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2008年11月の記事

2008年11月30日 (日)

守り人&旅人シリーズ第9弾、上橋菜穂子著『天と地の守り人第二部』軽装版発売

先週金曜日(2008年11月28日)に、いつも会社の帰りに立ち寄る書店に寄り、児童文学のコーナーに行くと、ようやく上橋菜穂子さんの守り人&旅人シリーズの軽装版の9冊目『天と地の守り人第二部』が並んでいた。もちろん、さっそく購入。

天と地の守り人〈第2部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
天と地の守り人〈第2部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)

前作で、ロタ王国で新ヨゴ皇国の皇太子チャグムと女用心棒のバルサが再会、バルサの故郷であるカンバル王国へ向かうところで終わる。
そして、今回はそのカンバルでの物語である。

まだ、解説と最初の数ページしか読んでいないが、今週の通勤電車では退屈せずに時間が過ごせそうである。

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2008年11月29日 (土)

社会保険労務士の通信教育教材が届く

公認不正検査士(CFE)試験合格後、次にチャレンジする資格として「社会保険労務士」資格を目指そうと考えたのが、先週のこと。
その後、詳しく調べてみると、社会保険労務士試験は毎年8月下旬に試験があり、11月上旬に合格発表があるようだ。
11月はちょうど社会保険労務士受験にとっては、これまでの1年が終わり、新しい1年が始まる節目の月だった。
12月から勉強を始めて、試験まで約8ヵ月半というのは、試験の準備期間としては標準的なサイクルのようで、たまたま思いついたタイミングが、結果的には一番いいタイミングだった。

いくつかの専門学校で、受験講座が開講されていて、そのような学校に通学するのが一番の早道だとは思うが、何せ授業料もバカにならない。さりとて、全くの独学も心許ないので、会社の自己啓発支援で設けられている各種の通信教育一覧にあった、ある専門学校が行っている通信教育講座を受講することにした。
本来、11月の下旬の申し込みだと1月中旬からの開講なのだが、どうせ始めるならはやいほうがよいので、講座を開いている学校にお願いして教材だけは早めに送ってもらうようにした。

その依頼をしたのが、27日(木)のことで、「今週の発送はさすがに難しい」と言われたが、今日の午前中、宅配便で教材の一部が届けられた。
届いたのは「労働基準法」「雇用保険法」「労働者災害補償保険法」の3冊の基本テキスト。ここまで来たら、あとへは引けない。来年8月を目指して、新たなスタートだ。

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2008年11月28日 (金)

第58期王将戦挑戦者決定リーグ戦5回戦第1局、郷田真隆九段は丸山忠久九段に敗れ2勝2敗となり一歩後退

昨日(2008年11月27日)は、第58期王将戦挑戦者決定リーグの5回戦の第1局丸山忠久九段vs郷田真隆九段の対戦が、東京千駄ヶ谷の将棋会館で行われた。

将棋連盟のホームページによれば、結果は
丸山忠久九段○ー郷田真隆九段●

私が応援する郷田九段は、同年代でライバルである丸山九段に苦杯をなめ、2勝2敗の五分となった。一方、丸山九段は1勝2敗から佐藤棋王、郷田九段と連勝し、3勝2敗と白星先行。6回戦は抜け番となり、最終7回戦で深浦康市王位と対戦する。
2連勝とスタートダッシュをみせた郷田九段だが、その後2連敗で、挑戦権の可能性をつなぎ、リーグ残留を確実にする意味でも、残る6回戦森内九段戦、7回戦佐藤棋王戦の連勝は必須になった。

順位 棋士 1 2 3 4 5 6 7
久保
八段
2 2
丸山

郷田

佐藤

森内
深浦 高橋
2 佐藤
棋王
2 1
森内
-
久保

丸山
深浦 高橋 郷田
3 森内
九段
1
佐藤

丸山

深浦

久保
高橋 郷田
4 丸山
九段
3 2
久保

高橋

森内

佐藤

郷田
- 深浦
5 高橋
九段
2 1 -
丸山

郷田

深浦
森内 佐藤 久保
5 郷田
九段
2 2
深浦

久保

高橋
-
丸山
森内 佐藤
5 深浦
王位
1 2
郷田

森内
-
高橋
佐藤 久保 丸山

王将戦挑戦者決定リーグの今後1週間の予定は、

11月28日:(5回戦)森内俊之九段(1勝3敗)vs高橋道雄九段(2勝1敗)
12月2日:(6回戦)高橋道雄九段(2勝1敗)vs佐藤康光棋王(2勝1敗)
12月2日:(6回戦)深浦康市王位(1勝2敗)vs久保利明八段(2勝2敗)
12月4日:(6回戦)郷田真隆九段(2勝2敗)vs森内俊之九段(1勝3敗)

5回戦で予定されている佐藤棋王vs深浦王位戦の終了前に6回戦3局が終了する組み合わせになっており、不思議な感じがするが、それぞれのスケジュールの都合があるのだろう。
来週末には、挑戦者争いに残れるのが誰か、もう少ししぼりこまれることになるだろう。

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2008年11月27日 (木)

将棋第21期竜王戦七番勝負第4局、カド番の渡辺明竜王が逆転で挑戦者羽生善治名人を破り、一矢報いる

挑戦者羽生名人の3連勝で迎えた第21期竜王戦第4局は、11月26・27日と熊本県菊池市で行われた。
羽生名人にとっては、あと1つ勝てば、第16期竜王戦第4局(2003年11月27日)に敗れ森内俊之九段に竜王位を奪われて以来5年ぶりの竜王位奪還、竜王位通算7期での初の永世竜王位資格獲得、さらに永世七冠の達成と羽生名人にとっては、記録づくめの勝利となる。
一方、渡辺竜王にとっては、2004年12月28日第17期竜王戦第7局で森内俊之竜王に勝ち4勝3敗で竜王位を奪取して以降、4年間守り続けてきた将棋界最高のタイトル竜王を失い、順位戦B級1組在籍の渡辺九段となり、竜王位5期連覇の資格で手にしかけた永世竜王位が、消えてなくなる。
対局場となった菊池市のホテルには、羽生永世七冠の誕生を取材すべく多くの報道陣がつめかけていたに違いない。

第4局の将棋は凄まじい勝負になった。途中まで、羽生優勢・勝勢と言われた勝負を、渡辺竜王が粘り、大逆転で白星を手にしたのだ。最後、渡辺玉は自陣から追い立てられ、一旦羽生陣に入玉するまで逃走。その後、どこにも逃げ場がないところまで追い詰められる。
しかし、逃げる場所がないものの、羽生名人の持ち駒の歩と桂馬では詰まない。▲2七歩では、将棋の禁じ手である「打ち歩詰め」。桂馬で王手ができる▲1八桂では△1七玉と逃げられて詰まない。ここから数手で羽生名人の投了となった。



渡辺竜王にとってはこのシリーズ待望の初白星。これまでの3戦、渡辺竜王の実力が出し切れないままの3連敗のようにも見えたので、これで少しムードが変わるかもしれない。第4局では、羽生名人の手が震える局面もあったという。
第5局は来週の12月4日(木)・5日(金)と和歌山県の白浜町で行われる。

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2008年11月26日 (水)

朝バナナダイエットでようやく66kgの壁を突破、1週間平均値の効用

朝バナナダイエットを始めてから、ペースは遅いものの、順調に減ってきた体重が、11月に入り7日平均のデータで66kgの壁を切れないという記事を前回書いた。

その後、先週の金曜日にあるパーティに参加したものの、立食パーティでおまけに懐かしい人にたくさん会ったので、ほとんど飲み食いをしている暇がなく、家に帰っても多少飲んだお酒のせいで、すっかり眠たくなって眠ってしまったところ、翌朝22日には一気に0.5kg体重が減り、65.0kgまで体重が落ちた。その後、反動ですぐ1kgぐらい戻ってしまったのだが、それでも7日平均で突破できていなかった66kgの壁を突破し、65kg台突入した。これで、ようやくゴールデンウィーク前の水準に戻った。一歩前進だ。

パソコンの中に、昨年4月から12月までの体重の推移のデータも残っていたので、年末年始で1ヵ月半ほどデータが抜けているものの、今年の2月からのデータと並べてグラフ化してみた。昨年のレコーディングダイエットの効果のほどがよくわかる。

2年間、切り口の違うダイエットを試してみて思うのは、暴飲暴食をしないというのは大原則であるものの、意外と効果があると実感しているのは

(1)体重の変化を毎日記録するだけでなく、グラフ化すること。日々のデータに加え、1週間の平均値を計算し、常に意識する
(2)夕食は夜8時までに食べて、夕食以降寝るまでの間、食べないこと
(3)夜はなるべく12時まで寝ること

の3点である。

実は、去年の暮れから今年の半ばにかけて体重がリバウンドした時にも、日々の体重は毎朝計測し、カレンダーに書き込んでいたが、パソコンに取り込んで1週間の平均値の計算はしていなかった。
1日の体重だけ見ていると、前日飲み会があったり、その日の体調や便通のよしあしで、すぐ0.5kgぐらいの変動はある。また、働いているウィークデイと家にいることが多い週末とではどうしても週末に体重が増えてしまう。そうすると、本当に体重が増える傾向にあるのか、減る傾向にあるのかは、1週間の平均値を並べてみないとわからないというのが実感だ。

そんなことを考えていたら、よく読ませてもらう歌人の松村由利子さんの11月21日のブログに「堕落」というタイトルで

これつきり、これつきりつて手を伸ばし堕落楽しむポテトチップス   古志 香

という短歌が紹介されていた。食べ出すと止まらないポテトチップスの誘惑、やめようと思いながらやめられない自分を「堕落」と言いつつ、 それを楽しんでいる作者の姿は、我々自身の姿だとも思う。
でも、これを夕食後にやったら、絶対体重はまちがいなく増える。ポテトチップスの袋を買わないということしか、このシーンを避ける道はないだろう。

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2008年11月25日 (火)

第29回JT将棋日本シリーズ決勝は、前回の覇者森下卓九段が弟弟子深浦康市王位を破り2連覇達成

トッププロ棋士12名(前回優勝者、毎年4月1日時点の公式戦タイトルホルダー<竜王/名人/棋聖/王位/王座/棋王/王将>と、前年の賞金ランキング上位者)が、全国各地の会場で公開対局のでトーナメントを戦い優勝者を決める将棋の日本シリーズも、決勝を迎え、先週土曜日(2008年11月22日)に、東京体育館で決勝が行われた。
対戦するのは、ともに、トーナメントを勝ち抜いてきた前回(第28回)の覇者森下卓九段と羽生名人の挑戦を退け王位タイトルの防衛を果たしたばかりの深浦康市王位の2人。二人はともに九州出身(森下九段:福岡県、深浦王位:長崎県)であり、故花村九段門下の兄弟弟子でもある。

