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2009年7月27日 (月)

将棋第57期王座戦挑戦者決定戦は、山崎隆之七段が中川大輔七段を降し、羽生善治王座を相手に初めてのタイトル戦登場へ

予選通過者とシード棋士(タイトルホルダー、前期のベスト4)の計16名で争う挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いた山崎隆之七段と中川大輔七段との挑戦者決定戦は、先ほど(2009年7月27日23時01分)、中川大輔七段が投了、山崎隆之七段の羽生善治王座への挑戦が決まった。

第57期王座戦挑戦者決定戦(中川大輔七段vs山崎隆之七段)の棋譜

山崎隆之七段は昭和56(1981)年2月生まれの28歳。関西期待の若手の棋士の一人で、羽生世代、最強世代に対抗する20代の棋士として渡辺明竜王とともに期待されてきた。これまで2004年度のNHK杯優勝などの実績は残しているものの、タイトル挑戦では、竜王位5連覇で一気に「永世竜王」資格まで獲得した渡辺竜王に大きく水をあけられてきた。
竜王戦では前期(第20期)にランキング戦2組で優勝し、今期最上位のランキング1組に上がったものの1期で2組陥落が確定、順位戦でも前々期(第66期-2007年度)にB級2組1位でB級2組昇級を決めたが、前期(第67期-2008年度)のB級1組では5勝7敗と負け越し、かろうじて降級を免れたという感じで、やや伸び悩みの感がないではなかった。
しかし、今期は今日の対戦前までで、21戦で16勝5敗、勝率0.7619と好調である。地元関西で、若手四天王と言われる20歳前後の更に若い棋士(村田顕弘四段22歳、糸谷哲郎五段20歳、稲葉陽四段20歳、豊島将之四段19歳)の活躍が、先輩格といえる山崎七段を刺激、今年は山崎七段が本気になったとのコメントもある(『将棋世界』2009年8月号、橋本崇載七段のコメント)。

今回の王座タイトルへの挑戦も、先日の棋聖戦挑戦者決定戦への稲葉陽四段の登場と無縁ではないどろう。ネット将棋最強者決定戦でも木村一基八段を決勝で戦う。
本気になった山崎七段が羽生善治四冠が1992年の第40期王座戦五番勝負で当時の福崎文吾王座からタイトルを奪って以来、一度も失冠することなく17期守り続けた王座タイトルを奪うことになれば、いよいよ将棋界にも世代交代かという声も聞こえてきそうだが、結果はどうなるのであろうか。
数年前の佐藤康光棋聖の5タイトル戦連続挑戦という記録もすごいが、やはりいろいろな棋士がタイトル戦に登場し、それぞれの人生を賭けた戦いを見られるのも悪くないと思う。

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