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2008年10月 9日 (木)

第67期将棋A級順位戦4回戦第2局、鈴木大介八段vs郷田真隆九段戦は鈴木八段が勝ち復帰後のA級で初白星

1週間で4局のA級順位戦が組まれている今週。6日(月)の谷川九段vs森内九段の永世名人対決の次は、鈴木大介八段vs郷田真隆九段の対戦である。

2人のA級順位戦での対戦は3年前の第64期以来の2回目。その時は、A級3期目ながら順位8位で2勝5敗と厳しい星勘定の先手:鈴木八段とA級に3回目の復帰で幕尻の順位10位ながら4勝3敗と白星先行の後手:郷田九段の対決であった。
郷田九段が2度目のA級昇級を果たし4勝5敗と健闘したものの順位の関係で降級の憂き目にあった第61期順位戦で、 鈴木八段はB級1組を8勝3敗の2位の成績で1期で通過、第62期にはB級1組に降級する郷田九段と入れ替わる形で、A級に昇級している。前回は、3回目のA級昇級で初の勝ち越しを決め最終局を前にA級残留を決めたい郷田九段と、何とか8回戦、最終9回戦と連勝し4勝5敗として、A級残留に望みをつなぎたい鈴木八段という位置づけだった。
この時の勝負は178手の及ぶ長い戦いの末、午前1時26分に郷田九段が勝ち、郷田九段は5勝目で勝ち越し・残留が確定。鈴木八段は、2勝6敗とより厳しい星勘定になった。この61期は、羽生現名人と谷川九段がともに8勝1敗でプレーオフという結果になったため他の棋士は軒並み成績が振るわず、3勝6敗の棋士が5人という混戦になった。鈴木八段も最終戦に勝ち3勝6敗で並んだが、同成績の場合順位が下位の2人が降級といいうことで、5人のうち順位9位の森下九段と8位の鈴木八段がA級の椅子を失なった。
郷田九段、鈴木八段の2人にとっては、その後棋士生活に大きな影響を与える一戦だった。

昨日(8日)の対局も、先手は鈴木八段。振り飛車党の鈴木八段が中飛車に構えたのに対し、後手の郷田九段も三間飛車と飛車を振り、相振り飛車に。途中、鈴木有利が、郷田有利との評価に変わったものの、持ち時間を早々に使い切ってしまった郷田九段は1分将棋の中で、若干緩手もあったようで、再び鈴木ペースに。145手という手数で見れば長い将棋になったが、最後の20手くらいは、郷田九段の形作りの感じだった。

3連敗のスタートだった鈴木八段は、今期のA級で初白星で1勝3敗。郷田九段は、2連勝のあと2連敗で2勝2敗。3連勝の丸山九段、3勝1敗の森内九段に一歩遅れることになった。何とか、気持ちを切り替え、残り5局を全勝する勢いで頑張ってもらいたいものだ。

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