2009年の初おみくじは「大吉」
東京の2008年の年末、2009年の年始はお天気に恵まれた。気象庁のホームページで確認すると昼(6時~18時)の天気概況は12月27日(土)から1月1日(木)までの6日間「快晴」が続き、夜(18時~翌日6時)も、12月29日と1月1日が「晴」で、残りの日は「快晴」だった。最低気温は1度台の日もあり、夜になるとさすがに冷え込むが、最高気温温は10度を上回っており、昼間、ひなたで日差しを浴びると結構暖かい。大掃除をするには、絶好の天候に恵まれたことになる。日本海側は、雪が降ったところも多いので、太平洋側が恵まれたと考えるべきだろう。
昼過ぎ、日差しが暖かい頃を見計らって、まだ足が痛んで外出には車イスを使う母を連れ、歩いて10分ほどの地元の小さな神社で初詣。二礼二拍手一礼でお参りを済ませ、おみくじの自動販売機に100円を入れ、おみくじを引いた。
結果は「八十六番大吉」。ここのおみくじは、漢詩形式になっている。
花発応陽台(はなひらいてようだいにおうず)
車行進宝材(しゃこうほうざいをすすむ)
執文朝帝殿(ぶんをとってていでんにちょうす)
走馬听声雷(うまをはしらしめてこえをきけばらいなり)
花の見事なる花のうでなのけっこうなるとそうおうのするなり
かづかづの宝ものをくるまにつみて進みゆくけしきなり
さいちにより上司にめしいだされかかえられるなり
馬を走らせ出動する威勢の盛んなることは雷のどどろくごとしと
ずいぶんと威勢のよい内容で、本当にこの通りなれば言うことなしだが、やはり神様もたしなめることも忘れてはいなくて
「このみくじにあたる人は、出家、学者、官吏などおおいに仕合せよし、あまりによすぎてくらい負けすべし、物事つつしみ深くして、うちわにすれば立身出世あるべし、神仏にいのり正直にすべし」
よいことがあっても調子に乗るなということだろう。おみくじの内容に負けない1年にしたいものだ。
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