第57期王座戦五番勝負は羽生善治王座が3連勝で挑戦者山崎隆之七段を降し、18連覇達成
羽生善治王座が2連勝で、挑戦者山崎隆之七段をカド番に追い込んだ第57期王座戦5番勝負。
9月27日が誕生日の羽生王座にとって、生まれ月の9月から始まる王座戦は相性が良く、1992年の第40期王座戦で当時の福崎文吾王座からタイトルを奪って以来、これまで17連覇。
また、2005年の第53期王座戦から3連勝でのタイトル防衛を続けており、第52期王座戦第4局で当時の森内俊之三冠(名人・竜王・王将)に勝ってタイトル防衛を決めて以来、5番勝負では負けなしの15連勝と、とにかく王座戦では挑戦者につけいる隙を与えないという感じである。
タイトル初挑戦の山崎七段にとって3連敗は避けたいところ。先手の山崎七段は相掛かりから横歩取りに展開、羽生王座は飛車を8五に引く「中座飛車」に。序盤ですぐ飛車交換となり、お互いに取った飛車を打ち「竜」を作る展開になり、中盤を飛び越し、いきなり終盤戦に。先に玉の守りを崩された山崎七段は、先に先にと攻めなければならないが、要所できっちり守った羽生王座の前に攻めあぐね、その間に自玉をじわじわと攻められ、いつの間にか羽生優勢に。ほどなく、山崎七段の投了となり、羽生王座のタイトル防衛、18連覇が決まり、自ら2日早い誕生日祝いとなった。羽生王座の連覇はいつまで続くのだろうか。
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