市の図書館で、西島三重子とバリー・マニロウのCDを借りる
昨夜は西島三重子のライブ。歌を聴かせるだけでなく、歌の合間にリクエストの際のコメントを肴にしたトークもウイットに富んでいて面白い。リクエストの中に「くわえ煙草」という安倍律子のために書いた曲があり、リクエストのコメントでは、その人は、図書館でその曲が入った『あの頃のこと』というCDを借りたという。
その手があったか!と、私は自分の不明を恥じた。西島三重子が、メディアリングという会社に所属している時に出した3枚のアルバム『つまんないものよ私の心』(1998年)、『あの頃のこと』(1999年)、『夢のあとさき』(2002年)は、会社が解散したことにより、当然廃盤。ネット配信もされておらず、CDレンタルショップにも並んでいない。入手するには中古を探すしかないが、中古ショップにもほとんど出回らず、アマゾンの中古ショップやヤフーのオークションでも滅多に出物がなく、あっても元の売値を上回る値が付いている。
一度、神保町の中古CDショップのホームページの在庫欄の『夢のあとさき』(2002年)があると表示されていたので、買いに行ったら店頭に在庫はなかった。売れたのに、定員が表示を変更するのを忘れていたらしい。
私の住んでいる市には、市内に6つの図書館がある。とりあえず、近くの図書館に行って探してみようと思ったが、念のためインターネットで調べてみると、市の図書館のホームページがあり、保有しているCDの検索もできることがわかった。
「西島三重子」で検索すると、幸いにも『あの頃のこと』が、市の西側にある図書館の在庫にあり、現在借りられていないことがわかった。ついでに、レンタルショップでは、ほとんどおいていない「バリー・マニロウ」を検索すると、これも2枚組のベスト盤『エッセンシャル・バリー・マニロウ』が中央図書館にあることがわかった。
善は急げ、さっそく車を飛ばして2つの図書館を回り、2つのCDを借りてきた。
住民税の恩恵を受けるのも、たまには悪くない。
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