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2009年6月27日 (土)

将棋第80期棋聖戦五段勝負第3局は挑戦者の木村一基八段が相矢倉戦で羽生善治棋聖を破り2勝1敗とし、初タイトルに王手

第67期名人戦七番勝負決着の余韻をさめやらぬ中、第80期棋聖戦五番勝負の第3局を迎える。対局場所は、名人戦第7局と同じ、愛知県豊田市、会場のホテルまで同じである。あるいは、名人戦が第7局までもつれ込んだ場合の、羽生名人・棋聖の移動の負担をなくすという配慮だったのかもしれない。羽生棋聖は、名人戦後東京の自宅には戻らず、そのまま豊田市に逗留し、今日の棋聖戦を迎えた。

第80期棋聖戦は、第1局が後手羽生棋聖の勝ち、第2局が後手木村八段の勝ちの1勝1敗で今日の第3局となった。勝った方が、棋聖位に王手をかけるという重要な1局である。第2局で、タイトル戦での連敗をようやく止めた木村八段としては一気にタイトル獲得に王手をかけたいところだ。
(第3局の棋譜中継は→http://live3.shogi.or.jp/kisei/kifu/80-03.html)

戦型は、相矢倉。羽生棋聖が最初に攻め、木村八段の矢倉囲いの端攻めを敢行するが、攻めごまが足りない。「千駄ヶ谷の受け師」木村八段は徹底して受けに回り、羽生棋聖の背攻めを途切れさせ、反転攻勢を狙う。
控え室の解説陣からは、90手目あたりで、先手木村八段優勢、100手目あたりでは羽生棋聖がいつ投了してもおかしくないとのコメントも出たが、そこから羽生棋聖が粘りを見せ、140手目あたりまで細い攻めをつなげる。
しかし、やはり劣勢はいかんともしがたく、反転攻勢に出た木村八段は羽生玉を守る矢倉城を横と上から攻撃。木村八段の155手目羽生玉の玉頭への銀打ちの王手を見て、羽生棋聖が投了した。
これで、木村八段の2勝1敗。念願の初タイトルまで、あと1勝と迫った。これまで、実力はありながら、、羽生世代の壁をなかなか突破できずタイトルに手が届いていなかった羽生世代の少し下の世代が、一昨年の深浦康市八段の王位獲得に続き、今年3月の久保利明八段の棋王獲得と頭角を現してきた。木村八段もタイトル挑戦すでに3回を数え、そろそろ挑戦者からタイトルホルダーに昇格したい時期であろう。残り2局で、羽生棋聖からあと1勝あげられるだろうか。

羽生四冠(名人・棋聖・王座・王将)は、昨年夏の第55期王座戦五番勝負こそ、今回の棋聖戦の挑戦者木村八段を3タテで一蹴したが、その後の防衛戦は、深浦王位の挑戦を受けた第58期王将戦七番勝負、終わったばかりの郷田真隆九段の挑戦を受けた第67期名人戦七番勝負とも、ともに挑戦者に先に3勝目をあげられ、カド番に追い込まれている。そして、今回の第80期棋聖戦五番勝負も、カド番に追い詰められた。今回も、前の2棋戦同様これから2連勝で逆転防衛となるのか、上り調子の木村八段の前に、屈することになるのか、興味のあるところだ。

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