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2008年9月 6日 (土)

将棋の第58期王将戦二次予選で郷田真隆九段が藤井猛九段に勝ち、挑戦者決定リーグ復帰を決める

第56期王座戦五番勝負が始まった昨日(2008年9月5日)、東京の将棋会館では、第58期王将戦の挑戦者リーグ入り3枠の一つを争う二次予選の決勝郷田真隆九段vs藤井猛九段戦が行われた。
今朝更新された将棋連盟ホームページの「最近1週間の結果」を見ると、先手郷田九段の勝ち。これで、第58期王将戦七番勝負での羽生王将への挑戦者を争う7人総当たりの挑戦者決定リーグ入りが決まった。

以前もこのブログで書いたように、郷田九段は19993年度~1995年度の3年間と1999年度からは2006年度まで8年連続でリーグ入りを果たしている。
2002年度に行われた第52期リーグ戦では、4勝2敗の好成績を収め、羽生竜王(当時)、郷田九段、森内名人(当時)の3人が同成績で並んだ。郷田九段は、リーグ戦の序列の上位2人(羽生、郷田)で行う挑戦者決定戦にまで駒を進めたが、惜しくも羽生竜王に敗れた。
昨年度は、リーグ入りを決める2次予選の決勝でタイトルを獲得したばかりの深浦王位に敗れ、9年連続リーグ入りを逃した。

今期の挑戦者リーグ7人の顔ぶれは、前期のリーグ残留者(前期成績)が上から
順位1位:久保利明八段(前期挑戦者:5勝1敗)
順位2位:佐藤康光棋王(4勝2敗)
順位3位:森内俊之九段(4勝2敗)
順位4位:丸山忠久九段(3勝3敗)
の4名。
2次予選からの勝ち上がり者が3名が同列の順位5位となる。
順位5位:深浦康市王位(2次予選決勝で渡辺明竜王に勝利)
順位5位:郷田真隆九段(2次予選決勝で藤井猛九段に勝利)
順位5位:中原誠16世名人vs高橋道雄九段の勝者
以上2名がすでにリーグ入りを決め、残る中原16世vs高橋九段戦も近々行われるはずである。

リーグ参加の7名中5名がA級棋士(うち2名タイトルホルダー)という強豪揃いの顔ぶれで、これから年末にかけて総当たりリーグ戦が行われる。
最上位の名が挑戦者となる。同成績が3名以上の場合は、順位が上位の2名により挑戦者決定戦が行われ勝者が挑戦者となる。また、下位の3名はリーグ陥落となる。こちらも、同成績の場合は順位が下位から陥落となる。(前期、郷田九段に勝ってリーグ入りした深浦王位は丸山九段と同成績の3勝3敗だったが、前期の丸山九段は順位2位、深浦王位は勝ち上がり組で5位であり、深浦王位が3人目の陥落者となった)

今期、棋聖戦、王座戦、ネット将棋最強戦と準決勝敗退が続いた郷田九段、また日本シリーズ、銀河戦、棋王戦でもすでに敗退しており、今期、順位戦以外で残る棋戦はこの王将戦、王位戦、NHK杯、朝日杯将棋オープンである。
総当たりリーグ形式のA級順位戦では今期も出足2連勝と好スタートを切っている。予め対戦相手の顔が見えるリーグ戦の戦い方を何かつかんだのかも知れない。王将戦、名人戦とリーグ予選で好成績を収め、それぞれ挑戦者に名乗りを上げ、羽生善治四冠の勢いに「待った!」をかけることをファンとしては願っている。

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