激闘、第67期A級順位戦3回戦第5局は木村一基八段が持将棋指し直しの末、佐藤康光棋王を破りA級での連敗を止める
昨日(2008年9月25日)の朝10時から始まった将棋の第67期A級順位戦3回戦の最終局となる第5局の木村一基八段(先手)vs佐藤康光棋王(後手)戦。なんと、日付をまたいで今日の午前2時5分、205手で「持将棋」(引き分け)が成立となった。
午前2時35分から、先手・後手を入れ替えて始まった指し直し局も午前6時を過ぎても続いていた。指し直し局は、穴熊に囲って自玉を固めた佐藤棋王が木村玉を攻めるが、「千駄ヶ谷の受け師」といわれる木村八段が正確に受け続け、途中、攻防の要となる飛車打ちで佐藤玉を狙いつつ、自陣をも守る。佐藤棋王も詰み筋を見つけきれず、160手で佐藤棋王が投了となった。2局併せて、365手に及ぶ激闘っだった。
木村八段は今期A級3戦目にして初白星で1勝2敗。前期の第6局から続いていたA級順位戦での連敗を6で止めた。敗れた佐藤棋王も同じく1勝2敗。
3回戦を終了してのA級棋士10名の成績は、
3勝0敗:丸山忠久九段(4)
2勝1敗:森内俊之九段(1)、三浦弘行八段(2)、郷田真隆九段(3)、谷川浩司九段(7)
1勝2敗:木村一基八段(5)、藤井猛九段(6)、佐藤康光棋王(8)、深浦康市王位(10)
0勝3敗:鈴木大介八段(9)
( )内は今期A級での順位
となり、上位4名と谷川九段が勝ち越し、前半3局を終えた。名人挑戦者争いは当面、この5人を軸に進みそうである。
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