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2009年10月の記事

2009年10月25日 (日)

インターネットに繋がらない生活

またしばらくブログが書けなかった。しばらく前、インターネット接続に使っているCATV会社が貸与ぢているモデムが型式が古くなったので交換するという話になり、新型モデムに交換してもらってからインターネットに繋がりにくくなった。
我が家は家族はデスクトップ4台、ノート1台を、モデムから無線ルーター経由で無線あるいは有線でパソコンに繋いでいる。

最初は繋がりにくいだけだったが、その後、とうとう1台以外繋がらなくなった。新型モデムに合わせ、無線ルーターの設定を変える必要があるようだが、いろいろいじってみてもうまくいかない。あるいは、現在使用している無線ルーターの機能の一部が故障しているのか、結局、原因はわからずじまいで、2週間近くたってしまった。

その間、私のパソコンでは電子メールも、インターネットのホームページも見ることができない日が続いた。ホームページを見られないのは、我慢できるが、電子メールが見られないのは困った。ちょうど、あるプライベートな飲み会の幹事をしていて、会場の案内から、出欠の確認まですべて電子メールでやりとりしていたので、最後の出欠連絡の確認できないまま、会の期日だけが迫る。かろうじて一瞬繋がったノートPCで電子メールを確認し、なんとか事なきを得たが、いまや電子メールが抜きでの生活が無理だということがよくわかった。

私だけでなく子どもたちもインターネットが繋がらないと困ると言われ、結局、新しい無線ルーターを買い、ルーターを入れ替えたら、これまで通り5台のパソコンに繋がるようになった。

新しいルーターを繋ぐ時に、最初はうまくいかず、モデム側の電源もいったん30分ほど置いて繋ぐよう説明書の注意書きがあり、その通りやったらうまくいった。
ひょっとすつと、前のルーターも電源を切ってしばらく放置しておけばうまく繋がったのかもしっれないと思ったが、いまさらうまくいっている新しいルーターの設定を全部やり直す気にもならず、前の無線ルーターが故障していたのかどうかはわからずじまいだった。

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2009年10月14日 (水)

時代の変化、社会の変化をどうとらえるのか

最近、ブログを書く回数がめっきり減っているし、書いている内容も10回連続で将棋の話題。将棋のブログと誤解されるかもしれない。
常々書いているように、自分ひとりの頭脳だけで勝負し、その結果責任を一人で背負うプロ棋士の生き方は、究極の自己責任の世界であり、その生き様から我々が学ぶものは多いと思っている。

しかし、将棋だけに関心を持っているわけではなく、他にもいろいろな事に関心はある。特に、この半年ほど考えていることは、昨年(2008年)夏のリーマン・ショック以降、時代が変化したことは、誰もが認めるところだろう。

しかし、これまでの時代を支えてきたもののうち、何が変わったのか、一方、変わらないものは何なのか。変わりつつあるものがおぼろげであってもつかめれば、これからの自らの生き方を考える上で、何かのヒントになるかもしれない。そんなことを考えながら、あさるように本を見繕いながら読みあさっているのが、正直なところだ、

時代が変わっているというのは、多くの人が感じていることのようで、硬軟取り混ぜて、現在をどうとらえ、未来へどう活かしていくかをテーマにしている本が増えたように思う。

すでに、このブログで紹介した本以外にも

橋本治著『大不況には本を読む』(中公新書クラレ)

大不況には本を読む (中公新書ラクレ)
大不況には本を読む (中公新書ラクレ)

堤清二、三浦展著『無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉』(中公新書)

無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉 (中公新書)
無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉 (中公新書)

上野千鶴子、辻元清美著『世代間連帯』(岩波新書)<紹介済み>

世代間連帯 (岩波新書)
世代間連帯 (岩波新書)

高原基彰著『現代日本の転機―「自由」と「安定」のジレンマ 』(NHKブックス)

現代日本の転機―「自由」と「安定」のジレンマ (NHKブックス)
現代日本の転機―「自由」と「安定」のジレンマ (NHKブックス)

藤原和博著『35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画』(幻冬舎メディアコンサルティング)

35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画
35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画

五十嵐 敬喜、小川 明雄著『道路をどうするか』(岩波新書)

道路をどうするか (岩波新書)
道路をどうするか (岩波新書)

村上龍著『無趣味のすすめ』(幻冬舎)

無趣味のすすめ
無趣味のすすめ

まだ、今のところ、ブログの記事として取り上げるには至っていないが、いずれ、書く機会が来ればと思っている。変化の大きさを考えれば、まだまだ多くの本を読んで、自分の考えをまとめていくことが必要なのだろう。当面は、インプットの時期である。

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2009年10月12日 (月)

第68期A級順位戦4回戦、谷川浩司九段と森内俊之九段が勝って名人挑戦者レースのトップ、2番手を維持

将棋の第68期 A級順位戦は10月に入り4回戦が始まった。先週(2009年10月8日)、大阪で3連勝中の谷川浩司九段が3連敗とふるわない佐藤康光九段と対局、東京ではともに2勝1敗の森内俊之九段と三浦弘行八段が対戦した。

ホームグラウンドの大阪で戦う谷川九段は、ここで勝って4連勝とし、単独トップの地位を維持しておきたいところ。強敵である森内九段が星一つの差で追っていることもあり、森内九段との直接対決まで1勝の差は維持しておきたい。
一方、永世棋聖の資格を持つ佐藤九段はまさかの3連敗スタート。他に丸山九段、藤井九段と3連敗が2人いるが、4回戦で2人の対局が組まれており、どちらかは連敗を脱する。ここで敗れると最下位2人に入ることが確定すし、4敗となれば残り5連勝でも名人挑戦は絶望的になる。

