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2011年8月13日 (土)

第61期王将戦二次予選1回戦で郷田真隆九段が野月浩貴七段を破り2回戦進出

先日(8月8日)のA級順位戦2回戦で高橋道雄九段を破ってようやく今年度の通算成績を6勝6敗の5割に戻した郷田真隆九段の次の公式戦は王将戦の二次予選。
王将戦は7人で挑戦者リーグを戦い、優勝者が挑戦権を得る。毎年、挑戦者リーグは上位4名が残留、下位3名が陥落する。翌年度その挑戦者リーグ入り3名の枠を賭けて、二次予選が戦われる。
二次予選は、挑戦者リーグに残留した4名を除く棋士の中から、前期リーグ陥落者3名、タイトルホルダー、A級棋士がシードされ、一次予選を勝ち抜いてきた棋士とあわせ、18名が3組に分かれてトーナメントを戦いリーグ入りを目指す。

今期は、前期リーグ残留者が豊島将之五段(前期挑戦者)、羽生善治二冠(棋聖・王座)、佐藤康光九段、渡辺明竜王の4名。
前期リーグ陥落者が三浦弘行八段、深浦康市九段、森内俊之名人の3名、そこに広瀬章人王位、A級(第69期)から高橋道雄九段、丸山忠久九段、木村一基八段、谷川浩司九段、郷田真隆九段、藤井猛九段の二次予選シード棋士7名が加わる。
さらに、一次予選を勝ち抜いた、豊川孝弘七段、野月浩貴七段、島朗九段、橋本崇載七段、阿久津主税七段、大石直嗣四段、稲葉陽五段、阿部隆八段の8名で18名である。

郷田九段は8月12日(金)に二次予選1組で、1回戦で一次予選勝ち抜き組の野月七段と対戦した。 将棋連盟ホームページの「最近1週間の結果」によれば、先手番の郷田九段の勝利。リーグ入りに向けて、第一関門突破である。
2回戦の相手は同期のライバル丸山九段。丸山九段に勝つと、リーグ入りを賭けて、森内名人と稲葉五段の勝者と戦うことになる。
第58期にリーグ入りして以降、この2年間は二次予選敗退が続いているので、今年は久しぶりに挑戦者リーグに復帰して、初の王将戦の挑戦権を手してほしいものだ。

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