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2008年8月20日 (水)

第67期将棋A級順位戦2回戦第4局、郷田真隆九段が佐藤康光棋王を破り2連勝の好スタート

第67期のA級順位戦も、7月22日の三浦弘行八段(勝)vs鈴木大介八段(負)から2回戦に入り、8月7日森内俊之九段(負)vs丸山忠久九段(勝)、昨日19日の谷川浩司九段(負)vs深浦康市王位(勝)と3局が終了した。
今日が4局めが、本日(2008年8月20日)の郷田真隆九段vs佐藤康光棋王、来週25日には残る木村一基八段vs藤井猛九段の対局があり、2回戦が終了する。

ここまで2局を終えた6人では、丸山忠久九段が2連勝、鈴木大介八段が2連敗となり、残り4名は1勝1敗。25日の木村vs藤井戦は初戦の敗者どうしの対戦であることから、
初戦の勝者どうしが戦う今日の郷田vs佐藤戦の勝者が、2連勝となり丸山九段と並び名人挑戦者レースのトップに立つことになる。

郷田九段が先手の今日の一番、郷田九段は▲7六歩と角道を開け、佐藤棋王が△3四歩と応じ、先手が飛車先を突く▲2六歩で居飛車の姿勢を示したのに対し、後手は△5四歩と中飛車に飛車を振る形となった。佐藤棋王が△5五歩と位を確保すると、郷田九段は左右の銀が▲4六銀、▲6六銀と前線に出動し、佐藤棋王の中飛車を押さえ込み、飛車も前線に飛び出し、さらに敵陣に飛車・金両取りの銀打ちが決まり、最終的には飛車・角交換となったものの、金・銀で佐藤玉に王手をかけ、あとは、金や飛車という横効きの駒が手に入れば詰みというところまで、佐藤玉を追い詰め、郷田九段ペースとなった。
佐藤棋王は2枚の飛車で郷田玉に迫るが、詰みはなく、更に郷田九段が馬と桂馬を動員して佐藤玉に「詰めろ」をかけると、有効な攻防の一手もなく、71手という短手数で佐藤棋王が投了。郷田九段の2連勝が決まった。

佐藤棋王には前期のA級順位戦、銀河戦と勝ったあと、昨年の日本シリーズ2回戦ではまさかの「二歩」を打って反則負け、その後第1回の朝日敗でも本戦1回戦で終局後、佐藤棋王「時間切れ」後の着手では?との指摘をした一戦等があり、その後今年の日本シリーズでは1回戦で対戦し、敗れるということで、このところ3連敗していた。A級棋士にとっての本場所ともいえる順位戦で勝ったのはめでたいことである。A級での郷田vs佐藤戦は過去5回対戦があるが、すべて郷田九段の勝利。今日の勝利で6連勝となった。

3回戦は谷川浩司九段との対戦で、3回戦の第1局として9月10日に対局が組まれている。谷川九段にも勝って、挑戦者レースのトップに躍り出てほしいものである。

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