中原誠十六世名人、現役引退を表明
今日(2009年3月11日)、日本将棋連盟のホームページの「お知らせ」欄に、「中原誠十六世名人が引退へ」という告知が掲示された。
この3月末日をもって引退するという引退届が、連盟に提出され11日の理事会で受理されたという。午後4時から、東京の将棋会館で本人による記者会見も行われたという。
中原十六世名人は、昨年8月の対局の後に体調不良で入院。脳出血とのことで、2009年3末まで休場届けが出されていた。「まだ、左手左足が不自由」とのことで、対局復帰は難しいということで、引退を決意するに至ったようだ。
中原誠十六世名人は、無敵を誇った大山康晴十五世名人を破り、中原時代を築いた。タイトル獲得は64期。十六世名人以外にも、永世十段、永世棋聖、永世王位、名誉王座の永世称号を持つ。
中原名人のライバルとして187局戦った米長邦雄永世棋聖は、すでに一足先に現役を引退し、現在は日本将棋連盟会長の職にある。中原十六世名人も引退したことで、名実ともに中原・米長時代は終わりを告げ、羽生善治名人を中心とした最強世代(佐藤康光棋王、森内俊之九段、郷田真隆九段など)が将棋界を支えることになる。
中原十六世名人に対する米長永世棋聖のような200局近く対局するようなライバルが、羽生名人には登場することになるのか、佐藤棋王(対羽生戦138局)、森内九段(同97局)との三強時代として続いていくのか、さらに郷田九段(同52局)や深浦康市王位(同52局)がそこに割って入るのか、どのような戦いが繰り広げられるのかも興味のあるところだ。
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