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2010年3月28日 (日)

郷田真隆九段、2009年度の最終対局となる第81期棋聖戦決勝トーナメント2回戦で佐藤天彦五段を破りベスト4に

将棋界の年度末のビッグイベントである「将棋界の一番長い日」(A級順位戦最終局)も3月2日(2010年)に終わり、私が応援する郷田真隆九段は、この勝負に勝てば名人挑戦決定という三浦弘行八段と対戦した。勝負は終盤までもつれにもつれ、郷田九段優勢と伝えられた場面もあったが、いずれにしてもトップ棋士どうしの紙一重の戦い。終盤の一瞬の隙をついた三浦八段の渾身の勝負手に郷田九段が受け間違って、勝利を逃した。
勝った三浦九段は7勝2敗で単独トップ、A級在位10年目にして初の名人初挑戦を決めた。一方、郷田九段は敗れて4勝5敗と負け越し。5勝4敗が4人という混戦だったため、今期の順位は7位で終了し、来期の順位は7位。B級1組から昇級する渡辺明竜王、久保利明棋王(その後王将位も獲得)という2人の好調なタイトルホルダーを相手に戦うには気の抜けない順位となった。

棋士生活初の年間負け越しが決まってしまっている郷田九段の2009年度最後の対戦は、2010年3月25日の第81期棋聖戦決勝トーナメント2回戦での佐藤天彦五段戦。
佐藤五段は20代若手棋士のホープの一人で、今回は1次予選、2次予選を勝ち抜いての本戦トーナメント進出である。2次予選決勝では丸山忠久九段を、決勝トーナメント1回戦では谷川浩司九段という2人A級棋士、元名人を破っての堂々のベスト8進出である。
郷田九段は、棋聖獲得2期、前々期ベスト4、前期ベスト8、今期A級順位1位といった実績が評価されたのだろう8人のシード棋士の最終枠で選抜され、決勝トーナメントからの登場である。1回戦では、屋敷伸之九段を破ってのベスト8である。

25日深夜の主催紙「産経新聞社」のウエッブサイトに、「棋聖戦4強出そろう」との記事が掲載され、「準決勝の組み合わせは、深浦康市王位-郷田真隆九段、渡辺明竜王-稲葉四段」と書かれていたので、郷田九段が勝ったことがわかった。
この4人の中から、羽生棋聖(名人・王座)への挑戦者が決まる。棋聖戦は過去2回タイトルを獲得した、郷田九段にとっては相性の良い棋戦である。そのうち、1回は対羽生戦でもある。まずは、準決勝の深浦王位戦に勝ち、決勝(挑戦者決定戦)でも勝って、五番勝負に駒を進め、昨年の第67期名人戦の雪辱を果たしてほしいものである。

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