2010年の東京の猛暑を振り返る
今日は、体育の日。東京はスポーツにはもってこいの秋晴れで、気温は23度を超え、汗ばむ陽気だった。まだ、夏が続いているような錯覚に陥る。
2010年の東京の夏は暑かった。とにかく暑かった。土日、家にいる時は、だいたいTシャツと短パン。まず、朝起きて着替え、午前中で1枚、午後1枚、汗ぐっしょりになり、1日に3枚も4枚もTシャツを着替えていたように思う。
いったい気温はどうなっていたのかと、5月1日から昨日までの毎日の最高気温と最低気温、それぞれの7日平均の移動平線の折れ線グラフを作ってみた。
移動平均線を見ると、7月の半ばから、最低気温・最高気温とも一気に上昇し、9月上旬まで最高気温平均は30℃を超え、最低気温平均は25℃を超えている。
最低気温が25℃を超えると熱帯夜だが、7月12日に26.2℃を記録、13、14日は下がったものの、7月15日に再び26.4℃を記録すると9月7日の27.8℃までほぼ連日熱帯夜が続き、この間、最低気温が25℃を下回ったのは、7月29日の24.4℃と8月9日の23.6℃の2日間だけである。その後、9月12日のも25.1℃を記録した。今年2010年の東京では、2ヵ月近く熱帯夜に悩まされたことになる。
再び、グラフに目を転じると、9月上旬以降、移動平均線は、右下がりで9月末には、過去7日間の平均値は最高気温22℃、最低気温16℃のあたりまで落ちており、9月一ヶ月で10℃余り気温が下がったことになる。
ただ、1日1日で見ると、前日の最高気温を翌日の最低気温が上回ったりなど激しく乱高下しており、「体がついていけない」と一人で悲鳴を上げていたことを思い出す。
9月一気に下がった気温は、10月に入り若干反転。下げ渋り気味で、今日も、暑いと感じる一日だった。なんとか、体調を崩さないように気をつけないといけない。
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