« 将棋第57期王座戦挑戦者決定戦は、山崎隆之七段が中川大輔七段を降し、羽生善治王座を相手に初めてのタイトル戦登場へ | トップページ | 歌人の松村由利子さん、第45回「短歌研究賞」(平成21年度)受賞決定 »

2009年7月28日 (火)

第21期竜王戦の挑戦者は羽生善治四冠、深浦康市王位、久保利明棋王の3人のタイトルホルダーと森内俊之九段の4人の争いに

先週以降、毎日のように何かしら将棋の話題があり、ほとんど毎日将棋の事ばかり書いている。

渡辺明竜王への挑戦者を決める第21期竜王戦の決勝トーナメントも対戦が進み、今日(2009年7月28日)は、ランキング戦1組4位の久保利明棋王が、1組5位の松尾学七段を迎え撃つ。松尾七段は、4組・5組・6組の優勝者トーナメントを勝ち抜いた豊島将之五段を先週7月23日に降して勝ち上がってきた。
今日の対戦の勝者が、ベスト4の最後の1人に名乗りを上げ、1組優勝で準決勝から登場の深浦王位と挑戦者決定三番勝負進出を争うことになる。

振り駒の結果、先手松尾七段、後手が久保棋王となった。振り飛車党の久保棋王は、「ゴキゲン中飛車」を選択。松尾七段は角交換を選択し、お互い角を手持ちにしながら駒組みを進める。お互い、隙あらば効果的な角打ちにより主導権を取り、あわよくば、「馬」作りを狙う。
8筋にお互いを玉が陣を構え、飛車は自陣に封じ込められる活躍できていないという似たような状況の中、戦いは主に5筋から8筋での攻防となった。先に松尾七段が角を犠牲にして攻めるが、詰みに至らない。その後、攻めに転じた久保棋王は、2枚の角を松尾陣に打ち込み、徐々に松尾玉の包囲網を狭める。松尾七段も一手違いの状況まで形を作るが、久保棋王は的確の攻めを続け、松尾七段を投了に追い込んだ。

第22期竜王戦決勝トーナメント久保利明棋王vs松尾歩七段の棋譜

これで、準決勝は、左の山が深浦王位(1組優勝)vs久保棋王(1組4位)、右の山が羽生四冠(1組2位)vs森内九段(2組優勝)という組み合わせになった。残った棋士の顔ぶれを見れば、渡辺竜王以外のタイトルホルダー3人と18世名人の有資格者森内俊之九段。決勝トーナメント進出の11人から考えれば、まずは順当な勝ち残りといえるだろう。

渡辺竜王から見ると、2001年度以降の対戦成績で見ると、右の山の羽生四冠・森内九段との対戦成績はほぼ互角、一方左の山の深浦王位、久保棋王に対しては分が悪く、大きく負け越している。
誰が挑戦者になっても、すでにタイトル戦の経験も十分にある棋士ばかりであり、見所のある七番勝負タイトル戦になりそうである。

|

« 将棋第57期王座戦挑戦者決定戦は、山崎隆之七段が中川大輔七段を降し、羽生善治王座を相手に初めてのタイトル戦登場へ | トップページ | 歌人の松村由利子さん、第45回「短歌研究賞」(平成21年度)受賞決定 »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/168560/45769905

この記事へのトラックバック一覧です: 第21期竜王戦の挑戦者は羽生善治四冠、深浦康市王位、久保利明棋王の3人のタイトルホルダーと森内俊之九段の4人の争いに:

« 将棋第57期王座戦挑戦者決定戦は、山崎隆之七段が中川大輔七段を降し、羽生善治王座を相手に初めてのタイトル戦登場へ | トップページ | 歌人の松村由利子さん、第45回「短歌研究賞」(平成21年度)受賞決定 »