2009年6月20日 (土)

データ分析の話(1)都道県別乗用車普及率

のブログ『栄枯盛衰・前途洋洋』も、ややネタ切れになってきて、私が読んだ本や読んでいる本の話や、将棋の話題ばかりで、特に将棋に関心のない人には、最近の記事の半分以上は、面白くないものになっていると思う。

自分の得意分野のネタで読んでいる方にも関心を持っていただける話題として、しばらくデータ分析の話題を書いてみることにする。

私は1990年代の後半、仕事で富山市に5年ほど住んだことがあって、その頃地元のバス会社の方と親しくなった。地域の足であるバスは、マイカーの普及でどこも、乗客は伸び悩んでいるが、都道府県別にどの程度の違いがあるのだろうと思って調べてみたのが、データ分析を手がけたきっかけである。
今日は、私がデータ分析を始めるきっかけとなった、都道県別の乗用車普及率についてグラフを作ってみたので、ご覧いただければと思う。

各都道府県別の普通乗用車と軽乗用車車の合計を、毎年集計される住民基本台帳の数字で割り、人口一人あたりの乗用車の普及率をはじいて多い順に並べたのが、下のグラフだ。
集計対象は2007年3月31日時点、全国の加重平均は45.2%。



上位には北関東3県(群馬、栃木、茨城)と北陸3県(富山、石川、福井)とその間を橋渡しするように長野、山梨、岐阜の3県も名を連ねている。
一方、下位は東京、大阪、神奈川など大都市圏の都府県が名を連ねる。

乗用車は安くなったとはいえ、依然として高価な買い物だろう。
乗用車の普及には、
①高価な買い物ができるだけ豊かである
②鉄道などの公共交通網が都市圏に比べ不便である
③一方、道路網の整備は進んでいる 
などの条件があるのではないかと考えているが、それを裏付ける分析はまだしたことがない。

ただ、茨城県を振り出しに、
茨城(4位)→栃木(1位)→群馬(2位)→長野(5位)→岐阜(6位)→富山(3位)→石川(10位)→福井(8位)という日本列島を横断する帯状の地域で乗用車の普及が高いという事実は、なんとも不思議だといつも思う。

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