期待以上のおいしいコーヒーを飲めた「ムーミン・コーヒーメーカー」
今年のクリスマスに家族でプレゼント交換をしようということになり、家族5人でそれぞれプレゼントを買うことになった。(とはいえ、家族の誰が手にするかはわからないでの、誰に渡っても家族で使えるものということになる)
何を選ぼうかと、最寄り駅のショッピングセンターにある雑貨店で探していると、お気に入りのムーミングッズ(*)のコーナーに、マグカップを二つ組み合わせたような「ムーミン・コーヒーメーカー」というのが目についた。
(*私は、ファンランドの作家、トーベ・ヤンソンの『楽しいムーミン一家』シリーズが日本で初めて翻訳された時に原作を読んで以来のムーミンファンである)
下半分は普通のマグカップ、上の持ち手のない器がドリッパーで底に穴があいている。そして、銀色の金属カップのように見えるのがフィルターで底がメッシュになっていて、紙のフィルターを使わなくてもよい。フィルターの下にあるのが、ドリッパーのふたとフィルター置きを兼ねる。
おもしろグッズというつもりで、淹れたコーヒーの味には大して期待していなかったが、いざ、家にあったコーヒーの粉で実際にコーヒーに淹れてみると、いつも使う逆三角形のドリッパーで淹れるより、はるかにおいしい。スーパーで200g400円~500円ぐらいで売られいたごく普通の粉なのだが、全然味が違った。
箱に書いてある説明では。「ペーパーフィルターを使わないことでエコにコーヒー豆本来のコクと旨みも味わえる」と書かれている。
使ってみて思うのは、円柱型のドリッパーの形もプラスに作用しているのでは亡いかと思う。底が広いうえに抽出口が1つなので、通常の逆三角形のドリッパーに比べて、湯が長くドリッパーに滞留して、説明書き通り、より多くのコクと旨みを抽出できるのではないかと思う。
これまでと、コーヒーを淹れるのにかかる時間は大して変らないので、少し得した気分だ。
難点を言えば、一度に一杯分しか淹れられないことだなと思って、我が家でこれまでコーヒーを淹れるのに使ってきたティーポットに、上のドリッパーだけをのせてみると、ちょうどいい具合にはまった。これなら、フィルターに少し多めの粉を入れれば、2~3人分を入れることは可能だ。
このコーヒー・メーカーの製造元は岐阜にある山加商店という陶磁器メーカーで、ムーミン以外にもピーター・ラビットやバーバー・パパなどのキャラクター商品を扱っているが、コーヒー・メーカーはムーミンブランドだけのようだ。また、同じヤマカのマグカップには同じサイズの物があり、我が家にあったスナフキンとムーミンママのマグカップでも使えた。
2012年末の、私にとってのちょっといい話である。
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