第50期王位戦、郷田真隆九段が中田功七段を破り予選6組準決勝進出を決める
日本将棋連盟のホームページ「最近1週間の結果」が更新され、昨日(2008年11月7日)行われた第50期王位戦の予選6組の郷田真隆九段vs中田功七段戦の結果が掲示された。先手:中田七段vs後手:郷田九段戦の結果は郷田九段の勝ち。
郷田九段は、予選6組の準決勝に進み、すでに準決勝に勝ち上がっている小倉久史七段と対戦することが決まった。予選6組のもう一組の準決勝は、山崎隆之七段vs小林健二九段。この4名の中から、勝ち残った1名が深浦康市王位への挑戦権を紅白のリーグに分かれて争う挑戦者決定リーグ入りする。
前期の挑戦者決定リーグの紅白各組の上位2名に入り残留しているのは、挑戦者だった羽生善治名人、羽生名人と挑戦者決定戦を戦い敗れた橋本崇載七段、丸山忠久九段、阿久津主税六段の4名。この4名に、新たに1組~8組までの予選トーナメントを勝ち上がった8名を加えた12名が6名ずつ紅白2組に分かれて、リーグ戦を戦い、紅白の各リーグのトップが挑戦者決定戦を戦う。
郷田九段はあと2勝でリーグ入りである。郷田九段にとって、王位戦は1992年の第33期に、四段で予選を勝ち抜き、当時、王位に加え竜王・棋聖・王将のタイトルを保持していた谷川浩司四冠に挑戦し、4勝2敗で初めてのタイトルを獲得した思い出の棋戦である。
翌年(1993年、第34期)、挑戦者として登場した羽生善治三冠(竜王・王座・棋王)に4戦全敗でタイトルを奪われたが、翌年(1994年、第35期)、翌々年(1994年、第36期)とリーグ戦、挑戦者決定戦を制し、羽生王位にリターンマッチを挑んでいる。結果は93年が3勝4敗、94年2勝4敗と及ばなかったが、その後も挑戦者リーグには、2001年の第42期まで名を連ねた。その間、2回、挑戦者決定戦まで進出している。
しかし、2001年の第42期の挑戦者リーグ白組で3勝2敗の3位となり、リーグから陥落して以降は、予選トーナメントを勝ち抜けていない。前期は、リーグ陥落以降初めて予選トーナメント決勝まで進んだが、決勝で島朗八段に敗れた。
予選トーナメント通過まであと2勝。今期こそは、リーグ入りを果たし、挑戦者となって、17年ぶりに王位タイトルを奪回してほしいものである。
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