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2011年12月の記事

2011年12月31日 (土)

2011年を振り返って、「日本回帰」を感じるこの頃

12月はほとんどブログに記事を書かないまま、大晦日を迎えた。

今年2011年は、我々が住んでいる日本そのものが、東日本大震災とそれに連鎖する形で起きた福島原発事故で、大きく変ることになった。
偶然だが、私自身も大きな転機を迎えた。30年近く勤めた職場から、新しい職場に移ったのが3月1日。異動前に挨拶が出来なかった前の職場の関係者を午前中に挨拶して回り、昼食も前の職場の先輩と食べた。挨拶回りが、ようやく一段落し、翌週からはいよいよ新しい職場での最初の出張の準備を始めてしばらくたった午後2時過ぎ、東京も大きく揺れた。震度5強だった。

あれから9ヵ月余。2011年が終ろうとしている。日本での震災後、ヨーロッパではギリシャに端を発した金融危機が本格化し、リーマンショックでの金融危機からまだ脱出できない米国と世界は閉塞感の中にある。欧米では、バブル崩壊後に日本の金融・経済が歩んだ道を、現在、米国や欧州の経済・金融がなぞるように進んでいることを評して「日本化」と言われているいるという。
日本経済よりも、遙かに先進的だったはずの米国、欧州の経済が、結局は、日本の後追いをしているというのは、何とも奇妙な感覚である。我々が手本としてきた欧米型の資本主義のデフェクトスタンダードはいったい何だったのだろうか?多くの人がそう思っているに違いない。

最近の日本の雰囲気として感じるのは、ひとことで言えば「日本回帰」だ。
東日本大震災と福島原発事故という未曾有の大災害の中、日本人が自分たち自身で協力しなければならず、そこには、資本主義の原則では割り切れない「人のために無償で何かをする」という行為が不可欠である。そういう思いを多くの日本人が感じ、行動し、その姿が海外で高い評価を受けることで、少し日本人としての誇りと自信を取り戻してきているような気がする。
最近のテレビやマスコミを見ていると、気のせいかしれないが、日本の文化や伝統を見直すような内容のものが増えているような気がする。1945年8月15日に太平洋戦争に敗れてから、日本の文化や伝統は、軍国日本と同一視される形で否定されることはあれ、見直される機運が生じることはなく、むしろ風化していく一方だったように思う。
しかし、最近では、日本のアニメが海外でもてはやされ、CoolJapanと呼ばれ、レディーガガのような海外のトップスターが「日本が好き」という。実は、日本という国は、自分たちが卑下するほど、悪い国ではないのではないか?と、多くの人が感じたとしても不思議ではない。

2012年が本当に「日本回帰」の1年になるのか、よく見ていきたいと思う。

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2011年12月 6日 (火)

約2年かけて「将棋世界」昇段コースのアマチュア四段レベルに到達

008年4月から将棋連盟の月刊誌「将棋世界」の昇段コースで、初段から挑戦を始めた。2008年8月に初段コース卒業、2009年4月に二段コース卒業、2010年1月に三段コースの卒業証が届いた。それから、23回、約2年をかけて、「将棋世界」2011年12月号、第324回の四段コースで4問中2問正解し、規定の累計で20問正解に達し、四段の資格を満たした。

初段から三段コースまでは同じ問題で、1問正解で100点。初段は800点(8問正解)、二段は1200点(12問)、三段は2000点(20問)と求められる正解数が増えていく。

その上は四段から六段コースで三段コースまでとは別の問題となり、問題の難易度も上がり、1問正解で500点。四段は10000点(20問)、五段は12000点(24問)、六段は20000点(40問)正解する必要がある。

三段コースまでは比較的順調だったが、四段コースでは苦労した。四段コースにに応募を始めてからの成績は以下の通りだ。

第302回:500点、第303回:0点、第304回:1000点(1500点)
第305回:0点、第306回:0点、第307回:0点、第308回:0点
第309回:500点(2000点)、第310回:1000点(3000点)、第311回:0点
第312回:1000点(4000点)、第313回:0点、第314回:500点(4500点)
第315回:0点、第316回:1000点(5500点)、第317回:500点(6000点)
第318回:500点(6500点)、第319回:0点、第320回:1500点(8000点)
第321回:0点、第322回:500点(8500点)、第323回:1000点(9500点)
第323回:1000点(10500点)