3連休明けの今日になってようやく、日本将棋連盟のホームページ、スポンサーであるJT(日本たばこ産業)のホームページに結果と棋譜(テキストベース)が公開された。

テキストベースの棋譜を見ながら、一手一手、棋譜鑑賞ソフトに入力しながら、勝負を再現してみると解説の郷田真隆九段が「決勝戦にふさわしい大熱戦。全局面の戦いというか、両者のほとんど全ての駒がフルに働くという、プロらしい戦いだった。」(JTホームページより)と解説している通り、激しい戦いで、随所に「これは素人には指せないプロ棋士ならではの指し手だな」と思わせる指し回しが見られ、退屈しなかった。
最後に森下九段が深浦玉を受けなしの局面まで追い込んだあと、深浦王位が渾身の王手攻勢で森下玉を追う。金か銀がもう一枚深浦王位の持ち駒にあれば、詰みであったが、最後の1枚が足りず、162手で深浦王位の投了となった。

20081122vsjt162_2

森下九段は、郷田九段(3連覇)、谷川九段(2連覇2回)に次ぐ、3人目の本大会2連覇を成し遂げた。本人の優勝談話は「優勝には自分でビックリしています。連覇を果たせたのは信じられない思いです。昨年の優勝は「奇跡の二乗三乗」と言いましたが、今回は「五乗十乗」という感じです。」(JTホームページより)

昨年の日本シリーズでの森下九段に優勝を取材した「将棋世界」2008年2月号の記事を題材に2008年1月5日に「将棋の森下卓九段の中年クライシス」という記事を書いた。
将棋連盟理事時代の激務がたたり腹膜炎を患い死ぬ思いをして気持ちが変わったという森下九段。「もう一度原点に帰って盤一筋で生きたい」というのが当時のコメントだった。
今期、順位戦など他の棋戦での成績は今ひとつ振るわなかったが、見事に日本シリーズ連覇を果たした。今回の優勝を本人がとのようにコメントするのか、楽しみである。

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2008年11月24日 (月)

小林明子の1stアルバム「FALL IN LOVE」とバリー・マニロウの6作目のアルバム「愛と微笑の世界(原題:Even Now)」が届く

最近になって、学生時代や社会人になりたての頃よく聴いた歌を聴きたくなって、当時、LPやミュージックテープで聴いたアルバムをCDで入手できないかと、探していることは、このブログでもしばらく前に書いた。


80年代に「恋におちて」の大ヒットでデビューした小林明子の2ndアルバム「心のままに」は、CDも廃盤になっており、中古CDショップで入手。
しかし、1stアルバム「FALL IN LOVE」は、ヒット曲「恋におちて」が入っていることもあり、1994年に再発売された廉価版のCD選書の「FALL IN LOVE」はまだ新品も手に入るようで、中古品(800円~1200円程度)と大差ない価格(1529円)で入手できるようなので、ネット通販で新品を注文した。

もう一人、改めて聴きたいと思い始めたのが、バリー・マニロウ。1970年代半ばから80年ぐらいにかけて、米国のヒットーチャートでヒット曲を連発していた。日本で一番有名なのは、ポップな曲調でディスコなどでも定番だった「コパカバーナ」だと思うが、他にもバラードで名曲が多かった。当時は、米国はもちろん、日本でもそれなりに流行ったと毛ので、CDのレンタルショップに行けば懐メロコーナーにベスト盤ぐらいあるかと思っていたら、我が家の近くのレンタル店では、1枚も見つからなかった。
それではと、新品・中古を探して見ると、私が当時LPで聴いていたアルバムのうちの何作かは、CDで販売されていた。そのうち、最もよく聴いた「愛と微笑の世界(原題:Even Now)」を、小林明子の「FALL IN LOVE」と一緒にに注文し、今朝届いた。


バリー・マニロウについては、届いた「愛と微笑の世界(原題:Even Now)」のブックレットの解説を見ると、2005年に米国の50年代のヒット曲をカバーしたアルバム「The Greatest Songs Of The Fifties 」が全米アルバムチャート1位を獲得する大ヒットとなり、華々しく復活を遂げたようだ。
そのためか、70年代後半の彼のヒットアルバムが米国でも復刻されたようで、今回入手した「愛と微笑の世界」はアップグレード・エディションとなっていて、当初のアルバムには未収録だった曲が2曲追加されている。
(徳永英明がのカバーアルバム「Vocalist」シリーズで、見事復活を遂げたが、そのヒントは案外、米国にあったのかもしれない)

多くの人に聴かれヒットした曲は、何年たってもやはり人を惹きつけるものがあるように思う。小林明子のCD集めはこれで一段落だが、バリー・マニロウについては、もう2~3作集めてみようと思っている。

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2008年11月23日 (日)

公認不正検査士(CFE)の次は何を学ぶか?候補は社会保険労務士と中小企業診断士

先週、10月に受験した公認不正検査士(CFE)の合格証が届いたので、もう不正検査士の勉強はしなくてよくなった。しかし、この激動の時代、常に何かを学び、自分がプロフェッショナルと言える技能を身につけることなくしては、生き残っていけないだろうというのが、最近の偽らざる思いだ。

この数年は、現在の仕事(内部監査)に関連する資格を順次取得してきた。金融内部監査士、公認金融監査人(CFSA)、公認内部監査人(CIA)、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種、認定コンプライアンスオフィサー、そして今回の公認不正検査士(CFE)。しかし、その大部分の資格は、米国がルーツで、その資格を持っていないとその仕事ができないという独占業務があるわけではなく、その業務のための必要な知識を知っているという証明になるという程度である。日本の政府が認めた国家資格でもない。
また、それ米国ルーツの資格は、取得から一定期間(2年程度)を過ぎると、資格維持のために一定時間以上の研修受講が必要であったりと、コストがかかる。
そろそろ、米国ルーツの業務知識証明資格は、もういいかなという感じである。

では、次は何を学ぶのか?当面、候補で考えているのは、社会保険労務士と中小企業診断士である。いずれも、日本政府が認める国家資格だ。
特に、社会保険労務士は社会保険や健康保険等の保険・労務関連の「書類作成業務」、またその書類の官公署への提出手続の代理を行う「手続代行業務」については、社会保険労務士以外が報酬ももらって行うことは禁止されている社会保険労務士の独占業務である。
一方、これまでの自分の経験、キャリア、知識からすれば中小企業のための経営コンサルタントである中小企業診断士の方が取りやすいかもしれないという気もする。しかし、経営コンサルタントは、中小企業診断士のみの独占業務というわけではない。

ということで、悩んでいるのだが、今後の高齢化社会の到来、昨今の年金問題等考えると、自分の今後の勉強も兼ね、独占業務もある社会保険労務士を学んだ方が、付加価値が高いような気がする。
社会保険労務士試験で出題されるのは、
「労働基準法・労働安全衛生法」
「労働者災害補償法」
「雇用保険法」
「労働者保険の保険料の徴収に関する法律」
「健康保険法」
「厚生年金保険法」
「国民年金法」
「労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識」
の8科目。

「労働基準法・労働安全衛生法」はメンタルヘルスメネジメント検定試験でも対象だったし、「労働者災害補償法」は、札幌の雪道で通勤途上に転んで肩の骨折した時にお世話になった。「厚生年金」や「国民年金」は、これから自分にとっても大変重要なテーマであり、知っておいて損はない。
幸い、過去問を見る限り、論述・記述式の出題はなく、「選択式」と呼ばれる選択肢が示される穴埋め問題と「択一式」と呼ばれる5つの文章の中から正しいものないし間違ったものを選ぶ問題である。これなら、受験学校に通わなくても、通信教育でなんとかなりそうな気がする。

会社で用意されている通信教育の中に、うまくニーズに合うようなものがあるかどうか、週明けに出勤した際に調べてみよう。

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2008年11月22日 (土)

第58期王将戦挑戦者決定リーグ戦4回戦まで終了、こちらも全勝がなくなり混戦

昨日(2008年11月21日)は、第58期王将戦挑戦者決定リーグの4回戦の第3局となる丸山忠久九段vs佐藤康光棋王の対戦も、順位戦のB級1組の対局とともに、東京千駄ヶ谷の将棋会館で行われた。

将棋連盟のホームページによれば、結果は
丸山忠久九段○ー佐藤康光棋王●
ここまで2連勝できていた佐藤棋王に土がついたことで、王将戦の挑戦者決定リーグも混戦となってきた。
他の4回戦の結果は、
11月4日:深浦王位●-高橋九段○
11月15日:久保八段○-森内九段●

ここまでの成績は下表の通りとなる。

順位 棋士 1 2 3 4 5 6 7
2 佐藤
棋王
2 1
森内
-
久保

丸山
深浦 高橋 郷田
5 郷田
九段
2 1
深浦

久保

高橋
- 丸山 森内 佐藤
5 高橋
九段
2 1 -
丸山

郷田

深浦
森内 佐藤 久保
久保
八段
2 2
丸山

郷田

佐藤

森内
深浦 高橋
4 丸山
九段
2 2
久保

高橋

森内

佐藤
郷田 - 深浦
5 深浦
王位
1 2
郷田

森内
-
高橋
佐藤 久保 丸山
3 森内
九段
1
佐藤

丸山

深浦

久保
高橋 郷田

2勝1敗がの3人を2勝2敗の久保八段と丸山九段が追う展開となる。佐藤棋王は、高橋九段、郷田九段との対戦を残しているので、残り3戦を全勝すれば、挑戦者が確定する。
一方、郷田九段と高橋九段はすでに直接対決が終わっているので、2人ともに残り3局を3連勝ということがありえる。

5回戦は、来週次の2局が組まれている。
11月27日:丸山忠久九段(2勝2敗)vs郷田真隆九段(2勝1敗)
11月28日:森内俊之九段(1勝3敗)vs高橋道雄九段(2勝1敗)

2勝1敗のうち誰が勝ち進むのか、丸山九段は負ければ王将挑戦の可能性がほぼなくなる3敗目、森内九段は4敗目を喫すると、挑戦者リーグからの陥落の3名に入る可能性が高くなってくる。
私としては、応援している郷田九段に残り3連勝してもらいたい。

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将棋第67期順位戦B級1組9回戦終了、ベテラン健闘、2敗がいなくなり大混戦に

