第22期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局は、森内俊之九段が四間飛車で深浦康市王位を粉砕、1勝1敗となり挑戦権は第3局に持ち越し
昨日(2009年9月1日)、深浦康市王位と森内俊之九段が渡辺明竜王への挑戦権を賭けて激突する第22期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局が行われた。第1局は深浦王位が勝っており、第2局も深浦勝利ならば挑戦権獲得。森内九段が勝てば、挑戦権は9月11日の第3局に持ち越しとなる。
第1局が森内九段先手だったため、第2局は深浦王位の先手。後手番となった森内九段は、事前に準備した作戦だったと思われる四間飛車を採用。深浦王位が「穴熊」に潜って守りを固めるのを気にする様子もなく、自らは美濃囲いから、高美濃、さらに銀冠へと自陣の守りを固めつつ、上部にせり出し深浦玉を上から圧迫する。
途中、駒の損得では、角香と金交換で深浦有利だったが、森内陣の堅い守りに攻めあぐね、駒得を活かせない。いつの間にか、森内玉の守りは金3枚、銀2枚と鉄壁に。最後には、深浦王位が飛車角をすべて手にする形にはなったが、自玉を桂馬・香車といった小駒でせ攻められ、森内陣をほとんど攻められないまま、投了となった。
自身のタイトル防衛戦である第50期王位戦七番勝負で、挑戦者の木村一基八段に3連敗しカド番に追い込まれた後、2連勝と跳ね返し、第6局まで勝負を持ち越した深浦王位。その間、竜王戦でも挑戦者決定戦まで進み、先勝。4連勝と復調をうかがわせる深浦王位であるが、8月28日に行われた順位戦B級1組5回戦では3勝同士で久保利明棋王と対戦したが、敗れた。ここで、森内九段に敗れたことで、重要な戦いで2連敗となった。9月8日の王位戦第6局の木村八段戦、9月11日の竜王戦挑戦者決定戦第3局でどのような結果となるのか。見ているか側も胃の痛くなるような勝負が続く。
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