郷田真隆九段、第52期王位戦予選3組で室岡克彦七段を破り3組ベスト8へ駒を進める
今週水曜日(2010年10月7日)、郷田真隆九段が第52期王位戦予選3組に登場、室岡克彦七段を破り、3組ベスト8に進んだ。次の3組準々決勝は神谷広志七段と戦う。神谷戦も含めあと3勝で挑戦者リーグ入りである。
携帯の棋譜中継はあったのだが、現在携帯での棋譜中継に対応しているのは、ドコモとソフトバンクだけで、あいにく私のもっているauの携帯での棋譜中継はまだ実現しておらず、将棋の内容はわからない。
郷田九段はこれで、2010年度ここまで17戦で9勝8敗で勝率0.5294。年度通算で初の負け越し(16勝23敗:勝率0.4103)となった前期の不調からまだ抜けきれない感じだ。
勝ち負けの並びは○●●●○○○●○●○●●○○●○で、なかなか2つ以上の勝ち越しが実現しない。10月2日には、名古屋での日本シリーズの準決勝で山崎隆之七段に敗れ、8勝8敗。王位戦で室岡七段に勝ったことで、再びひとつ勝ち越しを確保した。
今年度(2010年度)は、棋聖戦予選がベスト4、竜王戦で決勝トーナメントに出場し戸辺六段には勝ったものの久保二冠に敗退。今後、年度内に予定されているタイトル戦である王将戦、棋王戦とも初戦で敗退しており、今期のタイトル戦出場の可能性はなくなった。
ファンとして楽しみにしていた日本シリーズが決勝を目前にして敗退。残る棋戦は、年間を通じてのリーグ戦で名人挑戦者を決めるA級順位戦と朝日杯将棋オープンだけである。朝日杯はようやく2次予選の組み合わせが決まり、2次予選から登場の郷田九段はD組1回戦で小林宏七段と対戦し、それに勝つと、高橋道雄九段vs飯塚祐紀七段戦の勝者と本戦トーナメント入りを争う。本戦トーナメントはシード棋士8名と2次予選通過者8名計16名によるトーナメントである。持ち時間40分の早指しで、ネット中継があり、優勝賞金は1000万円。他棋戦であまり勝っていないので、来年度、賞金ランキングで出場者を決めるネット将棋最強戦や日本シリーズの出場も微妙になってくる可能性があるので、高額賞金の朝日杯では頑張ってほしいものだ。
あとは、本命である順位戦。いまのところ3戦して2勝1敗で、すでに4戦して4勝の谷川浩司九段、3勝1敗の森内俊之九段、渡辺明竜王を追いかける4番手につけている。またこの上位3名との対戦を残しており、自力でプレーオフ進出の目がある。順位戦に次の対戦は、10月14日の高橋道雄九段戦である。前期、苦杯をなめているだけに今回は雪辱してほしいものである。
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