« 2010ワールドカップ南アフリカ大会、日本代表がカメルーンを1対0で破り、勝ち点3のスタート | トップページ | 2010ワールドカップ南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦、日本代表はパラグアイ相手に0対0と善戦するもPK戦で敗れベスト8進出ならず »

2010年6月24日 (木)

サッカー日本代表がデンマークを破り、2010ワールドカップ決勝トーナメント進出を決める

今日は、早朝3時15分に目覚まし時計をセットした。
3時30分キックオフのワールドカップの予選リーグE組の日本対デンマーク戦を見るためだ。1勝1敗どうしの対戦だが、得失点差(日本は0、デンマークは-1)で上回る日本は、勝てばもちろん、引き分けでも決勝トーナメント進出、ベスト16が決まる。

起きられたのは3時40分。スコアはまだ0対0。
それから10分もたたない前半17分、カメルーン戦の勝利の立役者本田がフリーキックを相手ゴールの左隅に叩き込んだ。待望の先制点。起きてて良かった。

そこから、また10分余りたった前半30分。日本は再びフリーキックのチャンス。蹴るのは今回も本田、と誰もが思う中、本田の隣に立っていた遠藤が走り出し、ボールを蹴った。相手の壁をよけるようにボールは弧を描き、先ほどとは反対のゴール右隅に吸い込まれた。絶好の追加点。

今大会フリーキックを直接決めたのは韓国選手の1本だけだったらしいのだが、日本選手が一気に2本も決めてしまった。

後半に入ると、後がないデンマークは、交代枠3名を早めに投入、キーパー以外全員攻撃のパワープレーに。日本は自陣で守備に回る時間が増える。相手の鋭いシュートがゴールのサイドバーに弾かれて命拾いする場面もあった。

なんとか、しのいでいたが、ペナルティエリアで反則を取られて、相手にペナルティーキックのチャンスを与えてしまう。後半36分、PKのキックそのものは、日本の守護神川島が反応して弾き返したが、こぼれ球にキッカーのトマソンがすぐ反応し、1点を奪われてしまった。これで2対1。ただ、トマソンがゴールに蹴りこむ際、ボールを阻止しようと倒れ込んだ川島をよけようとしたためか、左足を痛めたようで、足を引きずるのが、TVの画面からもはっきりわかった。逆転勝利のためには、11名のフル稼動が欠かせないデンマークにとって、犠牲の大きな1点でもあった。

デンマークが攻め主体で前がかりになれば、隙もできる。試合終了まで残り5分を切った後半42分、本田が左サイドから相手ゴール目前まで攻め込む。自らシュートかと思った瞬間、ゴール前に詰めていた岡崎にパス。本田をマークしていた、相手ディフェンダーとキーパーは、完全に振られて、ノーマークの岡崎が左足で方向を変えたボールは、ゴールの左隅に転がっていった。1点差としていた相手の戦意を喪失させるダメ押しの3点目。

後半45分を終え、ロスタイムは4分。その4分が10分にも思えたが、最後の2分間は、日本が相手ゴール前でボールをキープしながら時間を使い、最後は本田がシュート。外れたが、それからほどなくして、試合終了の笛がなった。予選リーググループE、2勝1敗(勝ち点6)の2位で堂々の決勝トーナメント進出だ。日本の技と堅い守りが目立った試合だった。2本のフリーキックによる得点は、今後対戦するチームに日本のセットプレー恐るべしとの印象を植付けたに違いない。

しかし、ワールドカップ前、韓国とのテストマッチに惨敗した姿を見た時、誰が、この決勝トーナメント進出を予想しただろうか。これまでの実績にとらわれず、その時の選手のコンディションを見て、非情とも思われるほどの選手の入れ替えをした岡田監督。あれだけかみ合っていなかったチームが、堅い守りと少ないチャンスを確実にものにする試合巧者に変身し、さらに一戦一戦成長している。やはり、監督の采配の妙というべきだろう。事前の練習試合はいくら負けても関係ない。本番のワールドカップで結果を残すこと、そう念じ続け、選手にも語り続けたに違いないが、この結果に一番安堵しているのは、岡田監督その人であろう。

また、改めて思うのは、第2戦でのオランダ戦での失点を最小の1点に抑えたことである。後半、1点失ったあと、少なくとも2回決定的なピンチがあった。1回は川島のファインセーブ、2回めも川島が弾いたボールがあわやゴールインするかという瀬戸際で中沢、闘利王が蹴り出した。あそこで、あと1点取られて0対2になっていれば、日本とデンマークの得失点差は同じ-1となり、そうなると、総得点で順位を決めるため、2点のデンマークと1点の日本の立場は入れ替わっていた。オランダ戦を0対1で終えたことは、もちろん、デンマーク対カメルーン戦次第ではあったが、結果的には、引分けと同じ重みがあった。「負けていても、負けるとわかっていても最後まで気を抜くな」というリーグ戦の教訓だろう。今日の試合で、引分けでも決勝トーナメント進出というアドバンテージをどちらのチームがもっているかで、監督の戦略・戦術、試合に臨む際の選手たちの余裕に影響したはずである。

決勝トーナメント1回戦の相手がグループF1位のパラグアイ。いまの岡田ジャパンなら、日本サッカーの歴史を塗り替える、決勝トーナメントでの勝利も期待したくなる。

| |

« 2010ワールドカップ南アフリカ大会、日本代表がカメルーンを1対0で破り、勝ち点3のスタート | トップページ | 2010ワールドカップ南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦、日本代表はパラグアイ相手に0対0と善戦するもPK戦で敗れベスト8進出ならず »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サッカー日本代表がデンマークを破り、2010ワールドカップ決勝トーナメント進出を決める:

« 2010ワールドカップ南アフリカ大会、日本代表がカメルーンを1対0で破り、勝ち点3のスタート | トップページ | 2010ワールドカップ南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦、日本代表はパラグアイ相手に0対0と善戦するもPK戦で敗れベスト8進出ならず »