我が家の7月の節電は前年比約30%減だった
一昨日、東京電力から今年の7月分の「電気のご使用量のお知らせ」がポストに入っていた。
正確にいうと、今年(2011年)6月24日から7月26日までの33日間の電気の使用量である。記載は852kwh。同じく1年前の7月(33日間)は1205kwhなので、353kwh減らしたことになる。率にして△29.3%。政府のいう15%節電の目標はクリアしたことになる。
そもそも、家族5人の使用量の絶対水準として、我が家の数値が標準的な家庭よりも高かったのかもしれないので、偉そうなことは言えないが、増えているよりはいいだろう。
ちなみに、昨年と今年の同時期の気温について、気象庁の気温のデータのうち、我が家に比較的近い「練馬」の観測点の気温を比較すると2010年6月下旬26.0℃→2011年6月下旬26.6℃、7月上旬26.4℃→28.5℃、7月中旬27.7℃→29.5℃といずれも今年の方が高くなっているので、気温の要因で減った面はあまり考えられず、我が家の範囲でみれば、それなりに努力をした結果といえると思う。
3月の大震災、福島原発事故以降、節電対策としてやったことは、照明のための電球を全てLED電球に換えたことである。いわゆる標準的な電球の口金E26タイプは、すでに白熱球から電力使用の少ない電球型蛍光灯に換えていたが、まだ使えるもの含めて全てLED電球に換えた。
そして、この夏の節電の中心はやはり極力エアコンを使わないようにしたことである。昨年まで、我が家には扇風機は大小2台しかなかったが、この夏扇風機を1台、サーキュレーターを2台追加で買って、なるべくエアコンを使う回数を減らすようにした。それでも、熱帯夜の夜には2階で寝る子ども達はエアコンを使っているようだが、それでも、エアコンののべの使用時間はかなり減らせていると思う。
果たして、この調子で8月も減らせることができるのか?体調を崩さない範囲で続けていこうと思う。
それにしても、ちょっとした意識の変化で30%も電力使用量が減るとは・・・。これまでいいかに無駄遣いしていたかということでもあるのだろう。
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