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2008年8月26日 (火)

将棋第67期A級順位戦2回戦終了、2連勝は郷田真隆九段、丸山忠久九段の2人

昨日(2008年8月25日)の午前10時から始まったA級順位戦の2回戦最終局の木村一基八段(0勝1敗)vs藤井猛九段(0勝1敗)戦は、日付が変わり、今日(26日)の午前0時48分に藤井九段が勝ち、2回戦までの全日程が終了した。

将棋の内容は、振り飛車党の藤井九段が後手ながら矢倉を選択し、相矢倉模様で進行。しかし、双方の矢倉囲いが完成する前に、戦いが始まった。棋譜中継の解説では、木村八段に見落としがあったのではとコメントが書かれるほど、途中から藤井九段の優勢となり、「千駄ヶ谷の受け師」の異名を取る木村八段も粘りに粘ったが、最後は力尽き、藤井九段の詰み筋の攻めに投了となった。

2回戦を終了したところでのA級棋士10名の成績は
2勝0敗:郷田真隆九段(3)、丸山忠久九段(4)
1勝1敗:森内俊之九段(1)、三浦弘行八段(2)、藤井猛九段(6)、谷川浩司九段(7)、佐藤康光棋王(8)、深浦康市王位(10)
0勝2敗:木村一基八段(5)、鈴木大介八段(9)
となった。<( )内は、今期のA級での順位>

私が応援する郷田真隆九段はこれで3期連続で、2連勝のスタート。丸山九段とともに、どこまで連勝を伸ばせるかで、名人挑戦権が得られるかどうかということになるだろう。

一方、2連敗は木村八段、鈴木八段の2人。木村八段は、王座戦で挑戦者、竜王戦でも挑戦者決定三番勝負進出と他棋戦では好調なのだが、順位戦では不本意なスタートとなった。前期B級1組から昇級し、スタートから5連勝と挑戦者争いのトップに立ったが、その後4連敗で5勝4敗に終わった。今期はスタートから2連敗で、前期から通算すると順位戦では6連敗となった。
A級順位戦は定員10名の総当たりリーグでありトータル9戦での勝ち負けで優劣を争うので、1敗したから即陥落ではない。おまけに、ほぼ1年かけての対戦であり、他の棋戦の対局の中に、織り交ぜる形で対戦が組まれるので、なかなか負けが続いても危機感が持ちにくいということがあるのではないだろうか。しかし、下位2名には確実にB級1組への陥落が待っている。終わってみれば1つ1つの勝ち負けが重い。
1年を通じて、順位戦へのモチベーションを維持し、そこにピークをあわせた調整をできる棋士が名人挑戦を争うA級棋士として生き残っていけるのだろう。

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