昨日(2008年11月21日)は、将棋の順位戦B級1組9回戦6局が、東京と大阪の将棋会館で行われた。

結果は以下の通りだった。
<東京>
北浜健介七段(3勝5敗)●-○井上慶太八段(6勝3敗)
森下 卓九段(3勝5敗)○-●屋敷伸之九段(4勝4敗)
杉本昌隆七段(5勝3敗)●-○高橋道雄九段(5勝3敗)
畠山 鎮七段(4勝4敗)○-●渡辺 明竜王(4勝4敗)
<大阪>
堀口一史座七段(3勝6敗)○-●山崎隆之七段(3勝6敗)
久保利明八段(5勝3敗)●-○阿部 隆八段(5勝4敗)
(※行方尚史八段(4勝4敗)は抜け番)

現時点の成績順は次のように大きく変わった。

6勝3敗:井上八段(9)
5勝3敗:久保八段(1)、高橋九段(3)、杉本七段(11)
5勝4敗:阿部八段(5)
4勝4敗:行方八段(2)、渡辺竜王(4)、畠山鎮七段(6)、屋敷九段(13)
3勝5敗:北浜七段(8)、森下九段(10)
3勝6敗:堀口一七段(7)、山崎七段(12)

これまで、5勝2敗でトップを走っていた久保八段、杉本七段がともに敗れて、2敗がいなくなり、3敗組のベテラン井上慶太八段、高橋道雄九段がともに、星を伸ばし、昇級争に割ってはいってきた。
下位も最低でも3勝となり、これまでは昇級候補に名をとどめていた幕尻13位の屋敷九段は4勝4敗となり、むしろ降級の心配も出てきた。

B級1組は定員13人の総当たりリーグ戦なので、残りの対局が多い棋士で4局、少ない棋士で3局。これからの勝敗は、昇級・降級に大きく影響することになる。

次回10回戦はどれも、注目のカードになるが、
3敗のベテラン同士の対決となる井上八段(6勝3敗)vs高橋九段(5勝3敗)戦は、勝った方が、A級復帰を一気に手元にたぐりよせることになるだろう。
タイトル戦かと思わせるような、久保八段(5勝3敗)vs渡辺竜王(4勝4敗)も、気になる。特に、渡辺竜王にとっては、ここで負けるとほぼ今期の昇級の目はなくなるので、踏ん張りどころであろう。
下位では、3勝同士で争う森下九段(3勝5敗)vs山崎七段(3勝6敗)。今回、堀口七段との最下位争いに敗れた山崎七段は、堀口七段と同成績となり、順位の関係で暫定最下位となった。この混戦では、通常は残留レベルの5勝7敗でも、順位が悪いと降級となりかねない。

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2008年11月21日 (金)

携帯電話を2年ぶりに機種変更、いよいよワンセグユーザーに

携帯電話の機種変更をした。これまで使ってきた機種はちょうど2年前の11月、ナンバーポータビリティ制度が導入された直後に機種変更して使い始めたもの。
私はずっとauの携帯電話を使っているが、前回の時は「おさいふケータイ」と「オーディオ・プレイヤー機能のLISMO」の機能が新たに追加になった機能だった。

2年前の機種変更の時点では、特に「おさいふケータイ」の機能が使ってみたくて、機種変更をしたのだが、使ってみての個人的な感想は、その後、オートチャージ機能携帯付きのPASMOを使うようになったこともあって、携帯に「おさいふケータイ」機能はなくてもあまり困らない。
一方の「オーディオ・プレイヤー」機能の方は、ほぼ毎日、通勤の行き帰りで何らかの音楽を聴いており、欠かせない機能になった。 はじめは、データ保存用に使っていたマイクロSDカードの容量を256MBにしていたが、あれこれお気に入りのCDを入れていくうちに容量一杯になってしまったので、1GBに変更したほどだ。
携帯電話に「オーディオ・プレイヤー」機能が付いたことで、従来音楽を聴くのに使っていたMDプレイヤーはほとんど出番がなくなった。

W62t_bk_s_2

今回の機種変更の目玉は「ワンセグ」。2年前すでに、ワンセグ付きの携帯も出始めていたが、まだ高価だったし、気に入ったデザインのものがなかったので、しばらく様子見にしていた。今回、職場の近くの携帯ショップを昼休みに覗いたら、今年の夏モデルの一つW62Tという東芝の機種が、お買い得価格になっており、「ワンセグ」も付いてデザインもそれなりに満足いくもので、従来の機種より軽くもなるので、機種変更することにした。

「ワンセグ」はさっそく使ってみたが、思っていたより便利かもしれない。帰りの電車でちょっとしたその日のニュースを聞きたいときなど、重宝しそうだ。
ワンセグのほかにも、「Run&Walk」というランニング・ウォーキングをサポートする機能も付いているようだ。

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2008年11月20日 (木)

公共料金のクレジットカード払とクレジットカードの再発行

いまや生活に欠かせない存在となったクレジットカード。私が一番古くから使っているのは、社会人になって1年目、職場で斡旋があり、入会したクレジットカードで、数えてみるともう25年も使っていることになる。

もともと、電気代・ガス代・電話代等の公共料金の支払は、銀行の口座振替を利用していたが、会社毎に振替日が違うので、うっかりして、たまたま口座振替日の直前に多めにお金を引き出したりすると、残高不足で振替ができず、あわてて送金手続をするというようなことも、何回か経験した。
数年前から電気、ガス等の公共料金もクレジットカードで引き落としが可能になったのを機に、全ての公共料金の支払を銀行の口座振替からクレジットカード払に一本化し、またカード代金の引落口座を、給与振込口座とは別の口座に変更した。

そうして、給料日に、翌月上旬のカード代金決済日に引き落とされる見込みの金額分だけカード決済口座に入金するようにした。
公共料金の支払をクレジットカードに一本化した上でカード代金決済口座も、日常の生活資金の出し入れをする給与振込口座と別管理にしたことで、口座振替日のうっかり残高不足はほとんどなくなった。(クレジットカードに集約できなかった支払が一部残っている)公共料金の支払を一本化したクレジットカードは、まさに我が家の家計のメインカードとなった。

ところが・・・である、その家計のメインカードが、磁気ストライプの不良なのか、この数年クレジットカードにも搭載されるようになった金色のICチップの不良なのか、買い物の支払で使おうと、お店のレジで出しても、カードリーダーで読まれなくなってしまった。
メインカードにする意味は、支払日が一本化され、手間が省けるほかに、1社に集中することで、カード会社のポイントサービスをより有効に利用する意味もある。しかし、日常の買い物で使えなくては効果は半減である。かれこれ、1年近く不便な状態が続いていたが、改めてカード会社のホームページを見ると、相談窓口に連絡すれば再発行すると書いてあった。

すぐ、電話をして、再発行を依頼したところ、1週間ほどで手元に新カードが届いた。
(磁気・ICチップ不良による再発行は手数料も不要)一つだけ困った点は、16桁のカード番号の下4桁が変更になってしまうこと。
電話で問い合わせをしていて、オペレーターからその話をきいた時には、「公共料金の支払を集中してますよ」とぼやいてしまった。そのカード会社は、電気・ガス・電話等の大半の公共料金につき、カード番号の変更はカード会社から連絡してくれるとのこと。私がカード払にしていた公共料金についてのカード番号の変更連絡はカード会社側で対応可能とのことで、安心して再発行手続をしてもらうことにしたという次第である。

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2008年11月19日 (水)

第9回公認不正検査士(CFE)試験(2008年10月開催)の合格証届く

ちょうど1ヵ月前の2008年10月18日(土)・19日(日)の2日間にわたって試験を受験した公認不正検査士試験。試験終了時の説明では、試験結果は11月18日に発送するとのことだったので、そろそろ届く頃だと思って、家に帰ってみると、通知が届いていた。

おそるおそる封を切ると、中から出てきたのは「合格証」だった。「貴殿が2008年10月開催の第9回CFE資格試験をもって、全科目合格されたことを証明いたします」と書かれていた。

「財務取引と不正スキーム」・「不正の法的要素」・「不正調査」・「犯罪学と倫理」の4科目。各科目75%以上の正答率(94問以上正解)をもって合格という基準。
受験後の感じでは、「全科目合格は厳しいかな」との感触で、1~2科目不合格もやむを得ないと覚悟していただけに、「全科目合格」はうれしい驚きだった。

しかし、これですぐ公認不正検査士に認定されないのが面倒なところ。上司や同僚3名に推薦状を書いてもらい、資格認定申請書を米国の不正検査士協会の本部まで送り、本部で認定が終わって初めて正式な公認不正検査士(CFE)となる。
誰に推薦状をお願いするかを考えるのが、次の問題になるが、ゆっくり考えることにしよう。

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2008年11月18日 (火)

『朝バナナダイエット』を読了し、ダイエット継続中、66kgの壁が厚い

世の中では、朝バナナダイエットもそろそろ飽きられたようで、11月に入ってからは、スーパーなどで、バナナが品切れということはほとんどなくなり、いつでも買える状態に戻っている。

私自身はその後も朝バナナダイエットを続けている。次女が持っていた『朝バナナダイエット』(はまち。著、ぶんか社)の本も読んで、このダイエットは、まず著者自身が実践したものであること、著者の奥さんが栄養士で、バナナを食べて痩せるというのは、奥さんの発案であること、自分の体験だけで本を出すのではなく、「ミクシィ」でコミュニティを立ち上げてダイエット法を紹介し、コミュニティの参加者にも、成功者が増えたため、本として出版されることになったことなどを知った。(今回のブームに乗ってか、その前から計画されていたのかはわからないが『朝バナナダイエット』は、文庫化された)

朝バナナダイエットの基本にある考えは、体の疲れ、特に胃腸の負担を減らし、代謝を促進することで、体に有害な老廃物(=脂肪)をため込まないということにある。
「朝バナナを食べ、水を飲む」ということの狙いは、午前中の胃腸を疲れさせないということにある。著者が本来勧めるのは、朝、果物を一品と代謝に欠かせない水を飲むということで、食べる果物として「バナナ」が選ばれたのは、手で簡単に剥けて食べやすく、価格も安く、ダイエットのための経済的な負担が少ないということによる。
食事を単品で済ませるのは、多くの食材を一度に食べると、食材毎に消化にかかる時間が異なり、それだけ胃腸に負担がかかるからである。果物(=バナナ)は、消化時間も短く栄養価も高い、体に欠かせない栄養素を多く含むので、選ばれている。

