郷田真隆九段、第83期棋聖戦決勝トーナメント1回戦で飯塚祐紀七段を破りベスト8進出
現在、第37期棋王戦五番勝負で久保利明棋王に挑戦中の郷田真隆九段。先日の朝日杯将棋オープンでは準決勝で広瀬章人七段に敗れるなど、2月に入ってからは3連敗とやや調子を落としていた。
棋王戦第2局を控え、連敗は止めておきたいところ。2月16日(木)には、羽生善治棋聖への挑戦者を決める棋聖戦の最終予選にあたる決勝トーナメントの1回戦。昨年、準決勝まで進んだ郷田九段はシード棋士として決勝トーナメントから登場。
対する飯田祐紀七段は二次予選からの勝ち上がり組。郷田九段と同じ1982年に奨励会入りした棋士の一人で、現在順位戦はB級2組。順位戦では9戦を終え、7勝2敗と2位につけおり最終戦に勝てばB級1組昇級が決まる。順位戦以外でも好調で、ここまで23戦で17勝6敗と勝率7割を超えている。郷田九段にとっては侮れない相手だ。
結果は、将棋連盟のホームページ「最近一週間の結果」によれば、後手となった郷田九段の勝ち。2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、順位戦ではB級1組を1期で通過、A級昇級を決めたばかりの橋本崇載八段。これまで、6戦で橋本4勝、郷田2勝と負け越している。来期のA級でも対戦するわけで、このあたりで借りは返しておいてほしいところだ。橋本戦に勝てば、準決勝で、渡辺竜王と深浦九段の勝者と当たることになる。
挑戦者争いもベスト8に絞られてくれば、実力者や好調な棋士ばかり。なんとか、棋王戦に次ぐタイトル挑戦を決めてもらいたいものだ。
既に2期の獲得経験のある棋聖タイトルは、郷田九段にとって永世位獲得に最も近いタイトルでもある。40代を迎え、一皮むけた感のある郷田将棋。現在、挑戦中の棋王位の獲得、あわせて棋聖位も奪取し、二冠もあわせて手にし、永世位獲得への道も開いてもらいたい。
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