東京で対局する森内九段、三浦八段の2人はともに2勝1敗であり、勝って3勝1敗とすれば、谷川九段の成績次第では名人挑戦者レースの同率首位の可能性も出てくる。負けて2勝2敗となれば、一歩後退である。

大阪の谷川vs佐藤戦は、谷川九段が先手。谷川九段から角交換のあと、後手の佐藤九段が向かい飛車に構える。腰掛け銀でお互い向かいあう。谷川九段の駒が、全体に前に進み、谷川陣にスペースができたところを狙い、佐藤九段が角を放ち馬作りを狙う一手で中盤戦に突入。谷川陣の守りが万全でないことを咎める狙いか、自陣を美濃囲いで固める佐藤九段は飛車切りまで敢行して攻める。しかし、谷川九段は手にした飛車、角を次々と佐藤陣に打ち、自陣に引き戻し、最後は自玉を金1枚、銀3枚に加え竜1枚、馬2枚で守る鉄壁の布陣。佐藤九段の攻めを受けきって、攻めが途切れたところで、端から攻め、守りの馬2枚も攻めに出動、佐藤九段を投了に追い込んだ。
これで、谷川九段は単独トップを守る4連勝。佐藤九段はまさかの4連敗となった。

東京の森内vs三浦戦は三浦八段の先手。後手の森内九段の一手損角換わりに対して、三浦八段は 4筋からの早繰り銀で対抗。将棋の流れは、森内九段の駒が手順にそって自然と前へ前へと進むのに対し、三浦八段の攻め駒の右銀や飛車が自陣で右往左往している。三浦八段も後半、飛車、銀、桂馬を動員して攻勢に出たが、森内玉は巧みに逃げ、最後は森内九段に王手飛車取りに角を打たれ、飛車を抜かれた。そこから10手もしないうちに三浦八段の投了となった。全体を通して、森内九段の懐の深さを感じさせるような指し回しで、竜王戦の挑戦を決め、気力充実をうかがわせる内容だった。4回戦では、2勝1敗どうしの星のつぶし合いが3局(森内vs三浦戦、郷田vs井上戦、木村vs高橋戦)あるが、まず森内九段が3勝1敗として谷川九段追撃に名乗りをあげた。

次は、木村八段vs高橋九段戦が10月15日に行われる。どちらが、名人挑戦者レースに踏みとどまるだろうか。

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2009年10月 1日 (木)

第50期王位戦七番勝負第7局、深浦康市王位、挑戦者木村一基八段を相手に、3連敗後の4連勝で執念のタイトル防衛

7月13・14日の第1局で開幕した第50期王位戦七番勝負、挑戦者木村一基八段が破竹の3連勝でタイトル奪取を手中にしたと思われたが、故郷佐世保での第4局で勝利した深浦康市王位がその後3連勝してとうとう互角の成績に持ち込み、昨日(2009年9月29日)からタイトルの行方を決める最終の第7局が始まった。

対局場は、2年前羽生王位からタイトルを奪い、昨年は挑戦者羽生名人を退けタイトル防衛を決めた神奈川県秦野市の「陣屋」。陣屋での第7局で2連勝の深浦王位にとっては、相性のいいホームグラウンドに帰ってきたようなものであろう。

第7局は振り駒で深浦王位の先手。戦型は、双方居飛車で飛車先を突き合う相掛かりから、深浦王位の横歩取りに対し、後手木村八段は8五に飛車を引く、「中座飛車(8五飛戦法)」に。
途中、木村八段が角切りの強手で、攻めの主導権を握り、飛車を深浦陣に打ち込み、深浦玉の行動範囲はかなり狭くなる。しかし、深浦王位も玉の逃げ道を作りつつ反撃をうかがう。攻防が入れ替わりながらも、深浦玉は自陣からするすると盤面中央に逃げ出す。木村八段は自陣角で深浦玉の逃げ道を抑えようとするが、駒があまりない6筋から8筋の中央を角筋を避けながらが深浦玉はどんどん上へと逃げ、木村陣に入玉しただけでなく、木村八段が放った△9二の自陣角の背後、木村陣の隅、▲9一へと逃げ込んだ。隣の▲8一に王様を守る成銀が張り付く。木村八段としては、深浦玉に自陣の9一まで逃げ込まれては、前に動く駒が中心になっている将棋では簡単に詰ませることはできない。自玉に余裕のできた深浦王位は、左右から木村玉を挟撃。受けのなくなった木村八段が無念の投了となった。
投了図を見ると、深浦玉を追い詰めるべく木村八段が深浦陣に放った△3九飛が、そのままの場所にある。この飛車が、「竜」になって深浦玉を追い詰めることができないまま、終ったことが木村八段の最大の誤算。どこかで、深浦玉の上部脱出を遮る一手が必要だったのだろう。

深浦王位は、昨年の竜王戦で渡辺竜王が羽生名人を相手に演じた3連敗後の4連勝を、木村八段を相手に再演してみせた。竜王位挑戦こそ逃したものの虎の子の「王位」タイトルは死守し、3連覇を達成した。
王位タイトル3連覇は、50期の歴史の中で、大山康晴、中原誠、谷川浩司、羽生善治の4人の永世名人しか成し遂げていない。「5連覇、または通算10期」という「永世王位」の称号も可能性が出てきた。永世王位となると、大山、中原、羽生の3人だけとなる。永世称号棋士として将棋界の歴史にその名を刻めるか、まずは、次回の第51期での防衛を目指すことから始まる。

第50期王位戦第7局 深浦康市王位vs木村一基八段戦の棋譜

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