将棋の第58期王将戦七番勝負、羽生善治王将が4勝3敗で挑戦者深浦康市王位を振り切り辛くもタイトル防衛
3勝3敗で第7局にタイトルの行方が持ち越された第58期王将戦は、2009年3月25日・26日の両日、山形県天童市で行われた。
振り駒で後手になった羽生王将が、8五飛戦法を採用。2日めは、激しい戦いになり、最後は深浦王位が投了。羽生王将が、王将位防衛を果たした。深浦王位は、先に3勝してタイトル奪取に向けて王手をかけたが、羽生王将がそこから2連勝し、カド番をしのいだ。
1月半ばから始まった七番勝負は、途中、A級順位戦の8回戦、最終9回戦を挟み、七番勝負開始の時点3勝4敗で、A級残留の可能性を残していた深浦王位が連敗し、A級陥落が決まるという変化があった。三度A級に昇級しながら、三度とも残留ならず1年で降級すろという厳しい現実は、タイトルという大きな勝負を争う場面では、プラスの要素としては働かなかっただろう。
王位・王将に二冠にあと一歩まで迫りながら、そのチャンスを逃した深浦王位が降級したB級1組で4度めとなる1期でのA級復帰を果たせるかも、来期は注目して見ていきたい。
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