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2008年7月 3日 (木)

池田あきこ『ダヤンの路地裏ねこ歩き』を読む

猫のダヤンを主人公にした絵本が話題の絵本作家の池田あきこが書いた、イラスト入りの東京散歩ガイドブックである。先週、家の近くの書店で『蒼路の旅人』を見つけたときに、目についたのであわせて買ってきた。
通勤の行き帰りで気楽に読んだ。

ダヤンの路地裏ねこ歩き

取り上げられているのは、築地、深川門仲、人形町、浅草、谷中・千駄木、本郷、柴又、神楽坂、四谷、新宿、井の頭公園(吉祥寺)、江ノ電(鎌倉)。
江戸情緒を残すところが多く取り上げられている。読んでいると、東京に長年住んでいながら知らないことも多い。
たとえば、神楽坂はフランスの香りがするとあるが、それはもともと、神楽坂に「日仏学院があったから」という話が書かれている。普段着を着て、スケッチブック片手にスケッチをしながら、小耳に挟んだ町の話題がさりげなく織り込まれていて、そこが普通のガイドブックにはない魅力になっている。

これまで訪ねたことがあるところもあるが、土日を使って、取り上げられているところを改めて、巡ってみるのも悪くないと思っている。

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