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2008年7月 6日 (日)

朝日新聞の書評「マンスリー・ブックマーク」で松村由利子さんの『語りだすオブジェ』が紹介される

朝日新聞は日曜日に各種の書評を載せるが、今日(2008年7月6日)の書評の中の「マンスリー・ブックマーク」というコーナーで発売されて間もない松村由利子さんの『語りだすオブジェ』が紹介されていた。書いているのは、絵本や児童文学を手がける作家の高楼方子(たかどのほうこ)さん。

ある友人に短歌の情景を説明してもらったことがきっかけで、目からウロコが落ちる思いで、短歌を面白いと思うようになったとの前置きのあとで、

「著者(松村さん)は、言葉をしなやかに繰りながら、歌の背後にあるものを、ぐんぐん見えるようにしてくれる。その力ははっきりいってスゴイです」

と絶賛している。このコーナーの見出しの部分も、高楼さんのこの文章から「歌の背後を見せるすごい力」とのキャッチコピーがつけられている。

前作『物語のはじまり』、今回の『語りだすオブジェ』とも、洗練された無駄のない言葉で、歌の背後にある作者の思いを推し量る語りは、松村さんのもっとも得意とするところではなかろうか。

今後も歌人としての歌作りに加え、エッセイも書き続けてほしいものだ。

語りだすオブジェ―いつも、そこに短歌

松村由利子さんのブログはこちら→そらいろ短歌通信 松村由利子の自由帳

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