2013年12月14日 (土)

スマートフォンをHTCJから機種変更し、初めてXPERIA(UL)ユーザーになった

2012年7月に、スマートフォンをそれまで使っていたauのIS03(シャープ製)を2年の割賦満了期間を待たずに、HTCJ(ISW13T)に機種変更した。IS03は当時auがスマホ市場で独走するアップルのiphoneに一矢報いるべく会社をあげて投入した機種だっただけあって、購入当時は、特に不満はなかったが、その後新機種が続々と投入され、新機能が追加されるに従って物足りなくなってきた。
中でも、スマホの無線ルーター機能(テザリング)は、仕事で出張が多く、パソコンを持ち出す機会が多かった自分にとって必須の機能だった。
IS03、IS04ユーザー向けに買い換えを促す割引券つきのDMが送られて来たことで、テザリング機能を備え、お買い得だったHTCJ(ISW13HT)に機種変更した。
HTCという新興の台湾メーカーという点は気になりはしたが、テザリング機能の魅力に負けた。内蔵カメラの性能は格段にアップし、電池の持ちもかなり長くなっていた。付属のイヤフォンを接続しないとワンセグを視聴できないことはあまり気にはならなかったが、裏ふたが固くて開けにくいこと、HTCは独自の音楽ソフトを有しているせいか、auの音楽プレイヤーであるLISMOへの音楽データ転送が、なかなかうまくいかない点は使ってみてわかった問題点だった。
(さらに1年ぐらい使ううちに通話用のマイクの網のところの塗装が剝げた、日本メーカーではこんなお粗末な塗装はしないだろう)
それでも、最初の1年ほどは、特に問題はなかったが、1年たったころから、トラブルが頻発し始めた。
まず、充電電池の持ちが急に落ちた。残り14%と表示されたと思ったら、ほぼ間を置かずに電源が落ちた。内蔵電池を新規購入しようと探すと、auショップを筆頭にどこも品切れ(電池の品切れについては、ネットでも酷評されていた)。9月下旬に入荷するとの噂が流れていた。9月下旬にauショップが在庫ありになっていたので即注文。交換用の電池を入手した。(その後、ほどなく電池は再び品切れになった)
次に11月のファームウエアのアップデート実行後、頻繁にフリーズするようになった。何度も、裏フタを外し、電池を外して電源を切り、再起動するはめに。最後には、再起動途中にフリーズするようになり、使い物にならなくなった。
auのあんしんケータイプラスサービスに電話をして代替機を入手したが、手数料3150円。しかし、いつまたフリーズするかと思うと、安心できない。

Htcjimage

まだHTCJの割賦期間が半年以上残っているが、機種変更をすることにした。
今回は日本メーカー製の機種にしようと考え、何回か家電量販店のスマホ売り場でカタログをもらったり、現物を手にしてみたりと品定めをする。ちょうど、アップルからiphone5S、5Cされ、日本メーカーからも2013年の冬モデルが投入され始めた。SONYはドコモとauから「XPERIA Z1」を投入話題になっていた。高級感漂う端末で購入意欲を刺激する端末だが、出始めでまだまだ高価なこと、画面5インチの角張ったフォルムは片手で持つには大きすぎる印象。また、内蔵電池が交換出来ない点も気になった。
auの2013年夏モデルの「XPERIA UL」(SOL22)はドコモの2013年春モデルの「XPERIA Z」と夏モデルの「XPERIA A」を足して2で割ったような機種で、画面5インチを確保しつつ、少し、丸みを帯びたフォルムで手にもなじむ。電池交換も可能だ。実質負担額も「XPERIA Z1」(SOL23)投入前の今年の9月頃には3万円程度だったと思うが、冬モデル発表後には1万円程度に引き下げられた。
しかし、一方で11月下旬にHTCJの代替機を入手したばかりで、逡巡していると、ケーブルテレビで契約しているJCOMからauの割引クーポンが届いた。「アンドロイド端末に機種変更の場合、10500円引き」。渡りに舟とはこのこと。12月中旬(14日)、クーポンを手に、地元のauショップに行き、「XPERIA UL」(SOL22)に実質負担ゼロで機種変更をした。HTCJは3000円で下取りしてくれるとのことで、 あんしんケータイプラスの手数料もほぼ取り返せた。

