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2011年10月 2日 (日)

第37期棋王戦挑戦者決定トーナメントで、郷田真隆九段が深浦康市九段を破りベスト8進出

上半期の最終日9月30日(金)の対局予定に棋王戦の郷田九段vs深浦康市九段戦が掲示されたのは直前になってからのような気がする。
今期の棋王戦では、郷田九段はA級棋士によるシードで2回戦から登場。7月29日の初戦で1次予選から勝ち上がった横山泰明五段を破り、3回戦に駒を進めた。この時の棋譜はずいぶんあとのなって「棋譜でーたべーす」に投稿された。後手の横山五段の中飛車に対し、郷田九段が超速▲4六銀戦法でで対抗し、攻め勝った内容だった。

第37期棋王戦 郷田九段vs横山五段戦の棋譜

3回戦の相手は、1回戦行方尚史八段、2回戦で森内俊之名人と強敵を倒して勝ち上がってきた深浦康市九段。2001年度以降の2人の対戦成績は14戦で8勝6敗と郷田九段がリードしているが、黒星の中には2007年9月には王将戦リーグ入を賭けた2次予選の決勝、今年2011年4月には棋聖戦の挑戦者決定トーナメントの準決勝での敗戦などがあり、難敵である。
翌日の将棋連盟のHPの「最近1週間の結果」を見ると、後手となった「先手深浦九段●:後手郷田九段○」との記載。なんとか、難敵を破ってベスト8に勝ち残った。

棋王戦は、第23期で挑戦者になったこともあり、その後も第26期から第28期の3年間と第31期のあわせて4回は挑戦者決定戦まで勝ち残っているなど、郷田九段にとって比較的相性のよい棋戦だったが、第32期にベスト8進出を最後に、第33期以降の4年間は1次予選の勝ち抜き者に初戦で敗退するケースが3度ありベスト8にさえ残れなかった。

ベスト4入りを争う準々決勝の相手は松尾歩七段。1回戦で豊川孝弘七段、2回戦で牧野光則四段、3回戦では前期挑戦者の渡辺明竜王を破ってベスト8進出。この勢いに乗る後輩に勝てば、久しぶりのベスト4。ベスト4に残れば、敗者復活戦への出場の権利も得られる。

すでに、王将戦の予選では2次予選で丸山忠久九段に敗れているので、郷田九段にとって、今年度にタイトル挑戦の可能性が残るのはこの棋王戦だけとなっている。何とか勝ち進み、久保利明棋王への挑戦者に名乗りをあげ、自身4回目のタイトル獲得を実現させてほしいものだ。

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