郷田真隆九段、第23期竜王戦1組5位決定戦に進出
6連覇中の渡辺明竜王への挑戦者を決める決勝トーナメントへの出場者が決まり始めた。
竜王戦の予選は実力に応じ6組に分かれており、最上位の1組からは5人、2組からは2人、3組から6組までは各組の優勝者が出場する。先週まで、各組の決勝進出者が決まり、1組では3位決定戦、4位決定戦、5位決定戦の進出者が決まった。
1組決勝は丸山忠久九段vs松尾学七段、2組決勝は藤井猛九段vs三浦弘行八段の兄弟弟子対決、この4名は決勝トーナメント進出がすでに決まっている。あとは、勝って決勝トーナメントでより有利なポジションを確保したい。
3組は、この上期NHK将棋講座の講師を務める阿久津主税七段vs中座真七段、4組が村山慈明五段vs 小林裕士六段、5組が戸辺誠六段vs神崎健二七段、6組が阿部健治郎四段vs中村太地四段。3組以下は決勝で勝って晴れて本戦である決勝トーナメント進出である。
さらに1組の準決勝敗退者で争う3位決定戦は羽生善治名人vs阿部隆八段、同じく2回戦敗退者4名で争う4位決定戦は久保利明二冠(棋王・王将)と昨年の挑戦者森内俊之九段、1回戦敗退者8名で争う5位決定戦は郷田真隆九段vs佐藤康光九段の顔合わせとなった。
今回の竜王戦では、1組1回戦の森内俊之九段戦で朝寝坊による遅刻不戦敗という不名誉な記録を作ってしまった郷田九段だったが、1組1回戦敗者8名による5位決定トーナメントでは、1回戦で鈴木大介八段、2回戦で高橋道雄九段を破って、5位決定戦に駒を進めた。1組5位での決勝トーナメント進出の最後の難関は、初戦で久保二冠に敗れたものの、5位決定トーナメントでは井上慶太八段、杉本昌隆七段を退けてきた佐藤康光九段。
昨年の第67期名人戦で羽生名人に惜敗したあと、不調からなかなか脱せない郷田九段であるが、この竜王戦でまず1組5位を確保し、決勝トーナメントでも勝ち抜いて、渡辺竜王への挑戦、タイトル奪取を果たしてほしいものである。
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コメント
たしかに1組5位決定戦が一番気になりますね。
松尾歩七段が押尾学みたいで、ハッとする間違いでした。面白かったので訂正しないでほしいです。
投稿: 永遠の初心者 | 2010年5月19日 (水) 00時56分