世)名人の資格を得た。その勢いは、他の棋戦でも炸裂していて、この棋聖戦でも佐藤棋聖に出足2連敗とカド番に追い込まれたが、その後2連勝して、勝負は今日の最終局で決まることになった。

将棋の内容は、お互い守りを固めつつ攻め合うという将棋で、素人目にはにわかに優劣の判断はわからない。しかし、主催社産経新聞社のホームページのコメントでは、佐藤棋聖に見落としもあったっようで、最後は羽生名人が佐藤玉を追い詰め、佐藤棋聖の投了となった。
佐藤棋聖は2001年から保持してきた棋聖のタイトルを手放した。2連勝後の3連敗だけにショックは大きいかも知れない。2連敗後の3連勝で郷田棋聖から棋聖位を奪った佐藤棋聖が、逆の立場となってタイトルを失うというのも、皮肉な巡りあわせである。

羽生名人の棋聖位獲得はこれで7期め。王座、棋王という他の1日制の五番勝負のタイトルを10期以上獲得しているのと比べると少ない。それだけ、この数年、佐藤前棋聖が頑張ったということでもあろう。

この4年ほど、森内名人、佐藤棋聖、渡辺竜王、羽生王座・王位・王将というタイトルホルダーの顔ぶれが固定化して、棋王位だけが入れ替わるという図式が続いていたが、昨年夏の深浦王位の誕生以降、勢力地図が変わり始めた。
王位失冠で羽生二冠となったあと、羽生二冠に何か心境の変化があったのだろうか。三強と並び称されてきた森内名人の名人位、佐藤棋聖の棋聖位を奪取し、再び七冠制覇を達成しそうな勢いである。

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» 羽生四冠、誕生!! [即席の足跡《CURIO DAYS》]
今日行われた棋聖戦第五局、2連敗から3連勝で、羽生挑戦者の勝ち{/atten/} これでなんと、四冠です。 7冠のうち4冠ということは、過半数。 完璧に棋界を牛耳る独裁体制に入りました。 そして、二度目の7冠制覇に向かってギアが入った気がします。 幸いにも今日も、その歴史的瞬間に立ち会いました。 将棋連盟での大盤解説会。 行方八段と熊倉女流一級のコンビです。 途中までは優劣不明とのことで、先手が指せそう、いや、やっぱり後手か、という感じでしたが、控え室では少しずつ後手持ちという印... [続きを読む]

受信: 2008年7月19日 (土) 17時46分

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