ブログ「栄枯盛衰・前途洋洋」3周年と「因果倶時」へのアクセス
今日2009年2月26日で、このブログ「栄枯盛衰・前途洋洋」も丸3年が過ぎ、4年目に入った。3年前に書き始めた頃を思い出すと、やはり自分自身、40代半ばで一つの転機だったように思う。何か、書かずにおれないものがあったように思う。
いろいろな本を読み、おもしろかったものの中には夢中になって紹介したものもあった。将棋に、再び目を向けるようになったのも、ブログのネタ探しということがきっかけだった。最近は、2007年1月1日から続けて来た毎日更新は、昨年12月に途切れてしまい、最近は、2~3日に一度の更新というペースになってしまったが、いずれはまた毎日更新を復活させたいと思っている。
今日は、3周年の記念日というわけでもないだろうが、朝からいつもよりアクセスが多く、昼の時点で500アクセスを超え、午後7時過ぎには1000アクセスを超えた。1000アクセスを超えたのは、昨年(2008年)12月20日以来。その時は、将棋の第21期竜王戦七番勝負で渡辺明竜王が羽生名人の挑戦を3連敗後4連勝で退けた直後で、竜王戦の記事にアクセスが集中1700アクセスを超えた。その前にも3回ほど2000アクセスを超えたことがあるが、いずれも羽生名人絡みの将棋の記事が中心だった。
今日は、将棋の記事といっても、王将戦第5局で挑戦者の深浦王位が勝ったという内容で、これで1000アクセスを超えるだけの力はない。何か特別な理由があるに違いないと思って見てみると、理由は日本経済新聞の「私の履歴書」にあった。今月(2009年2月)の「私の履歴書」の執筆者は、ドトールコーヒーの鳥羽博道名誉会長である。
私は、昨年の9月23日に鳥羽会長の書いた『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』を読んで「ドトールコーヒー創業者の座右の銘「因果倶時(いんがぐじ)」、鳥羽博道著『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』(日経ビジネス人文庫)より」
というブログの記事を書いていた。
ちょうど、「私の履歴書」の今日の回で「座右の銘」タイトルに、“「因果倶時」身を引き締め”という見出しで、鳥羽会長が感動した言葉のいくつかが紹介されていた。グーグルで「因果倶時」を検索すると、なんとその9月23日の私のブログの記事がトップで登場する。今日の「私の履歴書」を読んだ何人かの人が、「因果倶時」という聞き慣れない四文字熟語の興味を持ち、ネットで検索をして、私の記事を読んでくれたのだろう。この記事へのアクセスだけで、1日のアクセスの半分を占めている。「因果倶時」についての引用部分を再録しておく。
「私が座右の銘にしている言葉に、「因果倶時」というものがある。「原因と結果というものは必ず一致するものだ」と釈迦が説いた言葉だ。現在の「果」を知らんと欲すれば、つまり、現在の自分がどういう位置にあるかを知りたいと思うなら、過去の原因を見てごらんなさいということだ。原因を積み重ねてきた結果として今日がある。原因と結果は一致している。そして、未来の「果」を知らんと欲すれば、つまり、将来自分はどうなるだろうかと知りたいのであれば、今日一日積んでいる原因を見れば分かる。自分自身が毎日、未来の結果の原因を積んでいるということだ。
人生の真理をこれほど厳しく、鋭く突いている言葉はないと思う。この言葉の意味を初めて知った時、一日、一時間どころか、一分、一秒すらおろそかにはできないと、息の詰まるような思いがしたものだ。」(『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記』日経ビジネス人文庫220~221ページ)
ブログ3周年の日に5ヵ月前に書いた「因果倶時」の記事に助けられ、久しぶりに1000アクセスを超えるというもの何と不思議な巡りあわせだろうか。今日の数字は、5ヵ月の記事を書いていたからこそあったもの。よりよい未来のためには、一日一日の積み重ねをおろそかにしないこと。今日の自分の行いの結果は、半年先、一年先に現れると言うことだろう。
最近、いろいろな雑事あったせいで、あらゆる事が、疎かに、中途半端に、なっていたように思う。今日から、心機一転で、ブログ4年目の日々に向かいたいと思う。
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コメント
三周年おめでとうございます!
先日のブログに、忙しさから将棋に関する更新しかできないというようなことを書かれてましたが、私は将棋ファンでこちらを拝見させてもらうようになった者です。
対局の結果だけなら将棋連盟のページで事足りますが、将棋の専門家でない方の書かれた文章に不思議な魅力を感じ、タイトル戦が行われた日などは必ずこちらのブログをチェックしてます。
真摯に人生と向き合われておられる方の深みなのでしょうか、言葉の端端ににじみ出る含蓄を読み取ろうと、私も一生懸命読んでおります。
また、お母様の体調もだいぶ回復されたようですね。良かったですね。
これからも刺激的な文章を書いていただけますよう、御健勝をお祈りします。
投稿: 淳 | 2009年2月27日 (金) 00時47分
淳さん、コメントありがとうございました。
「将棋の専門家でない方の書かれた文章に不思議な魅力を感じ、タイトル戦が行われた日などは必ずこちらのブログをチェックしてます。」とのコメントは、書いている者としては、これ以上の賛辞はありません。
将棋の魅力については、何回か書かせてもらっていますが、わずか150名ほどの選ばれた天才たちがさらに頂点を目指して、しのぎを削る姿だと思います。棋士ひとりひとりが、自らの限界と戦いながら、垣間見せる人間ドラマに魅力を感じています。
頼れるものは自分だけ、勝っても負けてもその責任は自分しか負う者がいないという究極の実力社会の中での、人間の生き方が見る者に感動をもたらすような気がします。
最近では、羽生名人を相手に3連敗4連勝で竜王タイトルを死守した渡辺竜王の姿が印象に残ります。次のドラマは、3月3日のA級順位戦最終戦での挑戦・陥落を巡るドラマでしょう。贔屓にしている郷田九段の勝利・2度目の名人挑戦はただ願うのみですが、3度目のA級昇級も1年で陥落寸前となっている深浦王位を巡ってどんなドラマが起きるのかも目が離せません。
単なる勝ち負けだけは語れない、人間ドラマに少しでも迫れればというのが、いつも書きながら思っていることです。
これからも、ご愛顧のほど、よろしくお願いします。
投稿: 拓庵 | 2009年2月27日 (金) 01時46分
自分のコメントが載っていてびっくりしました。ということは…すみません、仕組みが分からず何度も書き込んでしまいました(^_^;)
将棋の魅力を語り出せばきりがないのですが、拓庵さんのおっしゃるように、天才が織り成す人間ドラマを見る喜びですね。竜王戦の衝撃といったら言葉に表せないほどのものでした。
また、将棋道というか、将棋の持ち合わせている精神性にも惹かれます。棋士はみな男らしく、とてもかっこいいなあと思います。
三日の一斉対局は本当に楽しみですね。
投稿: 淳 | 2009年3月 1日 (日) 13時24分