また、「就寝前4時間には夕食をすませる」、「夜12時までには寝る」という、朝バナナダイエットのもう一つに基本は、就寝中の胃腸に負担を抑え、消化を促進することにあり、私の実感では、このもう一つも基本を守ることこそが、朝バナナダイエットの成否を決めるように思う。


私の実践は、11月に入り、1週間の平均値で66kgの壁に突き当たり、その後もそこで足踏みしている。1日単位でみれば、65kg台を記録する日もあるが、1週間でみると、飲み会が入ったりすると、どうしてもその日は一時的に体重が増えてしまう。65kg台も目前なのだが、歯がゆい限りだ。12月に入れば、忘年会も多くなる。
なんとか、胃腸に過度な負担を与えないようにしつつ、66kgの壁と突破したいと思っている。

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2008年11月17日 (月)

小林明子の2ndアルバム「心のままに」のCD(コンパクトディスク)を買う

徳永英明が歌いベストセラーとなった女性ヴォーカルのカバーアルバム「VOCALIST」シリーズ3部作。3作目の「VOCALIST3」の冒頭を飾り、シングルCDも発売されたのが、小林明子の「恋におちて-Fall in love-」である。1985年の小林明子のデビュー曲であり、当時の大ヒットドラマ「金曜日の妻たちへⅢ」の主題歌だった。注目ドラマの主題歌だったこともあって、曲もオリコンヒットチャート1位を記録、1985年の年間3位にもなった。

そのヒット曲「恋におちて-Fall in love-」を含む1stアルバムが「FALL IN LOVE」。その後を受けた2ndアルバムが「心のままに」である。小林明子の透き通った歌声が好きで、この2作のアルバムは、よく聴いていた。
発売当初の1985年は、まだアナログレコードが主流の時代で、コンパクトディスク(CD)プレーヤーもまだ高級オーディオ機器だった。これらの曲を聴くには、アナログのLPを買うか、カセットテープに録音されたミュージックテープを買うかだった。(LPを買い、それをカセットデッキでカセットテープに録音して聴くというのが、最も一般的な音楽の楽しみ方だった)
当時、独身寮住まいだったため、狭い部屋にはカセットレコーダーしかなく、また「walkman」などの携帯カセットプレーヤーで音楽を聴くのがオシャレであり、カーステレオもカセットテープが中心だったため、「FALL IN LOVE」、「心のままに」ともミュージックテープ版を買った。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、CDの販売枚数がLPを上回ったのが1986年とのことである)
しかし、その後、ほどなくCDの時代が到来。カセットテープは、熱や湿気に弱く、私が揃えた市販のミュージックテープやLPから録音したテープも多くは、音質が悪化して聴けなくなったものが増え、何回か転勤を重ねる中で、ゴミとして捨てられてしまった。(特に、夏と冬の寒暖の差が大きく、多湿な富山の気候は、テープには厳しい環境だった)

1週間ほど前に書いたように(2008年11月11日:「かつて聴いた歌を再び聴きたい」)、当時聴いた歌を最近無性に聴きたくなって、CDを買おうと思って探すと、CD自体が発売されていないか、発売されていても、すでに廃盤になっているものがほとんどである。レンタルショップでも、古いCDはほとんど扱っておらず、ヒット曲を残した歌手であれば、ベスト盤が置いてある程度だ。
西島三重子などは、世間的にはマイナーな存在だったので、70年代後半から80年代前半のワーナー・パイオニア時代のLPは1枚もCD化されていない。

小林明子は、80年代後半に登場しているので、いったんLPで出たアルバムもCD化されているのだが、ヒット曲「恋におちて-Fall in love-」を含む1stアルバム「FALL IN LOVE」は、廉価盤に形を変えていまでも販売されてものの、2ndアルバムの「心のままに」は、CDも廃盤になってしまっている。
1週間ほど、「心のままに」をネットオークションなども含め、いろいろ探してみた。新品が、一部のネットCDショップで発売時の価格(3200円)前後で扱っているのと、中古品であれば、1000円~1500円程度で売られいるのがわかった。しかし、売り物自体、非常に少ない。東京・神保町にある中古CDショップで1500円+消費税を払って買ってきた。家に戻って、中を確認したが、CDの盤面にほとんど傷もなく、ジャケットに染みなどもなく、納得できる買い物だった。

曲も、20年ぶりに聴くような曲もあり、懐かしかった。そういえば、CDを探しに行ったレンタル店の中には、小林明子など80年代に流行ったアイドルやニューミュージックの歌手は、ひとくくりにして「なつメロ」というコーナーにまとめられていた。
私の感覚では「なつメロ」=演歌なのであるが、80年代ポップスも、すでに「なつメロ」に分類されている知って、自分が年をとったことを実感せずにはいられなかった。

なお、2つのアルバムの収録曲は以下の通り
「FALL IN LOVE」(1985年11月30日発売)
(1)恋におちて~Fall in love~(1stシングル)
(2)Stardust Memories
(3)Misunderstandings
(4)優しくだまして
(5)冬の園
(6)もう二度と秘密の恋なんかしない
(7)ダイアリー
(8)夏の終りに
(9)あなたに素敵なプレゼントあげたいな

「心のままに」(1986年9月3日発売)
(1)心のままに~Morning Wish~
(2)スーパースターの場合は
(3)アリスは迷子
(4)雨の日曜日
(5)天使の剣
(6)Thief in the Night
(7)Say No More
(8)WHY?
(9)真実(2ndシングル)
(10)愛はエナジー(3rdシングル)
(11)恋におちて~Fall in love~(英語ヴァージョン)

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2008年11月16日 (日)

第21期竜王戦七番勝負は挑戦者羽生善治名人が3連勝で永世竜王・永世七冠に王手、渡辺明竜王の奮起は?

先週木曜日・金曜日(2008年11月13日・14日)に、第21期竜王戦七番勝負第3局が岩手県平泉で行われ、急戦模様の将棋は、挑戦者で後手番だった羽生名人が86手で勝ち3連勝とし、竜王位奪回にあと1勝とした。
羽生名人が、今回竜王位を獲得すれば、通算7期獲得で、初の永世竜王の有資格者となり、これまで揃えた竜王位以外の6タイトルの永世称号(19世名人・永世棋聖・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将)とあわせ、永世七冠も達成することになる。
さらに、現時点での四冠(名人・棋聖・王座・王将)に竜王を加え、五冠を保持することになる。

将棋界の七番勝負でのタイトル戦で、3連敗後の4連勝という記録はなく、データ上は防衛が相当苦しくなった渡辺竜王だが、ここから逆境をはね返し、羽生名人を相手に4連勝を飾り、竜王位5連覇で永世竜王位獲得となれば、これもまた一つのドラマである。

現在発売中の月刊誌『将棋世界』2008年12月号では、17世永世名人の有資格者でタイトル獲得27期の実績を持つ谷川浩司九段が連載中の「月下推敲」の中で、今回の第21期竜王戦七番勝負について取り上げ、渡辺明竜王の最近の成績に触れている。

「余計なお世話です。と本人に怒られそうだが、平成14年度以降の渡辺の成績を記してみた。
もちろん、勝率などは素晴らしいが、気になるのはタイトル挑戦の少なさ。(中略)20代前半は全ての棋戦でタイトル争いをするくらいの勢いがほしいところで、ちょっと物足りない。(中略)
トップ棋士というのは、タイトルを獲得して、それを失って初めて一人前になる、と私は考えている。(中略)
竜王のタイトルを持ち続けることが、皮肉にも渡辺の飛躍を妨げているとはいえないだろうか。
竜王戦で渡辺が破ってきた相手は、森内、木村、佐藤、佐藤。いずれもトップ棋士である。だが、第一人者である羽生の名前はまだない。
今回、羽生が挑戦者になったことは渡辺にとってもよかったと思う。
もし、負けたとしても、その相手が羽生であればまた一から出直せばよい。勝てばこれは誰にも文句を言わせない。胸を張っての永世竜王である。」
(『将棋世界』2008年12月号、98~99ページ)

「トップ棋士は、タイトルを獲得して、それを失って初めて一人前になる」との谷川九段の言葉は、数々のタイトルを獲得し、それと同時に失いもしたトップ棋士としての重みがある。
失ったタイトルを取り返し、タイトルを失った悔しさをバネに、また別のタイトルを取ることで、棋士は成長し、飛躍するということであろう。

私は一素人将棋ファンとして棋士の経歴を見るとき、まず「タイトル獲得経験があるか?」、次に「獲得したタイトルを防衛したことがあるか?」あわせて「二つ目のタイトルの獲得経験があるか?」の三つを見るようにしている。
二つ以上のタイトルの獲得経験があり、タイトル防衛経験もあることが、天才集団の棋士の中でも、さらに「一流」と言える条件なのではないかと思う。防衛の回数が増えれば、いつかは永世称号保有者となる。永世称号を取るためには最低でも5期タイトルを保有する必要があり、永世称号保有棋士となれば「超一流」と言えるのではないかと思う。

谷川九段の渡辺竜王に対するコメントは、竜王防衛はしているが、竜王の次のタイトルが取れていないということを言っているとも言えるだろう。

現在のタイトルホルダー、A級棋士を上記の観点に、更に、③タイトル獲得経験あり(1期)、④タイトル挑戦経験ありという2ステップを加えて、分類してみると次のようになる。

①「複数タイトル獲得経験あり(含む失冠後再獲得)」かつ「タイトル防衛経験あり」
羽生善治名人、谷川浩司九段、佐藤康光棋王、森内俊之九段、丸山忠久九段
②A「複数タイトル獲得経験あり(含む失冠後再獲得)」
郷田真隆九段
②B「タイトル防衛経験あり」
渡辺明竜王、藤井猛九段、深浦康市王位
③「タイトル獲得経験あり(1期)」
三浦弘行八段
④「タイトル挑戦経験あり」
木村一基八段、鈴木大介八段

タイトルを獲得するには予選を勝ち抜いて挑戦者となった上で、さらに七番勝負や五番勝負で、タイトルホルダーに勝利しなければならない。一度のタイトル獲得なら勢いということもあり得るが、二回以上となると、ある程度の力がなくてはできなだろう。
一方、獲得したタイトルを防衛するのも楽なことではない。並み居る強豪を倒してただ一人残った挑戦者を退けるためには、タイトル戦に向け調整も必要であろう。複数獲得と防衛の両方をなし得て、本当のトップ棋士といえるのだと思う。

私は、個人的には、郷田真隆九段を応援しているが、郷田九段は王位1期、棋聖2期の獲得経験はあるが、いずれも防衛に失敗している。なんとか、はやく4回めのタイトル獲得と初の防衛を実現させてほしいと思っている。

