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2014年3月の記事

2014年3月23日 (日)

祝・郷田真隆九段第63回NHK杯将棋トーナメント優勝!

今日放送された第63回NHK杯将棋トーナメント決勝で郷田真隆九段が丸山忠久九段を破って優勝。
昨年3月に棋王のタイトルを渡辺明に奪われてから、棋聖戦、王座戦、竜王戦と挑戦者決定戦まで進みながら敗退。その無念を、このNHK杯優勝でようやく晴らすことができた。

羽生世代と言われるメンバーの中では、羽生善治三冠が10回、森内俊之竜王・名人が2回、佐藤康光九段が2回優勝していて、今日の決勝の相手、丸山忠久九段が1回優勝経験がある。

早指し戦のひとつJT杯では3連覇の記録を持つ郷田九段、しかし、NHK杯は準優勝とまり。ようやく優勝の栄冠をつかみ、同世代に肩を並べることができた。これを機に、1回と言わず、2回、3回と優勝回数を重ねてもらいたい。

Gouda

第63回NHK杯将棋トーナメント決勝の棋譜(丸山九段vs郷田九段)

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2014年3月15日 (土)

郷田真隆九段、第63回NHK杯将棋トーナメントで決勝進出

毎年4月から3月のサイクルで行われるNHK杯将棋トーナメント。3月に入り、残る棋士は4名に絞られた。昨年の優勝者渡辺明二冠は初戦の2回戦で広瀬章人七段(現八段)に敗れ早々に戦線離脱、過去10回の優勝で名誉NHK杯の資格を有する羽生善治三冠も準々決勝で若手の大石六段に敗れ姿を消している。

その中で、私が応援する郷田真隆九段は2回戦で永瀬拓矢五段、3回戦で高橋道雄九段、準々決勝では激戦の末、難敵森内俊之竜王・名人を激戦の末破り、ベスト4に残った。2年連続のベスト4入りだが、昨年は準決勝で羽生三冠に敗れ、二度目の決勝進出はならなかった。

今回、準々決勝まででタイトルホルダーが敗れており、残っているのは郷田九段、丸山九段の実力派二人。そこに羽生三冠に加え、行方八段、屋敷九段とA級棋士3名を破った大石六段と、谷川九段と豊島将之七段、村山慈明六段(現七段)の若手実力者を破った西川和宏四段の若手棋士二人が割って入る。

準決勝での郷田九段の相手は、西川四段。残った四人の中でA級棋士は郷田九段一人。ここは、準決勝、決勝と連勝して初優勝を手にしたいところだ。
先手となった振飛車党の西川四段は三間飛車に美濃囲い、後手の郷田九段は居飛車穴熊で守りを固めて対抗する。
中央でつばぜり合いが続くが最初に攻め込んだのは西川四段。多少の駒損に目をつぶってどんどん、郷田玉の守り駒を剥がしていき、穴から玉をいぶり出した。西川玉はまだ美濃囲いの中で安住している。しかし、100手前後で西川四段の猛攻も切れ気味となり、100手過ぎから郷田九段の反撃が始まった。そこから二十数手で西川四段を投了に追い込み、決勝進出を決めた。
郷田九段の決勝進出は第49回以来14年ぶり。その時は決勝で鈴木大介五段(当時)に敗れている。決勝の相手は、準決勝で大石六段を破った丸山忠久九段。同じ学年であり、同時期に四段昇段を決め、その後も死闘を繰り広げてきたライバルである。タイトル獲得こそ、郷田が先行したが、順位戦の昇級では常に郷田が後塵を拝してきた。対戦成績でも分がが悪い。

今年度は、棋聖戦、王座戦、竜王戦の3タイトル戦で挑戦者決定戦まで進みながら、いずれも敗れた郷田九段、1年の締めくくりとなるNHK杯では優勝で締めくくり、1年を気持ちよく終えてほしい。

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