将棋第50期王位戦挑戦者決定リーグ進出者8名決まる
第50期王位戦七番勝負で深浦康市王位への挑戦者を決める挑戦者決定リーグは、紅白各組6名の計12名が争う。
前期のリーグからの残留者である羽生善治名人(紅組優勝、挑戦)、橋本崇載七段(白組優勝)、阿久津主税六段(紅組2位)、丸山忠久九段(白組2位)の4名に加え、8組の予選トーナメント通過者が、先週(2009年1月16日)の1組決勝木村八段vs屋敷九段戦を最後にようやく出揃った。
各組の決勝戦の結果は次の通り。なお、(前リ)は、前期リーグからの陥落者。
第1組:木村一基八段(前リ)○×屋敷伸之九段●
第2組:先崎学八段○×松尾学七段(前リ)●
第3組:三浦弘行八段○×日浦市郎七段●
第4組:佐藤康光棋王○×宮田敦史五段●
第5組:渡辺明竜王(前リ)○×豊島将之四段●
第6組:郷田真隆九段○×山崎隆之七段(前リ)●
第7組:久保利明八段(前リ)○×鈴木大介八段●
第8組:井上慶太八段(前リ)○×谷川浩司九段●
予選通過者8名を見ると、4名が前期リーグ陥落者の復帰である。残り4名のうち、3名はA級棋士。佐藤棋王は王位獲得こそない過去4回挑戦者として七番勝負に登場しているし、郷田九段も第33期王位を獲得しており、第36期まで計4回七番勝負に出ている。A級棋士のうち三浦八段が初めての予選通過、挑戦者リーグ入りというのは意外である。
先崎八段は、今期、在籍するB級2組でトップを走るなど好調であり、王位戦予選でも好調さを裏付ける結果となった。先崎八段も第46期には挑戦者リーグ紅組を制し、佐藤康光棋聖(当時)との挑戦者決定戦にまで進んでいる。
リーグ参加12名の顔ぶれを見ると、王位以外のタイトルホルダーは3名全員参加、深浦王位を除くA級棋士9名中5名参加、そこに今期好調の久保八段、先崎八段も参加し、重厚な布陣で、どの組合せも熱戦が期待できる。
私個人としては、郷田真隆九段を贔屓にしていることもあり、郷田九段が挑戦者となって17期ぶりに王位に復帰することを期待している。
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