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2008年11月15日 (土)

将棋第67期A級順位戦5回戦第5局、1敗の丸山忠久九段が木村一基八段に敗れ、本当に3勝2敗5名と2勝3敗5名になってしまった混戦のA級

昨日(2008年11月14日)、A級順位戦5回戦の最終第5局となる丸山忠久九段(3勝1敗)vs木村一基八段(1勝3敗)の一戦が行われた。ここまでの、5回戦の4局の結果、対戦する2人以外の8名は3勝2敗が4名と2勝3敗が4名という星勘定になっている。
丸山九段が勝つと単独トップに躍り出るし、敗れた木村八段は単独最下位となり、今期の順位が5位とはいえ、これからの戦いはA級残留のための戦いとなる。どちらも負けたくない一戦である。

将棋の内容は、後手木村八段の一手損角換わりの展開となったが、途中、丸山九段の角取りに対して、木村八段が丸山九段の読みになかった一手で返し、最終的に丸山九段が角を切って角金交換を迫られることとなり、それ以降は木村八段ペースだったようだ。丸山九段は活路を求め、細いながらも攻めを続けたが、続かず、木村八段が攻勢に転じたところで丸山九段が投了した。
これで丸山九段が3勝2敗、木村八段が2勝3敗となり、5回戦を終わったところで、3勝2敗5名、2勝3敗5名というまれに見る混戦となった。前期が、4回戦終了時点で2勝2敗の棋士がおらず、4勝2名、3勝1敗3名、1勝3敗3名、4敗2名と上位5名、下位5名にくっきりと分かれたのとは対照的な展開である。

私は、5回戦の第1局の佐藤棋王vs谷川九段の一戦が終わったところで、5回戦の残り4局に関して
「偶然とはいえ不思議なもので、3勝1敗の3人がそれぞれ1勝3敗の3人と対戦する。ここで、1勝3敗の3名が全員勝つと、5回戦終了時点で3勝2敗が5人、2勝3敗が5人という大混戦になるが、果たしてどういう結果になるだろうか。」
と書いたのだが、まさか実現するとは思わなかった。

過去の順位戦の全成績を記録している「将棋順位戦データベース」というホームページで、過去の記録を遡ってみたが、現在のような形での記録が残っている第8期以降、こんな記録は一度もないようである。今期のA級昇級者である鈴木大介八段も深浦康市王位も、再昇級であり、2人とも過去A級在籍時には平均すると4勝5敗ペースの成績を残していること、一方、昨年までA級にいた羽生名人が名人となってA級から抜けたことで、ますます実力伯仲になったのだろう。それぞれ、相性のよしあしのようなものもあり、大負けするような棋士が1人もいなくなった。

6回戦は、12月5日に2勝3敗同士の対戦(木村八段vs鈴木八段)があり、3勝2敗同士の対戦(郷田九段vs丸山九段)もあることから、全員が3勝3敗になることはない。
しかし、残り3局は3勝2敗と2勝3敗の対局であり、ひょっとすると、6回戦終了後に、4勝2敗1名、3勝3敗8名、2勝4敗1名ということも、今期の混戦ぶりを考えるとあり得ない話でもないかも知れないと考えてしまう。

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2008年11月14日 (金)

35万アクセス到達!

今日(2008年11月14日)の19時過ぎに、このブログ「栄枯盛衰・前途洋洋」の総アクセス数が35万アクセスに達した。
30万アクセスの達成が9月11日なので、2ヵ月余で5万アクセスを記録したことになる。この間、1日あたりの総アクセスで、

9月13日:1,772アクセス(過去最高)
9月18日:2,096アクセス(過去最高)
9月20日:1,902アクセス
10月22日:2,060アクセス

と1日1,500アクセスを超える日が4日あった。
それぞれの日に一番アクセスに多かった記事とその記事のアクセス数は以下の通りである。

9月13日:羽生善治名人強し、第21期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局は180手の激闘の末、木村一基八段を破り竜王戦でも挑戦者に(957アクセス)


9月18日:羽生特急止まることなし、第56期王座戦五番勝負第2局でも挑戦者の木村一基八段を退け防衛まであと1勝 (980アクセス)

9月20日:羽生善治名人の更なる活躍のおかげで、念願の1日2000アクセス達成!!(759アクセス)

10月22日:第21期竜王戦第1局【梅田望夫観戦記】を読んで「人間が人間と戦う将棋の面白さ」を考える(877アクセス)

どれも、直接、間接に将棋の羽生善治名人に関係するものである。9月18日に記録した1日2,096アクセスは、今日に至るまで1日アクセスの最高記録である。

改めて、羽生善治名人の人気が根強いものだとわかるし、社会が圧倒的な強さを示すヒーローを待望しているのだなと思う。

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2008年11月13日 (木)

「朋遠方より来る有り、 亦楽しからずや (有朋自遠方来 不亦楽)」、富山の友来る

今日は、10年ほど前の富山に勤務していた頃にお世話になったMさん出張でが上京され、飯田橋で飲んだ。論語の「朋遠方より来る有り、 亦楽しからずや」との言葉を思い出した。

私が富山に赴任したのは1995年12月、2000年10月に東京に戻るまで4年10ヵ月を富山で過ごした。
人口100万人の富山県のほぼ中央に位置する富山市、海に出るには車で30分、山(立山)の登山口まで車で1時間という自然に恵まれた環境だった。温泉も県内至る所に湧き出ていて、銭湯が温泉だった。季節感にもあふれていて、2週間毎に季節が変わるのが、全身で感じられた。日本の四季を感じさせてくれる場所だった。

Mさんは、その私の約5年の富山生活の中で、取引先の関係者の中で最も親しくなった人である。私が課長代理で富山に赴任した時、彼も最も大切な取引先の課長代理で、その後栄転して、直接の関係がいったん途切れたが、私が富山の支店で課長に昇進したら、しばらくして相手も当方との窓口の課長に戻ってきた。
その間、プライベートでも家族ぐるみのつきあいになり、一緒にスキーにいったり、キャンプに行ったりと、私はMさんを通じて富山という地域そのものを知った

富山から戻って8年。その間、彼と会ったのは、1回だけであり、この7年ぐらいは会っていない。年賀状のやりとりだけはしているが、本当に久しぶりだった。しかし、Mさんは当時と全く変わることなく、あっという間に3時間が過ぎた。

いつか、もう一度富山を訪ねたいものだと思う。

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2008年11月12日 (水)

将棋第67期A級順位戦5回戦、第3局は鈴木大介八段は森内俊之九段に勝利、第4局は郷田真隆九段が藤井猛九段を破り、3勝2敗4名と2勝3敗4名の大混戦

今週は将棋のA級順位戦5回戦の残り3局が一気に行われる一週間。

2008年11月10日(月)に行われた森内俊之九段(3勝1敗)vs鈴木大介八段(1勝3敗)の対戦。後手の鈴木八段の中飛車に対し、先手森内九段は玉を穴熊で固め、攻めかかる。鈴木玉は最後には、周りのマス目8マスに駒が1枚もなくなるまで丸裸にされたが、森内九段も決め手がない。鈴木八段は自玉が丸裸の状況から、森内陣の穴熊攻めを敢行。森内玉を穴からあぶり出し、156手に及ぶ激戦を制し、貴重な2勝目をあげた。敗れた森内九段は3勝2敗となり挑戦者レーストップから一歩後退。

今日(2008年11月12日(水))は、郷田真隆九段と藤井猛九段の2勝2敗同士が、挑戦者レース勝ち残りを賭けて対戦した。
先手郷田九段は居飛車。後手で振り飛車党の藤井九段は向かい飛車とそれぞれに相応しい戦型を採用。藤井九段は穴熊を目指して、香を上がり△9一玉と潜ったが、郷田玉が8筋中段で玉頭が薄いことも、その後、△2二にいた飛車を△8二に戻すという、これまであまり指されたことがないと思われる大胆な戦いを仕掛ける。
中盤から終盤にかけ、藤井九段の波状攻撃を郷田九段が受けるという構図。藤井九段は次々と攻め手を繰り出して郷田玉に迫るが、郷田九段もなんとか凌ぐ。最後は、藤井九段の攻めが途切れ、郷田九段が反攻の一撃を繰り出したところで、藤井九段の投了となった。
素人目には、藤井陣も即詰みがあるわけではなく、もう少し頑張れるのではないかと思っていたが、自分の言い分がある程度通って、攻めの主導権を握りながら、攻めきれなかった時点で、勝負あったと思ったのかもしれない。終了時刻は23時43分で、日付が変わる前に決着した。
一刀流とも呼ばれ、切れ味鋭い攻め将棋が本分の郷田九段であるが、今回は受け勝ちであった。
これで郷田九段は2連勝2連敗のあとの貴重な白星をあげ、3勝2敗と一つ勝ち越し。1敗で先行していた三浦八段、森内九段が相次いで敗れたこともあり、挑戦者レースで、再浮上である。
1回戦から●(対谷川)、○(対木村)、●(対三浦)、○(対深浦)と勝ち負けが交互に続いてきた藤井九段は、●(対郷田)と引き続き白黒が交互に続くこととなった。

A級は1敗者が続けて敗れたことで、大混戦となっており、現時点でA級10名の成績は

3勝1敗:丸山忠久九段(順位4位)
3勝2敗:森内俊之九段(1位)、三浦弘行八段(2位)、郷田真隆九段(3位)、佐藤康光棋王(8位)
2勝3敗:藤井猛九段(6位)、谷川浩司九段(7位)、鈴木大介八段、(9位)深浦康市王位(10位)
1勝3敗:木村一基八段(5位)

となった。

5回戦の最終局、丸山忠久九段(3勝1敗)vs 木村一基八段(1勝3敗)戦は明日(2008年11月13日(木))行われる。

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2008年11月11日 (火)

かつて聴いた歌を再び聴きたい

最近になって、20代の頃よく聴いていた歌をもう一度聴いてみたいと思うようになった。きっかけは、今年の夏、大学生の頃、夢中になってLPを聴いていた西島三重子のコンサート・ライブに行ったことだろう。

私がいわゆる本格的なファンとしてよく聴いた歌手の系譜は、大まかに言うと、中学・高校時代が山口百恵、大学時代が西島三重子、社会人になってからが岡村孝子という流れである。洋楽では、大学時代、バリー・マ二ロウが好きで、これも当時出ていたLPは全部揃えた。ファンとまではいかなかったが、社会人になって、岡村孝子に加え、よく聴いたのか、村下孝蔵の初期の作品と、デビュー直後の小林明子である。

