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2010年12月18日 (土)

『日本将棋連盟モバイル』がau携帯に対応したのはいいけれど、スマートフォンISシリーズは蚊帳の外、Andoroid用モバイルも作ってほしい

私はかつての仕事の縁もあって、携帯電話は「○○セルラー電話」と言われていた時代からのauユーザーである。

先月(2010年11月)、遅ればせながらauがスマートフォンに本格参入したIS03に機種変更を行ってほぼ1ヵ月が過ぎた。
それまでは、WT62という東芝製の端末を使っていたが、金属製の筐体で立派に見えたものの剛性が弱かったのか、鞄やウエストポーチに入れているうちに表面の一部に小さな凹みが出来てしまい、2年のサポート期間が終ったらすぐにでも機種変更をしようと思っていたところに、かねてから興味のあったスマートフォンの日本仕様モデルをauが売り出すということで、事前に予約をして手に入れた。

とりあえず使ってみて、おサイフケータイが当面WAONしか対応しておらず、EdyやSuicaへの対応は年明けになること、音楽プレイヤーのLISMOがPCからの楽曲の取り込みに未対応だったこと(これは2010年12月16日にバージョンアップ済)、電池の持ちが半日程度(朝までにフル充電して、職場に携帯し、行き帰りの電車の中や、昼休みにいじる程度で夜8~9時頃には要充電マークが出る)等はあったが、電子マネーは別途、EdyとPASMOをカードで使っていて不自由は感じないし、LISMOも年内にはバージョンアップ予定だったので、バージョンアップまでは、昔使っていたMDウォークマンを探し出して通勤電車の中で音楽を聴き、電源は乾電池式の充電器をバックアップ用に携帯することにした。

その中で、一番、当てが外れたのが、将棋の棋譜中継である。IS03はAdbeのFlash(PlayerFlash Lite4.0)対応との触れ込みだったので、PCモードで棋譜中継が見られることを期待したが、名人戦棋譜速報も竜王戦等各種タイトル戦の棋譜中継も将棋盤までは表示されるものの、駒の横幅が実際の半分程度に圧縮され、さらに画面の左端に寄ってしまうので何かどうなっているのかさっぱりわからない。
現在、IS03のOSはAndoroid2.1、来春には2.2にバージョンアップされ、そうなればFlashPlayer Lite4.0からFlashPlayer 10.1対応となる。そうなたっら、PC版の棋譜中継をまともに観戦できるのではないかと期待している。

そんなことを考えていると、今度は、日本将棋連盟から『日本将棋連盟モバイル』がau携帯に対応と発表された。
『日本将棋連盟モバイル』は、PC中継から漏れたような対局の中から、関心を持たれるようなカードを中継している。昨日も、棋王戦の敗者復活戦決勝の渡辺竜王vs窪田六段戦が中継されている。将棋ファンとしては、自分の携帯が対応していれば、月額350円であればよろこんで払いましょうというところである。

『日本将棋連盟モバイル』は、2010年7月にドコモ端末、9月にソフトバンク端末、10月にiPhoneと対応キャリア・機種が順次拡大され、ようやくauの番が回ってきた。しかし、auで対応しているのは、携帯版のブラウザであるezwebだけで、ezwebに対応していないauのスマートフォンは対象外である。皮肉にも私が見捨てたWT62は対応機種になっている。
スマートフォンでもiPhoneの対応は終っている中、IS03のOSであるAndoroidについて、将棋連盟のモバイル編集長遠山四段は8月時点では「Androidについては年内はちょっと厳しそうですが、忘れているわけではありません。ただ課題が多いのも事実で、じっくり腰を据えて取り組む必要があり、少し時間がかかりそうです。」(2010.8.25遠山雄亮のファニースペース)とブログに書いていたが、au携帯版のリリースを伝える最近のブログの記事で、読者からのAndoroid対応への質問があり「Androidは来年以降の課題で、近々の対応とはならなさそうです。」(2010.12.16遠山雄亮のファニースペース)と回答されていて、リリースまでにはまだまだ障害が多いことがうかがえる。

結局、IS03では、PC版の棋譜中継も、携帯版の棋譜中継も見ることができず、それだけがIS03で残念な点である。通常のインターネットサイトは問題なく見られるし、ワンセグも、YouTubeも見られるのに、棋譜中継だけが見られないのだ。
C級2組の昇級争いに絡み、棋士の本業に専念すべき遠山編集長には、はやく昇級を決めてもらい、『日本将棋連盟モバイル』のAndroidへの対応の課題を一つでも多く解決してもらえばと思う。

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