将棋アマチュア三段コースの卒業証届く
先日、「将棋世界」の三段コースの条件累計2000点の条件をようやく満たしたことは、このブログにも書いた。
これまでの応募ハガキ9枚を将棋連盟に送り、発行を依頼していたが三段コースの卒業証が、昨日(2010年1月20日)届いていた。
これで、次の四段コースへの挑戦ができる。また、米長会長、羽生名人、渡辺竜王が連名で署名する免状を申請することもできる。
どこかで、これまで挑戦を続けてきた証(あかし)として、免状をもらいたいとは思うが、とりあえず、次の四段コースにチャレンジしてみよう。
考えてみれば、「将棋世界」の昇段コースは初段(800点)、二段(1200点)、三段(2000点)は皆同じ問題を解く。段位の違いは、基準となる累計点数だけである。初段を取れる実力があれば、時間さえかければ、三段までは取れるということでもある。
四段になれば、問題が変わり、四段・五段・六段は共通となり、1問の点数も、初段~三段の5倍の500点。四段で求められる累計点数は10,000点。20問正解する必要がある。問題のレベルはあがり、正解数は三段と同じ20問。これが五段になると12,000点(24問)、
六段は20,000点(40問)。さて、どこまで続けられるか。
四段コースが何回挑戦しても正解なしということにだけはならないようにしたいと思う。
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コメント
はじめまして。当方30歳の田舎者です。ネットを彷徨していましたら貴殿ブログに行きあたりました。読みやすい文章で引き込まれ、将棋好きであるという共通の趣味を知りすっかりファンになりました。
将棋世界の昇段コースに取り組んでいらっしゃるようですね。私も第292回から参加していまして、応募3回で初段、応募5回で二段を卒業しました。現在三段挑戦中で3回目の問題を考慮中です。問題図は最初頭で考えてみて、わからなければ盤に並べて動かしながら最善と思われる答えを書いています。図では行き詰まっても、盤に並べてみると手が見えることがあります。不思議ですね。
これはやってみて初めて感じたことなのですが、昇段コースの問題は、単に問題を解く力だけが問われているわけではなく、「継続して将棋に対して興味を持ち続けていること」への評価という視点もあるように思えるのです。往復はがきで答案を出し、採点結果にハラハラし、解答解説を読んで納得する。今度は満点取るぞと意気込んで、通勤途中にポストへ向かう。そんな自分が可愛らしいなと思うことが多々あります(笑)将棋が好きで良かったと思います。
更新楽しみにしていますね。
投稿: かいわれ | 2010年1月22日 (金) 00時30分
かいわれさん
コメントありがとうございます。
私のつたないブログを読んでいただいているとのことありがとうございます。
私に比べると、昇段コースの成績がよくうらやましい限りです。(私は初段に4回、二段に8回かかりました)
しかし、「往復はがきで答案を出し、採点結果にハラハラし、解答解説を読んで納得する。今度は満点取るぞと意気込んで、通勤途中にポストへ向かう。」という応募の時の気持ちは同じで、読んでいてうれしくなりました。
将棋連盟の免状の書き出しが、各段に共通で
「夙に将棋に丹念にして研鑽を怠らず」(日頃から将棋に心をこめているうえ、研究を怠らないで)
となっっていることを見ると、昇段コースの問題を解くことで与えられる将棋連盟のアマチュア段位が、かいわれさんが書かれているように
「「継続して将棋に対して興味を持ち続けていること」
への評価という視点もある」という点はその通りなのだろうと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
投稿: 拓庵 | 2010年1月22日 (金) 05時56分