ファンとして歌を聴き続けたのは、岡村孝子が最後で、彼女がソロデビューしてから5年程度で、それまでは新しいアルバムが出るたびに買っていたのだが、ある時期から新しいアルバムを聴いても新鮮さを感じることがなくなって、買うのをやめてしまった。
ちょうど、80年代から90年代へ移り変わる頃だったと思う。その後は、1人の歌手をファンとしてじっくりことはなくなった。

改めて並べてみると、魅力を感じて聴いた歌手は、山口百恵の後は、皆シンガー・ソング・ライターで、それぞれに独自の世界を持っており、特に歌詞を生かした曲作りだったように思う。
ある時期から、1人の歌手をじっくり聴かなくなったというのは、それだけ、魅力を感じさせる歌手がいなくなったという気もするし、結婚して子どもも生まれたりということもあり、現実の生活に追われ、歌をゆっくり味わって聴く余裕がなくなっていたのかも知れない。あるいは、30代の自分が抱えていた思いに対して応えてくれるような歌を作る歌手がいなかったということなのかも知れない。

50代に手が届く年になった今になって、かつて聴いた歌を聴きたいと思うようになったのは、やはり年を取ったということだろうか。

私が社会人になったには1983年だが、ちょうどその頃は、音楽の媒体がアナログレコードからデジタル化されたコンパクトディスク(CD)への移行期であった。当時、LPで発売されていたアルバムにはCD化されていないものがあったり、当時はCD化されていても、廃盤になってしまっているものも多い。目下、ネットでのオークションや中古CDショップでお目当てのアルバムを探しているところだ。

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2008年11月10日 (月)

2008年11月上旬の東京の気温

今朝、出勤の時、ずいぶん肌寒い感じがした。また、この数日、日中も寒さが増してきた気がして、週末にはいよいよストーブを出した。気になって、 東京に気温のデータを調べてみた。



11月10日の東京の最適気温は9.7℃で、いよいよこの秋初めて10℃を割り込んでいた。最高気温もこの数日一気に落ちており、季節の変わり目にさしかかったところかも知れない。

そろそろ、マスクをしている人もちらほら見かけるようになった。今度の週末には、インフルエンザの予防接種に行こうかと思う。

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2008年11月 9日 (日)

将棋第67期A級順位戦5回戦第2局は、三浦弘行八段vs深浦康市王位戦は、三浦八段が新手を放つも深浦王位が勝利

一昨日(2008年11月7日)に、第67期A級順位戦5回戦第2局の三浦弘行八段vs深浦康市王位戦が東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた。
第60期(2001年度)にA級に昇級して以来、今期で8期連続でA級棋士の地位を維持してきた三浦八段だが、これまでの成績は
第60期(2001年度)3勝6敗(8位)
第61期(2002年度)4勝5敗(7位)
第62期(2003年度)5勝4敗(5位)
第63期(2004年度)4勝5敗(7位)
第64期(2005年度)3勝6敗(8位)
第65期(2006年度)4勝5敗(8位)
第66期(2007年度)7勝2敗(2位)
となっている。前期(66期)は7回戦まで6勝1敗と快走し、羽生名人と最後まで挑戦者争いを演じたが、それまではなかなか勝ち越せず、7位か8位がほとんどで、8回戦や最終戦まで降級候補に名を連ねながら、なんとか残留を勝ち取るということの繰り返しだった。昨年は、年内に勝ち越し・残留を決め、気分よく新年を迎えられたはずだ。

A級棋士10名といっても、前期の成績で1位から10位までの順位が着く。相星の場合の降級は、順位が下位の棋士からなので、上位3位までに入っていれば、4勝でも残留が確定する(最大の混戦は理論上5勝4敗5名、4勝5敗5名というケースであり、順位6位阿から10期までの下位5名が5勝4敗、順位1位から5位までの上位5名が4勝5敗というケースでは、4勝5敗の上位5名のうち順位が4位・5位の2名が陥落し、順位1位阿から3位は残留できる)。今期の三浦八段の順位2位というポジションは、残留争いにおいては、確実に1勝分有利なポジションということになる。
とは言え、A級棋士である以上、誰でも目指すにはA級を制して、挑戦者となり、将棋界伝統のタイトル名人位を手にすることだろう。
現在、3勝1敗が森内九段、三浦八段、丸山九段と3人いる中で、5回戦も勝ってトップを維持したいに違いない。

一方の深浦康市王位は、第49期王位戦七番勝負で最強の挑戦者である羽生善治名人・四冠を4勝3敗で防衛を果たし、段位もタイトル獲得3期の規定で八段から九段に昇段した。今年の最大の目標を達成したと言えるだろう。しかし、深浦王位にとってのもう一つの悲願はA級の地位を維持することである。三浦八段と同じ期間で、成績を見ると
第60期(2001年度)B2-  9勝1敗(1位)→B級1組へ昇級
第61期(2002年度)B1-  7勝4敗(4位)
第62期(2003年度)B1- 11勝1敗(1位)→A級9位へ昇級
第63期(2004年度)A級-4勝5敗(9位)→B級1組へ降級
第64期(2005年度)B1- 10勝2敗(1位)→A級9位へ昇級
第65期(2006年度)A級-4勝5敗(9位)→B級1組へ降級
第66期(2007年度)B1-  9勝3敗(2位)→A級10位へ昇級
となっており、第63期に A級に昇級してからは毎期A級と B級1 組の間を行ったり来たりである。A級では2度とも4勝5敗で降級しているが、残留した三浦八段と同成績であり、悔しさもひとしおだろう。
しかし、今期もここまで1勝3敗。三度目のA級復帰という精神力には脱帽するが、幕尻の10位だけに5勝して勝ち越さないことには、安心できない。ここで敗れて1勝4敗となると、ほとんど後がなくなる。

将棋は後手の深浦王位の「一手損角換わり」の展開に、途中、三浦八段が角を深浦陣に打ち込むという新手を繰り出し、前例のない展開になった。三浦八段が攻める展開で、三浦八段が深浦王位の飛車を取り、深浦王位が三浦八段の角を取りと大駒を取り合う展開になり、さらに三浦八段が深浦玉を横から攻めるが、やや及ばない。
三浦八段の攻めが小休止したところで、深浦王位が反撃に出る。深浦王位は、三浦玉を横と上から挟撃する態勢を構え、徐々に包囲網を狭めていく。
最後は、深浦玉が上部に逃げ道が広がっているのに対し、三浦玉は挟撃で逃げ場がなくなり、三浦八段の投了となった。

三浦八段は3勝2敗となり挑戦者争いから一歩後退。深浦王位は2勝3敗として勝ち越し・残留に望みをつないだ。

現時点でA級10名の成績は
3勝1敗:森内俊之九段(順位1位)、丸山忠久九段(4位)
3勝2敗:三浦弘行八段(2位)、佐藤康光棋王(8位)
2勝2敗:郷田真隆九段(3位)、藤井猛九段(6位)
2勝3敗:谷川浩司九段(7位)、深浦康市王位(10位)
1勝3敗:木村一基八段(5位)、鈴木大介八段(9位)
となった。

まだまだ、誰が挑戦者となり、降級となるか予断を許さない状況だ。

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2008年11月 8日 (土)

第50期王位戦、郷田真隆九段が中田功七段を破り予選6組準決勝進出を決める

日本将棋連盟のホームページ「最近1週間の結果」が更新され、昨日(2008年11月7日)行われた第50期王位戦の予選6組の郷田真隆九段vs中田功七段戦の結果が掲示された。先手:中田七段vs後手:郷田九段戦の結果は郷田九段の勝ち。
郷田九段は、予選6組の準決勝に進み、すでに準決勝に勝ち上がっている小倉久史七段と対戦することが決まった。予選6組のもう一組の準決勝は、山崎隆之七段vs小林健二九段。この4名の中から、勝ち残った1名が深浦康市王位への挑戦権を紅白のリーグに分かれて争う挑戦者決定リーグ入りする。

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前期の挑戦者決定リーグの紅白各組の上位2名に入り残留しているのは、挑戦者だった羽生善治名人、羽生名人と挑戦者決定戦を戦い敗れた橋本崇載七段、丸山忠久九段、阿久津主税六段の4名。この4名に、新たに1組~8組までの予選トーナメントを勝ち上がった8名を加えた12名が6名ずつ紅白2組に分かれて、リーグ戦を戦い、紅白の各リーグのトップが挑戦者決定戦を戦う。

郷田九段はあと2勝でリーグ入りである。郷田九段にとって、王位戦は1992年の第33期に、四段で予選を勝ち抜き、当時、王位に加え竜王・棋聖・王将のタイトルを保持していた谷川浩司四冠に挑戦し、4勝2敗で初めてのタイトルを獲得した思い出の棋戦である。
翌年(1993年、第34期)、挑戦者として登場した羽生善治三冠(竜王・王座・棋王)に4戦全敗でタイトルを奪われたが、翌年(1994年、第35期)、翌々年(1994年、第36期)とリーグ戦、挑戦者決定戦を制し、羽生王位にリターンマッチを挑んでいる。結果は93年が3勝4敗、94年2勝4敗と及ばなかったが、その後も挑戦者リーグには、2001年の第42期まで名を連ねた。その間、2回、挑戦者決定戦まで進出している。
しかし、2001年の第42期の挑戦者リーグ白組で3勝2敗の3位となり、リーグから陥落して以降は、予選トーナメントを勝ち抜けていない。前期は、リーグ陥落以降初めて予選トーナメント決勝まで進んだが、決勝で島朗八段に敗れた。

予選トーナメント通過まであと2勝。今期こそは、リーグ入りを果たし、挑戦者となって、17年ぶりに王位タイトルを奪回してほしいものである。

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2008年11月 7日 (金)

男と女の成り立ちを探る福岡伸一著『できそのないの男たち』を読む

昨年、『生物と無生物のあいだ』でサントリー学芸賞を受賞した福岡先生の新著が出たと新聞で知った私は、すぐさま書店で買い求めた。前著『生物と無生物のあいだ』が、生物とは、生きているとはどういうことかについて、分子生物学の歴史や、その中での研究者たちの生き様も交えて興味深く語った作品だったのに対して、光文社新書の2008年10月の新刊として出された本書『できそのないの男たち』は、生物学の立場で見たときのオスとメスの違い、人間においては男と女の違いがどのようになっているのかを、前著のように自らの体験、学界での研究の歴史、その人間ドラマも交えて語ったものである。



