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2008年11月12日 (水)

将棋第67期A級順位戦5回戦、第3局は鈴木大介八段は森内俊之九段に勝利、第4局は郷田真隆九段が藤井猛九段を破り、3勝2敗4名と2勝3敗4名の大混戦

今週は将棋のA級順位戦5回戦の残り3局が一気に行われる一週間。

2008年11月10日(月)に行われた森内俊之九段(3勝1敗)vs鈴木大介八段(1勝3敗)の対戦。後手の鈴木八段の中飛車に対し、先手森内九段は玉を穴熊で固め、攻めかかる。鈴木玉は最後には、周りのマス目8マスに駒が1枚もなくなるまで丸裸にされたが、森内九段も決め手がない。鈴木八段は自玉が丸裸の状況から、森内陣の穴熊攻めを敢行。森内玉を穴からあぶり出し、156手に及ぶ激戦を制し、貴重な2勝目をあげた。敗れた森内九段は3勝2敗となり挑戦者レーストップから一歩後退。

今日(2008年11月12日(水))は、郷田真隆九段と藤井猛九段の2勝2敗同士が、挑戦者レース勝ち残りを賭けて対戦した。
先手郷田九段は居飛車。後手で振り飛車党の藤井九段は向かい飛車とそれぞれに相応しい戦型を採用。藤井九段は穴熊を目指して、香を上がり△9一玉と潜ったが、郷田玉が8筋中段で玉頭が薄いことも、その後、△2二にいた飛車を△8二に戻すという、これまであまり指されたことがないと思われる大胆な戦いを仕掛ける。
中盤から終盤にかけ、藤井九段の波状攻撃を郷田九段が受けるという構図。藤井九段は次々と攻め手を繰り出して郷田玉に迫るが、郷田九段もなんとか凌ぐ。最後は、藤井九段の攻めが途切れ、郷田九段が反攻の一撃を繰り出したところで、藤井九段の投了となった。
素人目には、藤井陣も即詰みがあるわけではなく、もう少し頑張れるのではないかと思っていたが、自分の言い分がある程度通って、攻めの主導権を握りながら、攻めきれなかった時点で、勝負あったと思ったのかもしれない。終了時刻は23時43分で、日付が変わる前に決着した。
一刀流とも呼ばれ、切れ味鋭い攻め将棋が本分の郷田九段であるが、今回は受け勝ちであった。
これで郷田九段は2連勝2連敗のあとの貴重な白星をあげ、3勝2敗と一つ勝ち越し。1敗で先行していた三浦八段、森内九段が相次いで敗れたこともあり、挑戦者レースで、再浮上である。
1回戦から●(対谷川)、○(対木村)、●(対三浦)、○(対深浦)と勝ち負けが交互に続いてきた藤井九段は、●(対郷田)と引き続き白黒が交互に続くこととなった。

A級は1敗者が続けて敗れたことで、大混戦となっており、現時点でA級10名の成績は

3勝1敗:丸山忠久九段(順位4位)
3勝2敗:森内俊之九段(1位)、三浦弘行八段(2位)、郷田真隆九段(3位)、佐藤康光棋王(8位)
2勝3敗:藤井猛九段(6位)、谷川浩司九段(7位)、鈴木大介八段、(9位)深浦康市王位(10位)
1勝3敗:木村一基八段(5位)

となった。

5回戦の最終局、丸山忠久九段(3勝1敗)vs 木村一基八段(1勝3敗)戦は明日(2008年11月13日(木))行われる。

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