最初の3回で1500点を確保したまでは、問題のレベルも上がったし、こんなところかと思っていたが、その後4回連続で0点が続く。7回応募して5回0点となった時は、もう応募するだけ時間の無駄かなと思ったが、あきらめずに続けていると、時々、2問正解も出るようになり、0点が出ても2回続くことはなくなった。
第320回で3問正解、点数累計が8000点なったことで、ようやく、先が見えてきた気がした。
前回を終えたところで9500点、残り1問となった。今回の応募結果が2問正解の1000点で規定の10000点を500点超える多めのクリアとなった。

自分としては、四段に達したら、一時彫将棋の駒を買おうと思っていたが、先月の半ば、将棋連盟の通販ページで年1回「将棋の日」の割引があったので、この時に、今回、1000点に達することを見越して、先買いしていた。
なんとか、今回規定に達し、ほっと一息である。

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2011年12月 5日 (月)

冬の朝の日比谷公園でのお気に入りの1枚の写真

毎朝、通勤途中に日比谷公園を通る。春夏秋冬で、それぞれの季節に応じた景色を見せてくれる日比谷公園だが、中でも、今の季節、都会の紅葉に飾られる日比谷公園が一番見応えがある。
以前は、デジカメを鞄に入れて足を止めて、写真を撮っていたが、携帯電話をスマートフォンを替えてからは、付属のカメラが800万画素になったので、気楽にスナップ写真が撮れるようになった。

日比谷公園は11月の半ばから徐々に紅葉してきた。一昨日の土曜日、東京は午前中は土砂降り、午後曇り。昨日は快晴で、今朝もそれを引き継いで、日差しがまぶしかった。
何枚かスマートフォンで写真をを撮ったが、一番気に入ったのが下の1枚だ。

空の青に、黄色と赤の紅葉、植え込みの緑、紅葉のむこうには都会のビル。イチョウの木に指す朝の日差しを浴びてのコントラストが鮮やかだった。

20111205

<追記2011年12月6日>ちょうど、この写真を撮った12月5日から始まった「LUMIX(ルミックス)×HELLO WORLD「GIFT」フォトコンテスト」に投稿してみた。

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2011年12月 2日 (金)

第37期棋王戦挑戦者決定トーナメント本戦決勝で郷田真隆九段が広瀬章人七段を破り挑戦者決定二番勝負に進み、700勝到達

今日(2011年12月2日)は重要な対局が重なった。
青森県八戸市では渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第24期竜王戦七番勝負第5局。東京千駄ヶ谷の将棋会館では第60期王将戦七番勝負の挑戦者を決める王将戦挑戦者リーグを6勝1敗で終えた佐藤康光九段と豊島将之六段の挑戦者を決めるプレーオフ、第37期棋王戦の挑戦者決定トーナメントの本戦の決勝戦の郷田真隆九段vs広瀬章人七段戦、同じく棋王戦の敗者復活戦の準決勝、中川大輔八段vs糸谷哲郎五段戦が行われた。

竜王戦は渡辺竜王が勝って4勝1敗でタイトル防衛を果たし竜王戦の連覇を8まで伸ばした。王将戦のプレーオフは佐藤九段が勝って5年ぶりの王将位挑戦を決めた。棋王戦の敗者復活戦では糸谷五段が勝った。

最後までもつれたのが、棋王戦の郷田vs広瀬戦。朝10時に始まった対局は、中川vs糸谷戦とあわせモバイル中継された。郷田ファンとしては勝負の行方が気になる。仕事の合間や昼休みに、ちらちらと眺める。
振り駒で先手となった広瀬七段が得意の四間飛車穴熊、居飛車党の郷田九段は居飛車で受けて立ち、こちらも穴熊に囲う。
戦端が開くまで、つばぜり合いが続いたが、後手の郷田九段から攻めかかる。郷田九段は要所要所で大駒の飛車角を切って局面を転換する。広瀬玉が潜む穴熊の囲いの金銀を一枚づつ剥がしていく。一度、自陣の穴熊に出来た隙間に銀を埋めて自陣を固めた後は、細い攻めをつなげ、自玉が穴熊から動くことなく、広瀬玉を穴からいぶりだし、172手の長手数で広瀬七段を投了に追い込んだ。挑戦まであと1勝とするとともに、節目の700勝目を上げた。

郷田九段が挑戦者決定二番勝負に進んだのは6年前の第31期に敗者復活戦から挑戦者決定二番勝負で本戦から勝ち上がった森内俊之名人と戦って以来。(その時はで森内名人に敗れ挑戦を逃した。)
今回こそは、敗者復活戦から勝ち上がって来る相手(広瀬七段vs糸谷五段の勝者)を初戦で破り、挑戦者に名乗りをあげ、久保利明棋王からタイトルを奪取してほしい。

第37期棋王戦挑戦者決定トーナメント本戦決勝戦郷田九段vs広瀬七段戦の棋譜

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