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2008年12月 8日 (月)

将棋第58期王将戦挑戦者決定リーグ戦第7回戦同時対局、挑戦者は深浦康市王位に

12月に入り対局が進み、大詰めを迎えた第58期王将戦挑戦者決定リーグ戦は、今日(2008年12月8日)、最終第7回戦を迎え、3局同時対局となった。混戦の今期、佐藤康光棋王、丸山忠久九段、深浦康市王位の3人が挑戦の可能性を残している。

本日の対局は次の通り。(左が先手、○の中の数字は今期リーグでの順位)

深浦康市王位⑤(3勝2敗)vs丸山忠久九段④(3勝2敗)
郷田真隆九段⑤(2勝3敗)vs佐藤康光棋王②(3勝2敗)
久保利明八段①(2勝3敗)vs高橋道雄九段⑤(2勝3敗)
森内俊之九段③は3勝3敗で全日程をすでに終了。挑戦の目はないが、リーグ残留は確定している。

挑戦者の条件は4勝2敗で、
郷田vs佐藤戦で佐藤棋王が勝てば、深浦vs丸山戦の勝者とのプレーオフ。
郷田vs佐藤戦で郷田九段が勝てば、深浦vs丸山戦の勝者が単独挑戦となる。

また下位3名が対象となるリーグ陥落者は、
久保vs高橋戦で久保八段が勝てば、
久保八段は3勝3敗だが今期順位1位のため残留確定、高橋九段は2勝4敗で陥落。
今期順位5位の郷田九段は自らの勝敗(3勝3敗、2勝4敗)にかかわらず、陥落確定。
深浦vs丸山戦の敗者が3勝3敗だが、陥落。

久保vs高橋戦で高橋九段が勝てば、
久保八段は2勝4敗で下位2名以下が確定し、陥落。
その場合、今期順位5位で3勝3敗の高橋九段は、深浦vs丸山で深浦王位が勝て(4勝2敗)ば、郷田九段とともに陥落確定。
深浦王位が敗れ(3勝3敗)れて、郷田vs佐藤戦で郷田九段が勝て(3勝3敗)ば、順位5位の3人が全員3勝3敗となり、2人陥落、1人残留の決定戦になる。
深浦王位が敗れ(3勝3敗)れて、郷田vs佐藤戦で郷田九段が負け(2勝4敗)れば、深浦王位と高橋九段の2人で残留決定戦となる。

深浦vs丸山戦は、勝てばプレーオフ以上が決まるが、他の対局結果次第で即陥落確定という際どい戦いである。

結果は、まず、久保八段vs高橋九段戦で、先手の久保八段が華麗な捌きを見せて快勝。久保八段の残留と、負けた高橋九段の陥落、対局中の郷田九段の陥落が決まった。
次に、深浦王位vs丸山九段戦で、これも先手の深浦王位が丸山九段の奇手に攪乱されることなく勝利し4勝2敗とし、プレーオフ以上を決めた。丸山九段は3勝3敗の指し分けながら陥落が決まった。
最後に残った、郷田九段vs佐藤棋王戦は、これも先手の郷田九段が佐藤棋王の陽動作戦(?)に動じず、序盤から着実にポイントを稼いで、佐藤棋王を押し切った。両者とも3勝3敗の指し分けだが、今期順位5位の郷田九段は陥落がすでに決まっており、佐藤棋王が敗れたことで、唯一の4勝2敗となった深浦王位の羽生王将への挑戦が決定した。

深浦康市王位の王将戦挑戦は初めて。羽生善治四冠(王将・名人・棋聖・王座)とのタイトル戦は、王位戦の防衛戦に続き、今期2回目。現在、羽生四冠とほぼ互角に戦える唯一の棋士である深浦王位が、王将位も羽生四冠から引きはがし、自ら初の二冠となれるか注目される。

順位 棋士 1 2 3 4 5 6 7
挑戦
(5)
深浦
王位
4 2
郷田

森内
-
高橋

佐藤

久保

丸山
残留
(1)
久保
八段
3 3
丸山

郷田

佐藤

森内

深浦

高橋
残留
(2)
佐藤
棋王
3 3
森内
-
久保

丸山

深浦

高橋

郷田
残留
(3)
森内
九段
3
佐藤

丸山

深浦

久保

高橋

郷田
陥落
(4)
丸山
九段
3 3
久保

高橋

森内

佐藤

郷田
-
深浦
陥落
(5)
郷田
九段
3 3
深浦

久保

高橋
-
丸山

森内

佐藤
陥落
(5)
高橋
九段
2 4 -
丸山

郷田

深浦

森内

佐藤

久保

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