永世竜王位を賭けて渡辺明竜王と羽生善治名人が激突する第21期竜王戦七番勝負始まる
いよいよ、将棋界の今年一番に注目の対決、竜王位5連覇で永世竜王位を目指す渡辺明竜王と竜王位通算7期獲得で永世竜王位を目指す羽生善治名人(四冠)が戦う第21期竜王戦七番勝負が始まった。
初戦は、昨日(2008年10月18日)フランスのパリで始まった。竜王戦は2年に1回七番勝負の初戦を海外で開催していて、2年前の第19期竜王戦の渡辺竜王vs佐藤棋聖(当時)の初戦はアメリカ・サンフランシスコだった。
渡辺竜王のこれまでの竜王4連覇は、最強世代と言われる羽生世代との戦いだった。2004年の第17期竜王戦で五段でランキング戦4組で優勝。挑戦者を決める決勝トーナメント進出を果たすと、森雞二九段(3組2位)を皮切りに、準々決勝で1組優勝の谷川浩司王位・棋王(当時)、準決勝で屋敷伸之九段(1組3位)を破って決勝である挑戦者決定3番勝負に進出。そこでも、1組2位で決勝に勝ち上がってきた森下卓九段に2連勝して挑戦者となった。
挑戦者となって六段に昇段し、最強世代の一人森内俊之竜王(当時は名人・王将を併せ持つ三冠)に戦いを挑んだ。第7戦までもつれ込む戦いとなったが、第7戦に勝利して竜王位を獲得。
初防衛戦だった翌年の第18期(2005年)では木村一基七段(当時)に4連勝で初防衛。その後2年間は、最強世代の中でで羽生に次いで永世称号(永世棋聖)を獲得して好調の佐藤康光棋聖の挑戦を受けるも、第19期(2006年)は4勝3敗で、第20期(2007年)は4勝2敗で防衛を果たした。
そして、最強世代のしんがりで登場したのが、最強世代のリーダー羽生名人である。渡辺竜王が羽生名人の挑戦をも退けて、名実ともに最強世代の後継者となるのか、まだまだ自分(たち)の時代が続くと羽生名人が竜王位を奪還し、五冠を手にするのか。
パリとは時差があるため、まだ勝負は途中。19日の日本の午後8時現在、パリは2日めの昼食が終わったところ。初戦の勝負が決まるのは、日本時間では20日になってからだろう。
第21期竜王戦七番勝負第1局の棋譜
http://live3.shogi.or.jp/ryuou/kifu/081018.html
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コメント
いつも興味深く読ませていただいてます。
特に将棋の記事は欠かさず。
最新の情報を解説していただき、とてもおもしろく参考になります。
永世竜王の行方はどちらに傾くのでしょう!!
楽しみです。
これからも愛読させていただきます。
ご自愛くださいませ。
投稿: chihou | 2008年10月19日 (日) 23時41分
chihouさん、コメントありがとうございました。
私のブログ、特に将棋の記事を読んでいただいているとのこと、うれしく拝見しました。
永世竜王を巡る七番勝負は、どちらが勝ってもマスコミでも大きく取り上げられるでしょう。
個人的には、今回は羽生名人の気迫が勝るような気がしているのですが、結末はどうなるでしょうか。
今後も、記事に取り上げていきたいとと思います。
ぜひ、またお訪ね下さい。
投稿: 拓庵 | 2008年10月21日 (火) 01時58分