著者曰く、昆虫のアリマキには、春から秋にはメスしか存在せず、メスがメスを産む。冬を迎える時だけ、メスばかりを生んでいたメスが急にオスを産み、オスとメスが交尾をし産卵し越冬する。無事に冬を越えると、卵から孵化するのは全てメスで、またメスだけでメスばかりを産み続ける。

男の立場から見ると、「アリマキのオスは何のために冬を迎える時にだけ産まれるのか?」と思ってしまう。

著者は「強い縦糸と細い横糸」という節を設けて、その疑問に答えてくれる。

「母が自分と同じ遺伝子を持つ娘を産むこの仕組み、すなわち単為生殖は、効率がよい。今でも単為生殖で増殖している生物はアリマキを始めたくさん存在する。好きなときに、誰の助けも必要とせず子どもを作ることができる。現在、二つの性を持つ生物がその一生を費やさねばならないコートシップの営為、つまり生殖にいたるための様々な面倒な手続きが一切不要であるから。
しかし、この単為生殖のシステムにはひとつだけ問題点があった。自分の子どもが自分と同じ遺伝子を受け継いで増えていくのはよい。しかし、新しいタイプの子ども、つまり自分の美しさと他のメスの美しさをあわせ待つような、いっそう美しくて聡明なメスを作れないという点である。環境の変化が予想されるようなとき、新しい形質を生み出すことができない仕組みは全滅の危機にさらされことになる。(中略)
メスたちはこのとき初めてオスを必要とするようになったのだ。
つまり、メスは、太く強い縦糸であり、オスはそのメスの系譜を時々橋渡しする、細い横糸の役割を果たしているに過ぎない。生物界においては普通、メスの数が圧倒的に多く、オスはほんの少しいればよい。アリマキのように必要なときにだけ作られるものある。(中略)
ママの遺伝子を、誰か他の娘のところへ運ぶ「使い走り」。現在、すべての男が行っているのはこういうことなのである。アリマキのオスであっても、ヒトのオスであっても。」(福岡伸一著『できそこないの男たち』183から184ページ)

自分の母親の顔を思い出し、妻と子ども3人を見て、そういうことかと改めて思った次第である。3人の子が、激動する現在の世界で生き抜き、生き残る力を備えていることを祈るのみである。

<関連する記事>
2008年4月15日:福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』を読み始める
2008年4月17日: 生命の不思議を感じさせてくれる福岡伸一著『生物の無生物のあいだ』を読み終わる
2008年4月20日:福岡伸一著『プリオン説はほんとうか?』を読み始める

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2008年11月 6日 (木)

将棋第67期A級順位戦5回戦第1局、佐藤康光棋王と谷川浩司九段の2勝2敗同士の対戦は佐藤棋王に軍配

A級順位戦も折り返し点となる5回戦が始まった。最初のカードは、2勝2敗同士の対戦となる佐藤康光棋王vs谷川浩司九段戦。昨日(2008年11月6日)の午前10時から、谷川九段の活動の拠点である大阪の将棋会館で行われた。

後手谷川九段の「一手損角換わり」。棋譜中継を見ていると、あまり谷川九段がぱっとしない展開であった。しかし、手順でいつの間にか、居玉で戦っていた谷川陣が銀矢倉に。双方攻め手を欠くのか中盤は玉の守りを固める。
終盤になって、谷川九段は飛車を失い、さらにその飛車で王手角取りを食ってしまう。大駒4枚をを相手に、谷川九段も粘るが攻めが続かず、最後は佐藤棋王の逆襲に即詰みに討ち取られてしまった。

これで佐藤棋王は3勝2敗と星ひとつ勝ち越し。 谷川九段は2勝1敗とした後、森内九段、佐藤棋王に連敗し、2勝3敗と一つ負け越しである。

今後の5回戦の4局は次の通り。
2008年11月7日(金)  ▲三浦(3-1)-△深浦(1-3)
2008年11月10日(月) ▲森内(3-1)-△鈴木(1-3)
2008年11月12日(水) ▲郷田(2-2)-△藤井(2-2)
2008年11月13日(木) ▲丸山(3-1)-△木村(1-3)

偶然とはいえ不思議なもので、3勝1敗の3人がそれぞれ1勝3敗の3人と対戦する。ここで、1勝3敗の3名が全員勝つと、5回戦終了時点で3勝2敗が5人、2勝3敗が5人という大混戦になるが、果たしてどういう結果になるだろうか。

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2008年11月 5日 (水)

米国大統領選挙でオバマ候補当選、米国民は変革を選択し、初の黒人大統領誕生

今日(2008年11月5日、米国時間では11月4日)、米国の大統領選挙の投票が行われ、民主党のバクラ・オバマ候補(47歳)が、共和党のジョン・マケイン候補(72歳)を破り、第44代大統領の座を射止めた。

「Change」をキャッチフレーズに掲げたオバマ候補は、マイノリティの黒人候補、47歳という若さである。米国民は、心から「変革」を願っているのであろう。

思えば、8年前、現ブッシュ大統領が民主党候補であるのゴア副大統領と激戦を演じ、なんとか大統領となったが、その後のブッシュアメリカが主導した世界の政治・経済では、ちっとも明るい話題がなかったように思う。
1.11のテロでNYの世界貿易センタービルの悪夢のような崩落、アフガニスタン、イランへの侵攻、最後の締めくくりがサブプライムローン延滞に端を発した世界金融危機である。
しばらく前に、どこかのTV番組でキャスターが、「現ブッシュ大統領の評価は、少なくとも第二次大戦戦後で最低ということは間違いなく、今後の金融危機への対応次第では、史上最低の大統領と評価されるかもしれない」という趣旨の話をしていた。
最終的な評価は後世の歴史家の筆を待つしかないが、あまり世界の平和とか安定のために役立ったという業績は思い出せない。
米国民には、ブッシュ路線の継承者にしか映らなかったであろうマケイン候補が敗れたのも、やむを得なかったのだろう。

サブプライム問題とか世界金融危機関連の本をしばらく読んでいたが、その後、もう少し長いスパンで物を見ている鈴木謙介著『サブカル・ニッポンの新自由主義』(ちくま新書)を読み、その後、ロバート・B・ライッシュ著『暴走する資本主義』(東洋経済新報社)を読んでいるが、それらを読んで思うのは、市場経済を全能と考え、規制緩和・効率化を第一とした政治・経済・社会の運営スタイル(新自由主義-『サブカル・ニッポンの新自由主義』、超資本主義-『暴走する資本主義』)では、その効果よりも、弊害の方が多くなってきて、見直す時期に来ているのではないかということである。

米国では、国民がそれを感じ、「Change」を掲げるオバマ候補を選んだのであろう。オバマ新大統領の経済顧問は、かつてFRB議長として米国のインフレ退治に辣腕を振るい、金融危機発生までの米国経済の発展の礎を築いたポール・ボルガー氏だそうである。
現在の世界同時金融危機という未曾有の混乱の中で、ボルガー元FER議長がオバマ新大統領にどんな策を授けるのか、しばらくは新大統領の経済政策が注目されることになるだろう。

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2008年11月 4日 (火)

スパムメール対策のため携帯電話のメールアドレスを変える

パソコンや携帯電話へのこちらの意向に関わりなく送りつけられる迷惑メール、スパムメールは本当に迷惑な話である。
パソコンのメールについては、プロバイダー側の迷惑メール排除サービス、ユーザー側が受信に使うメールソフトで工夫することで、かなりの確率でスパムメールを予め排除することができる。(それでも完璧とないえないけれど、耐えられない範囲ではない)

やっかいなのは、携帯電話の迷惑メール(スパムメール)である。2~3ヵ月前から、私の携帯電話にも、急に迷惑メールが送られて来るようになり、日に日に増える一方になった。以前は、携帯電話のメールで連絡を取り合うのは、家族と数人の知人だけだっただが、あるきっかけで携帯のメールで連絡をする人数の範囲を増やした途端に、招かれざる客が舞い込んでくるようになった。
最初は携帯電話に付属のブラックリストへの送信元のメールアドレス登録をしていたが、登録限度の100件はすぐに一杯になった。おまけに最近の迷惑メールは、ブラックリスト登録対策なのであろう、送信の都度にメールアドレスが変更されているので、ブラックリスト登録も効果がなかった。
最初は、1日に2~3通だったものが、最近は一晩で15~20通ほど送りつけられてくる。日中も、たびたびメール到着を知らせるバイブが作動する。しかし、ほぼ100%迷惑メール(スパムメール)である。こうなると、本当に必要なメールにすぐ反応できなかったり、見落としたり、間違ってスパムメールと一緒に削除したりということが起きかねない。

最近出た新潮新書の岡島裕史著『迷惑メールは誰が出す?』を読んでわかるのは、
①迷惑メールを出す側はそれなりに経済合理性が確保されており、事業として成り立ってしまうこと。
②現在のインターネットのメールシステムが性善説を前提に設計されており、迷惑メールのような悪用に対してほとんど無防備であること
の2つである。
しかし、ユーザー側に決定的な対策というものはなく、
①迷惑メールの送り手にメールアドレスを察知されないようネット上にメールアドレスの公開はしない
②機械的に作成可能な単純なメールアドレスを避ける
③迷惑メールには絶対返信しない
などの対策を積み重ねるしかない。

なんらかの形で迷惑メールの送り手にアドレスが知られてしまった場合、特に携帯メールの場合は、これといった撃退策はないようである。
現状で、最も有効な迷惑メール回避策は、結局にところメールアドレスを変更することしかないようだ。すでにメールアドレスを連絡している何人かの知人には、アドレスの変更連絡をしなくてはならないので、面倒だなとなかなか手が着かなかったのだが、昨日、ようやく変更した。@より前の部分を英字(4字)+数字(4字)の8文字から、数字(5)+英字(5)+数字(4)英字(3)の15字にしたが、はたして効果はどうであろうか。

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2008年11月 3日 (月)

誰も自分の「ものさし」持たず、本当に評価することができない時代を生き抜くにはどうすればよいのか?

