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2009年3月 8日 (日)

将棋第34期棋王戦五番勝負第3局、佐藤康光棋王が挑戦者久保八段を破りカド番をしのぐ

挑戦者久保利明八段の2連勝で、いきなりカド番に追い込まれた佐藤康光棋王。2001年度の王将戦七番勝負の第6局(2002年3月11日・12日)で羽生王将に勝ち、4勝2敗で王将タイトルを奪取して以降、棋聖位6連覇、棋王位2連覇とこの7年間タイトルホルダーの地位を守ってきたが、昨年棋聖位を羽生名人に奪われ、残るタイトルはこの棋王のみ。それも、あと1敗で失冠の危機にあり、無冠へ転落する瀬戸際まで追い込まれている。

第3局は今日(2009年3月8日)に新潟市での開催。過去2局は、「さばきのアーティスト」の久保八段のペースの急戦模様の将棋で、久保八段の良さばかりが目立つ展開だった。
後手の久保八段は中飛車からを採用したが、先手番の佐藤棋王居飛車で対抗し、急戦は採用せず、じっくりとした駒組みを進める展開となった。佐藤棋王が久保陣の玉からは遠い2筋を破り、「と金」を2枚作る。久保八段は飛車・角をなかなか華麗にさばけない。徐々に久保陣に食い込んでいった佐藤棋王の2枚の「と金」の威力は強力で、久保八段も2枚の桂を絡め、佐藤玉を脅かすが少し足りない。結局2枚の「と金」の鈍重にも見えた攻めが間に合った格好で、佐藤棋王がタイトル防衛に望みを繋ぐ初勝利をあげた。

第4局は10日後の3月18日(水)に、久保八段のホームグラウンドである大阪の関西将棋会館で行われる。久保八段が地元で勝って初タイトルで故郷に錦を飾るのか、佐藤棋王が今日のように久保八段の華麗なさばきを抑え込んで、2勝2敗に持ち込めるのか。
佐藤棋王のカド番は続く。

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