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2010年10月23日 (土)

吉祥寺の新しいテナントビル「コピス」に行く

今日は、久しぶりに吉祥寺に出かけた。吉祥寺は、雑誌「東京ウォーカー」のアンケート調査で「住みたい街」の第1位に選ばれた街。2010年2月に発表された結果だが、今回で5年連続で1位(2位は自由が丘、3位は下北沢)ということらしい。
ちなみに、同じアンケートでは「住んでよかった街」のアンケートも行われていて、こちらも1位は吉祥寺で、以下2位中野、3位池袋と続く。
吉祥寺は、住みたいと思って住んでみて期待を裏切らない住みやすさだったということだろう。

しかし、そんな吉祥寺にも、しばらく前にはちょっと危機的な事態が起きていた。吉祥寺駅の北側の繁華街の中央部で営業していたデパート伊勢丹吉祥寺店の閉店である。1971年11月に開店した同店は、駅北の繁華街の中で西側の東急百貨店、東側の近鉄百貨店(1974年開店2001年閉店)と並ぶ吉祥寺の顔をして、街を彩ってきた。しかし、昨年(2009年)10月に、2010年3月の閉店を発表。発表通り、2010年3月14日に閉店した。

同店の跡地ビルは、武蔵野市から三菱商事グループが請け負ったとのことで、半年の改装期間を経て、「コピス吉祥寺」が、今月(2010年10月)15日、リニューアルオープンした。

まだ、オープンから2週間の土曜日ということで、ビルの前のステージでは今風の衣装のチンドン屋が音楽を奏で、踊り子が踊っていた。

1階のステージの端には、「ムーミンスタンド」という名前のドリンクスタンド。タピオカをニョロニョロの種に見立てて、タピオカ入りのドリンクを販売している。永年のムーミンファンとしては、何となくうれしくなる。

私にとっての一番の関心は、A館・B館に分かれるビルのB館の6階・7階に出店した書店「ジュンク堂吉祥寺店」である。
同書店は神戸が発祥の書店であるが、1997年に池袋に出店に東京進出。2001年に池袋店を2倍に増床し売り場面積2000坪、さらに2004年には新宿三越に新宿店をオープンし、2007年の増床で新宿も1650坪となっている。(同書店ホームページより)。
渋谷やプレスセンターにも出店し、東京での販売拠点を着々と増やしつつある。吉祥寺店は6階が文庫・新書・コミック等が置かれ、7階が各分野毎の単行本、専門書という構成で、新宿店よりは狭いなとは思ったが、それでも1100坪あるとのこと。日常、必要な本は、これで十分かなという感じであった。
私個人の感想としては、床から頭の高さくらいの書棚にずらりと本を並べるジュンク堂方式の陳列は、本を探しやすいような気がしている。

吉祥寺には、総合書店としては、パルコの地下2階にリブロ、改装前のユザワヤビルの地下に京王電鉄グループの啓分堂書店(現在はビルの立て替えのため、ユザワヤとともに丸井吉祥寺店内に移転)があるが、そこにジュンク堂が割って入ったことで、吉祥寺書店勢力図はどのように変わるのであろうか?

今日は、妻と次女と一緒に行ったのだが、2人によれば「コピス吉祥寺」に入居している他のテナントはあまり印象には残らなかったようで、いつも辛口発言をする大学生の次女は「1回来ればもういいかな」とコメントしていた。
伊勢丹時代もここ数年はさほど客は入っていなかったことを考えれば、ビルが空き家でなければいいとも言えるが、できれば、いいテナントが集まって、栄えてほしいものである。

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