【誰も自分の「ものさし」を持っていなかったサブプライム投融資】
サブプライムローンの延滞率上昇に端を発し、世界各国を震撼し続けている世界同時金融危機。あわせて10冊近く関連書籍を読んだが、その中で痛感したことが一つ。誰も自分たちが融資・投資の対象とするものについて、「自分たちのものさしでまともに評価をしていない」ということである。
サブプライムローンの最初の貸し手である米国の住宅ローン会社では、ローンの借り手である低所得者や信用リスクの高い人たちが30年にも及ぶローンを返済できるか、きちんと評価していない。証券化を行う、投資銀行などにローン債権を売却してしまえば、資金が回収できるからだ。(まとも評価していれば、貸せないだろう)
投資銀行などによって組成された証券化商品を購入する投資家も、おそらくその大部分はS&Pやムーディーズという格付会社が運用商品である証券化商品に付す「AAA(トリプルA)」や「AA(ダブルA)」という格付を鵜呑みして、どのようなリスクが生じた場合、どの程度の償還リスクがあるか、まとも評価していなかったに違いない。
そのため、今回の一連の騒動に中では、格付会社は証券化商品の組成の際に、投資銀行から格付の手数料を収受するという立場が、投資家の投資の際のリスク判断のための適切な指標を提供するという格付会社本来の役割と利益相反を起こしているとう批判がされている。いろいろなトラブル・騒動が起きると必ず対処療法的な規制強化が行われるが、今回の一連の金融危機の結果、格付会社の規制が強化されるのは必然だし、すでにそのような動きになっている。

しかし、悪いのは格付会社だけだろうか?と思う。そもそも、金融、銀行という仕事は、借り手である事業会社や個人に貸した資金の利払いと元金の返済が期日通り行われ、全額返済が行われて完結するものであり、そのために借り手に返済能力があるかを調査して、その是非を判断しなければならない。そこには、自分たちなり「ものさし(基準)」に基づいた評価が求められる。

金融や投資といった仕事が、自分たちなりの評価を放棄した途端、それは、プロフェッショナルな仕事ではなくなってしまう。誰にでもできる「バクチ」と変わらない。

【自分の「ものさし」を持たない時代】
よくよく考えてみれば、それは、金融や投資の世界に限った話ではなく、私たちの身の回りにあふれている。
会社組織では、人事評価がつきものだが、どれだけの上司が、人事セクションが、社員一人ひとりの強み弱み、潜在能力をきちんと評価して、正しい人事考課を行い、適材適所の配置ができているだろうか。結局、どれだけの営業成績を上げたかといった目に見えるもの、数字に表せるようなものしか評価対象にできない。
一方、自分が親として評価する側に回ることになる自分の子どもに対し、どれだけ本人の個性をみてやれているか?自分に自信が持てない親ほど、各教科のテストの点数、模擬試験での偏差値などに頼ってしまうのではないか。自分の「ものさし」で、子どもをみるのではなく、世間一般の「ものさし」で子どもを見てしまう。
世間一般の「ものさし」でなく、ひとりひとりが自分の「ものさし」を持って、世の中と向き合っていくことが、今回の世界同時金融危機のような世間一般の「ものさし」が役に立たなくなった時に生き残るために必要なことだろう。それのためのには、王道はなく地道に勉強し、自分でおかしいと思ったことは納得できるまで調べ確かめるということを繰り返していくしかない。
それは、手間がかかって面倒臭い。投資家が格付会社に投資先の評価をアウトソースしてしまったように、日常の価値判断を世間一般の「ものさし」に任せる人の方が、大勢を占めている。
そうなるとは、いくら自分も「ものさし」を持っていると言って叫んでみたところで、世間一般の「ものさし」で評価されることがなくては、そもそも現実の世界で生き残っていけず、負け犬の遠吠えで終わってしまう。
いずれ時代は変わるかもしれないが、現在を生き残らなければ、意味がない。

【生き残るためには】
結論はまったく陳腐な答えなのだが、自分の「ものさし」を身につけつつ、世間一般の「ものさし」でも評価される生き方をしなくてはならないということだと思う。
現在の世間一般の「ものさし」が、目に見えるもの、形として残るものしか評価できないなら、それをクリアしていくしかない。
私は、この数年、仕事に関わるいろいろな資格取得にチャレンジしてきたが、結局、世間一般の「ものさし」の中で、何とか生き残るためだったのだと改めて思う。
「資格」を持っていることが、仕事ができることの証明にならないことは、現場では誰もがわかっている。だから、無理して資格を取ったところで、何の役にも立たないというのが大半の人の思いである。しかし、現場で誰もがそう思っていても、資格のような目に見えるものに代わる世間一般の「ものさし」は何もないのだ。
「資格」を取ることは、生き残るために最低限必要なことで、その上で、何が残せるのかが本当の勝負だろう。「資格」というパスポートで何とか、生き残りを賭けた勝負をする土俵に上がり、そこで勝ち残ることで、世間一般の「ものさし」を、自分に「ものさし」に取り替えることができるのだと思う。

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2008年11月 2日 (日)

将棋第67期順位戦B級1組8回戦終了、単独トップの久保利明八段が行方尚史八段に敗れる

将棋の第67期順位戦のB級1組は、竜王戦第2戦が決着した10月31日に行われた。B級1組に在籍する渡辺明竜王は、ちょうど「抜け番」ということもあり、竜王戦にあわせて日程が組まれたのだろう。

前期A級からの降級ながら5勝1敗で単独トップに久保利明八段は、同じくA級からの降級の行方尚史八段との対戦。
行方八段は今期の順位戦は出だし1勝4敗と、A級からの降級の影響が懸念されたが、その後2勝して3勝4敗まで星を戻してきた。順位が2位と高順位のため今期の混戦のB級1組の状況を考えれば、残り全勝の8勝4敗で終えられれば、まだA級復帰の可能性も残されている。また、負けて3勝5敗となると今度は連続降級の悪夢も現実になりかねない。まずは、勝って4勝4敗の相星まで戻すことだろう。
先手行方八段の居飛車矢倉囲いに対し、後手久保八段がゴキゲン中飛車。行方八段は、途中角銀交換で角を犠牲にして久保陣に攻め込み「と金」作りに成功。その「と金」で久保陣の香車を取り、自陣に向かって攻めかけていた久保八段の角を威嚇のためその香車を自陣に打ち、角を追い払い、その自陣に戻った角をさらに追い詰め、先ほど角と交換した銀を飛車・角両取りに打ち込み、最終的には駒損を解消してしまう。その過程で、久保玉の守りの陣形はどんどんと崩されてしまった。捌きのアーティストと呼ばれる久保八段だが、飛車・角の動きをほとんど封じられ、これといった見せ場も作れないまま投了となった。行方八段のいいところばかりが出た将棋になった。

上位では、4勝2敗で続いていた杉本昌隆七段は山崎隆之七段を破り5勝2敗とトップに並んだ。同じく4勝2敗だった屋敷隆之九段は4勝3敗の井上慶太八段と対戦、井上八段が勝った。また、3勝3敗だった高橋道雄九段は、堀口一史座七段を破り4勝3敗とした。

8回戦終了時点でのB級1組13名の成績は以下の通り。
5勝2敗:久保利明八段(1)、杉本昌隆七段(11)
5勝3敗:井上慶太八段(9)
4勝3敗:高橋道雄九段(3)、渡辺明竜王(4)
4勝4敗:行方尚史八段(2)、阿部隆八段(5)
3勝4敗:北浜健介七段(8)
3勝5敗:山崎隆之七段(12)
2勝5敗:森下卓九段(10)
2勝6敗:堀口一史座七段(7)

昇級の可能性があるのは、行方八段までであろう。日本シリーズ連覇を狙う森下九段、渡辺竜王と並ぶ若手のホープで今期昇級組山崎七段は、降級の心配をしなくてはならない。次回9回戦の山崎vs堀口戦、10回戦の山崎vs森下戦が降級を占う戦いになりそうである。

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朝バナナダイエットの効果は1ヵ月余で約▲1kg、2008年10月の状況

TBSのテレビ番組のドリーム・プレス社で女芸人の各種ダイエットメニュー挑戦の番組を見て(放送は9月19日、10月31日に続報が放送されたらしいのだが、見逃してしまった)、朝バナナダイエットを試してみよう思い立った時点での私の体重は67kg前後。その2日前の17日には68.2kgあった。ちょうど、大腸内視鏡検査を受けほぼ1日絶食した効果で一気に1kgほど体重が減った直後で、このタイミングを逃すと今年は、できないで終わってしまうと思い、久しぶりに毎朝計測している体重のデータをエクセルでグラフ化した。やはり毎日データを記録するだけでなく、グラフ化してみると、中長期的なトレンドがよくわかる。

以前やっていたように、日々の体重の値を入力すると、併せて過去1週間の平均値も計算するようにセットした。平日と週末では、行動パターンも食生活も全然違うので、毎日過去1週間の平均を見ることで、日々の違いを平準化できる。
また、日々の数値を見て、前日より少しでも減らすことを目指すのは当然だが、1週間の平均値で減らすこと目標に加えることで、たとえ昨日の数値より改善されていなくても、せめて1週間前よりは少しでも減らすようにしようという意識が働き、大きくリバウンドすることの抑止力になるように思う。



朝バナナダイエットを思い立った時点で67kg前後あった体重は1ヵ月余で約▲1kg、66kgを切るか切らないかの水準まで落ちてきた。10月は中旬に小さなリバウンドがあったが、なんとか乗り切った。ここ数日間は、過去7日間の平均値で66kgの壁に遮られている。

グラフで振り返ると5月末と6月半ばに同じように過去7日間の平均値で66kgの壁があり、この時はここを乗り越えられずに、その後上昇トレンドに入ってしまった。なんとか、今度こそこの壁を乗り越えて、年内には昨年と同じ63kg台まで持って行きたいものだ。

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2008年11月 1日 (土)

2008年も10月下旬から一気に肌寒い季節に、気温推移グラフを見る

今日から11月。今日の東京は、昼間はうらうらと暖かく「小春日和」と呼んでも良い一日だったと思うが、先週一週間を思い出すと、一気に朝方の冷え込みが厳しくなったような気がする。
ちょうど10月が終わったこともあり、気象庁のホームページから東京の日々の気温のデータを入手して、1ヵ月ぶりに気温の推移のグラフを作ってみた。

<東京の9月・10月の気温の推移>



9月下旬に一気に気温が下がった後、10月は最高気温が20℃~25℃のレンジ、最低気温が15℃~20℃のレンジに収まっていたが、先週に入り、最高気温、最低気温ともぐっと下がっている。
グラフの最後の最高気温の跳ねは今日(11月1日)の数字で、3日ぶりに20℃台に戻ったようである。しかし、最低気温はあまり変わらない。朝晩の冷え込みは、やはり厳しくなっているということだ。

そろそろ街にもマスクをした人の姿を見かけるようになった。新型インフルエンザがいつ発生してもおかしくないと言われる昨今、まずは、自分の健康管理からはじめなくては。

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