SONYのウォークマン(WALKMAM)の自動選曲システム「おまかせチャンネル」がおもしろい
先週末、職場からの帰り、いつも乗る地下鉄の路線が事故対応でしばらく止まりそうということで、別ルートで家路につく。乗換駅もいつもと違う。駅前に最近オープンした「ドンキ・ホーテ」の店。何か買うあてがあるわけでもないが、ふらりと入る。
そう言えばと思い、家電のコーナーに向かう。SONYのウォークマンの新型が発表されたので、旧型が在庫処分で値下がりしている。「ドンキ・ホーテ」でいくらか見てみようと思うと格安で売られていて、その場で、16Gモデルで充電器になるスピーカーがセットになったNW-S755Kの「黒」を買った。
同じシリーズの8GモデルのNW-S754Kの「白」を、今年の5月の妻の誕生日にプレゼントした。
実際に使って見ると、コンパクトで音質もいい。私の携帯電話(au)の音楽ソフト「LISMO」がSONY製で、「LISMO」でパソコンに録音した曲が携帯だけでなく、ウォークマンにも転送できるので、既存のPCでの曲のストックが利用できるのも、プレゼントに選んだ理由のひとつだった。
ウォークマンのSシリーズでの新型と旧型の違いは、新型のBluetooth対応が目玉なので、今までの使い方なら特に支障はない。
しばらく使ってみておもしろい機能だと思ったのは、自動選曲システム「おまかせチャンネル」だ。「おまかせチャンネル」を選んだ時間帯によって、「朝のおすすめ」「昼のおすすめ」「夕方のおすすめ」「夜のおすすめ」「深夜のおすすめ」が自動的に表示され再生がはじまる。
さらに、「アクティブ」「リラックス」「メロウ」「アップビート」「エモーショナル」「ソファラウンジ」「ダンスフロア」「エクストリーム」などが選択できる。
いつもはアルバム別に再生しているので、どうしても好みの歌手、アルバムに偏ってしまい、プレイヤーの中に入っていても、聴かないままになってしまうのも多い。
試しに、「朝のおすすめ」を聴いてみると、朝、これから学校や会社に行くぞという時に聴くと、いいかもしれないという曲が次々と再生される。家でスピーカーに繋いで再生していると、喫茶店などで流れる有線放送を、家で聴いているような気分になる。中には、自分が録音した曲なのだが、この曲は誰の曲?というような新たな発見もあって、おもしろい。
朝用の曲は、歌詞の中に「朝」「光」「走る」などの特定のキーワードが入っているものを選んでいるのだろうかと考えた。
SONYの製品説明の中では、「ソニー独自の12音解析技術により、“ウォークマン”のミュージックライブラリにためた楽曲を10チャンネルに自動分類。チャンネルを選ぶだけで、そのときの気分やシーンにあった楽曲を楽しめます。」と書いてある。
この自動選曲機能はウォークマンには昨年(2010年)発売された機種から搭載されたようだ。アップルのiPodなどの「Genius」という機能とも似ているが、最初から端末の側で選曲してくれているのが、少し違うように思う。
新型はこちら。
| 固定リンク | 0
« PHP新書『日本企業にいま大切なこと』(野中郁次郎・遠藤功著)で語られた「知の創造のために必要な相互主観性」に納得 | トップページ | 岩波少年文庫のランサム・サーガ4作目の『オオバンクラブ物語』(上)・(下)巻セットが10月の新刊で登場していた »
「音楽」カテゴリの記事
- 大原櫻子は2010年代の歌姫になれるか(2016.01.03)
- 深夜アニメ『坂道のアポロン』が素晴らしい(2012.06.10)
- SONYのウォークマン(WALKMAM)の自動選曲システム「おまかせチャンネル」がおもしろい(2011.10.16)
- 学生時代に夢中で聴いた西島三重子のワーナー・パイオニア時代のLP5枚がCD-BOXで復活(2011.09.26)
- 深大寺の参道の「鬼太郎茶屋」といきものががりのベストアルバム「いきものばかり」(2010.11.03)
「IT」カテゴリの記事
- 「重要なニュース」というタイトルの詐欺メール(2021.06.14)
- SONYのウォークマン(WALKMAM)の自動選曲システム「おまかせチャンネル」がおもしろい(2011.10.16)
- 『将棋世界』の電子書籍化は、電子出版の新たな可能性を示しているのではないか(2010.12.09)
- 米国での新たな動きを紹介し、ネット社会の現在と未来を語るハヤカワ新書juiceの第1作『クラウドソーシング』(2009.06.23)
- 電子辞書と紙の辞書(2007.03.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント