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2010年9月23日 (木)

第69期A級順位戦3回戦最終局、渡辺明竜王vs久保利明二冠(棋王・王将)のタイトルホルダー対決は渡辺竜王に軍配

秋分の日を控えた昨日(2010年9月22日)は、神戸で羽生善治王座に藤井猛九段が挑戦する第58期王座戦五番勝負第2局が行われ、東京千駄ヶ谷の将棋会館ではA級順位戦の3回戦最終局の渡辺明竜王vs久保利明二冠戦が行われた。

王座戦は羽生王座が勝って2連勝。19連覇に王手をかけた。

一方、A級の2人は、ともに前期のB級1組で1位(渡辺竜王)、2位(久保二冠)となり、今期それぞれA級の9位、10位の昇級した。しかし、トップ棋士10名のリーグであるA級はタイトルホルダーの2人であっても連勝スタートを許すような場ではなく、ともにここまで1勝1敗。勝てば2勝1敗となり3連勝の森内俊之九段、谷川浩司九段の2人を追撃する2番手グループに浮上する。一方、負けて1勝2敗となると、昇級直後で順位が下位のため、1勝2敗グループ5名の最後列となり成績順で9位、後ろは3連敗で10位の藤井猛九段だけとなり、暫定とはいえ降級候補の仲間入りとなってしまう。

今回の対局は久保二冠の先手。振り飛車党の久保二冠は得意の石田流三間飛車に構え、自玉の守りの手数を省いて、序盤から角を切って果敢に攻め込む。竜と金が渡辺玉を追い、一時は渡辺玉を△8五まであぶり出したが、攻め駒が若干足りない。渡辺竜王は玉の早逃げで攻めをかわし、手番が回ってきたところで一気に反撃に転じた。久保二冠も、再度の攻めを試みるが、渡辺竜王は自陣の守りに銀2枚を投入して補強。渡辺竜王は自陣を安泰にした上で最後の寄せに出て、久保二冠の粘りを振り切った。

これで渡辺竜王は、郷田真隆九段とともに2勝1敗の2番手グループに入り、3連勝の森内九段、谷川九段を追う。10月5日予定の4回戦第1局で、渡辺竜王は森内九段と対戦する。前期の竜王戦七番勝負では、渡辺竜王を森内九段の挑戦を4タテで退けたが、順位戦ではどうなるだろうか。
敗れた久保二冠は1勝2敗で暫定9位に。4回戦の相手は、同じく1勝2敗の丸山忠久九段。ここでも、敗れると今期の名人挑戦の目はほぼなくなり、残留を目指す順位戦の戦いになる。

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