第2回ネット将棋最強戦準決勝、郷田真隆九段は渡辺明竜王に敗れ、二連覇ならず
ネット将棋最強戦もいよいよ大詰めで、今日(2008年8月3日)が、準決勝の第2局。昨年の覇者郷田真隆九段と渡辺明竜王の対戦。郷田九段は森内俊之名人(当時)と阿久津主税六段を破り準決勝進出、渡辺竜王は、羽生二冠(当時)(話題になった羽生二冠の時間切れ反則負け)、佐藤棋王と強豪を破っての準決勝進出である。、
勝った方が、すでに決勝進出を決めている鈴木大介八段と8月24日に決勝戦を戦う。
昨年の第1回ネット将棋最強戦でも2人の対戦はあり、その時は郷田九段が勝っている。
午後8 時からネット上で始まった準決勝は、渡辺竜王の先手。渡辺竜王は端(1筋)に飛車と角の焦点を合わせ、飛車を切って角を成り込み「馬」を作り自陣に引き戻す。決壊した郷田陣の1筋と3筋・4筋から銀・桂・香を絡めた攻めで、1筋から脱出・渡辺陣への入玉を狙う郷田玉を逃がさず、鮮やかに仕留めた。渡辺竜王の技が決まった感じで、郷田九段は一刀流とも言われる切れ味鋭い攻めを披露する間もなかった。
これで、郷田九段は、今期、棋聖戦挑戦者決定トーナメント(羽生二冠)、竜王戦ランキング戦1組(丸山九段)、王座戦挑戦者決定トーナメント(木村八段)に続き4回目の準決勝敗退。今期の5敗のうち4敗が準決勝である。敗れた相手はそれぞれ、どちらが勝ってもおかしくないトップ棋士ばかりとはいえ、こう続くと応援するファンとしてはもどかしい限りだ。
郷田九段は、今週あと2局対局がある。8月5日(火)に、王将戦の挑戦者リーグ入りを争う二次予選2回戦高崎一生四段戦。
8月8日(金)には、竜王戦の決勝トーナメント準決勝での木村一基八段戦。木村八段には、王座戦の準決勝で苦杯をなめており、ここはぜひ、王座戦の敵(かたき)を竜王戦で取ってもらいたいところ。さらに挑戦者決定の3番勝負も制して、渡辺竜王への挑戦者となり竜王戦七番勝負で、今日のネット将棋最強戦の借りを返してもらいたい。
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