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2009年2月16日 (月)

将棋第80期棋聖戦最終予選、郷田真隆九段は深浦康市王位との1勝1敗対決に勝って、2年連続の挑戦者決定トーナメント進出を決める

第80期棋聖戦五番勝負での羽生善治棋聖への挑戦者を決める棋聖戦の予選も、1次予選、2次予選が既に終わり、8人で争う挑戦者決定トーナメント進出者を決める最終予選が大詰めを迎えている。

2次予選勝ち抜き者8名と前期挑戦者決定トーナメントベスト4、タイトルホルダー等のシート棋士8名の16名での最終予選は、16名を4組に分け、各組の第1局の勝者同士、敗者同士を第2局で対戦させる。各組で2連勝した棋士は各組1位で最終予選通過が決まり、2連敗した棋士は予選敗退となる。第3局は、1勝1敗の8名が再度抽選で組み合わされ、1勝1敗対決4組が組まれる。第3局の勝者は最終予選通過、敗者は敗退となる。

各組で2勝(予選通過者)及び1勝1敗者の顔ぶれは以下の通りだ。

A組:丸山忠久九段(2勝)、佐藤康光棋王(1勝1敗)、藤井猛九段(1勝1敗)
B組:久保利明八段(2勝)、森内俊之九段(1勝1敗)、島朗九段(1勝1敗)
C組:稲葉陽四段(2勝)、谷川浩司九段(1勝1敗)、郷田真隆九段(1勝1敗)
D組:木村一基八段(2勝)、深浦康市王位(1勝1敗)、鈴木大介八段(1勝1敗)

1勝1敗者に組合せは抽選で次の通り決まった
佐藤康光棋王vs谷川浩司九段
深浦康市王位vs郷田真隆九段
森内俊之九段vs鈴木大介八段
島朗九段vs藤井猛九段

先週土曜日(2009年2月14日)、この1勝1敗対決のうちの深浦王位vs郷田九段戦が、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、郷田九段が深浦王位を破り、挑戦者決定トーナメント入りを決めた。
昨年の79期最終予選では中原誠16世名人と丸山忠久九段を破って早々に挑戦者決定トーナメントに名乗りを上げた郷田九段、挑戦者決定トーナメントでは初戦渡辺明竜王を破りベスト4まで駒を進めたが、準決勝で羽生二冠と対戦、惜しくも敗れている。勝った羽生二冠は挑戦者決定戦で久保利明八段に勝ち、挑戦者となって佐藤康光棋聖から棋聖位を奪還した。
今期は、最終予選第1局で、プロ棋士になりたての稲葉陽四段との対戦で苦杯をなめたが、その後、第2局で渡辺明竜王、3局めの1勝1敗対決で深浦康市王位と2人のタイトルホルダーを連破して、2年連続での挑戦者決定トーナメント進出を決めた。
過去2回タイトルを奪取している棋聖戦は、郷田九段にとっても相性の良い棋戦であり、そのうち1回は羽生棋聖からのタイトル奪取である。挑戦者となって再び、羽生棋聖からのタイトル奪取を再現してほしいものである。
なお、深浦王位からの勝利で、12月26日の王位戦予選決勝での山崎隆之七段戦の勝利から続いている連勝を7に伸ばした。この勢いで10連勝、20連勝と星を伸ばしていってほしいものだ。

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