Xperia_ul

しばらく使ってみた「XPERIA UL」は極めて快適だ。電池の容量はHTCJからアップしているので、朝100%充電で家を出て、夜家に帰ってくる頃にも20~30%は電池が残っており、日中、充電する必要がなくなった。
IS03、HTCJの時は、出勤時スマホを音楽プレーヤー代わりに使うとその分電池が減るので、別にSONYのWALKMANを買って、音楽はそちらで聞いていたが、そうする必要もなくなった。おまけに、「XPERIA UL」には音楽プレイヤーアプリのLISMOのほかに WALKMANアプリもあり、LISMOにはない「おまかせチャンネル」も楽しめる。スマホと別にWALKMANを持ち歩く必要がなくなった。
ネットでは、「XPERIA UL」のOSをAndoroid4.1から4.2にバージョンアップしたら、調子がおかしくなったとの記事もあったが、購入直後に4.2にバージョンアップしたせいだろうか、特に不具合も生じていない。

今回はこの端末を割賦期間満了の2年後の12月まで使い続けたいと思っている。今後もトラブルが発生しないことを祈るのみだ。(2014年1月2日記)

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2012年12月23日 (日)

思案して買った「軽さ」のAPS-Cサイズのミラーレス一眼「ソニーαNEX-C3」と思わず衝動買いの光学20倍ズーム「ペンタックス オプティオVS20」

私の趣味の一つは写真を撮ることで、職場近くの日比谷公園の四季折々の姿をスマートフォンの内蔵カメラで撮影してFacebookに載せて友達の何人かが「いいね!」をチェックしてくれるのをよろこんでいる。

撮影するカメラも、フィルムカメラから始まり、デジカメも画素数のアップ、高機能化を追うようにいりいろいろな機種を購入してきた。
2年ほど前、ようやくペンタックスの一眼レフK-xを買い、これでデジカメ購入遍歴も一段落どろうと思っていたが、いざ使ってみると、ピントの焦点マーク(スーパーインポーズ)ファインダーには表示されないということがわかり、ちょっと不満も。それでも、日常の撮影にさほど困るわけではないので、使っていたら、デザインを勉強している長女が、「学校で一眼レフの使い方の授業があるので借りる」と言って使い始めた。学業のためとなると文句も言えず、私の手元には800万画素のカメラを内蔵するauのスマートフォンと800万画素のCANONのコンデジ(Poweshot A590)が残った。

<これまでのカメラ購入に関する記事>
2008年10月22日 (水)
たくきよしみつ著『デジカメに1000万画素はいらない』を読んで、自分のカメラ・デジカメ遍歴を振り返る

http://t-miz.cocolog-nifty.com/diary/2008/10/1000-226c.html
2009年1月 7日 (水)
年末年始の買い物、新しいサブカメラ(CANON PowerShot A590IS)

http://t-miz.cocolog-nifty.com/diary/2009/01/canon-powershot.html
2010年10月31日 (日)
デジタル一眼レフカメラ「Pentax K- x ダブルズームキット」を買った

http://t-miz.cocolog-nifty.com/diary/2010/10/pentax-k--x-0a4.html

秋になって、デジカメも新製品が出る季節になりミラーレス一眼の型落ちや型落ち寸前のモデルのWレンズキットが3万円前後で売られるようになった。3万円でレンズ2本付は魅力的だなと思いつつ、オリンパスやパナソニックなどのマイクロフォーサーズのモデルを見ていたが、ミラーレス一眼の中で、ソニーのNEXシリーズはフィルムにあたるCMOSセンサーのサイズが現在のデジタル一眼レフの主流のAPS-Cサイズ(23.5×15.6mm)でマイクロフォーサーズ(約17.3×13mm)よりも大きい。
NEXシリーズのエントリーモデルの「NEX-C3」がレンズ2本付で3万円ほどだったので結局そちらをを買った。

「NEX-C3」は、本体の重さが225gと、デジタル一眼レフの中では軽い部類に入るk-x(515g)の半分以下。旅行、出張など他にも荷物を持たなければならない遠出の際には、その軽さが貴重だ。軽量化を徹底するためだろう、ボディはプラスティックで、ズームレンズをつけると、レンズとボディはバランスは決していいとは言えない。ファインダーはなく内蔵フラッシュない。しかし、小型フラッシュが同梱されており、ねじで本体に固定できる。必要な時につければよい。APS-Cサイズながら、200g台の軽さはやはり魅力だ。この極端さがかつて携帯音楽プレヤーのウォークマンを生み出したソニーの精神なのだろう。

一方で、K-xにせよ、NEX-C3にせよ高倍率ズームには限界がある。現在持っているカメラでは、パナソニックのDMC-FZ7が唯一の高倍率モデルだが、もう5年以上前の製品で倍率も光学12倍どまり。現在の高倍率を売りにするモデルのズームが30倍を超えていることを考えると、12倍はやはりやや物足りない。
最近、空や雲、夜空の月や星の撮影にも興味が出てきたこともあって、気軽に持ち歩ける20倍以上の光学ズームのコンデジも1台欲しくなった。(こんなに何でもほしがっていたら、お金が貯まるはずがないが・・・)

デジタルカメラによる空の写真の撮り方: 感動をドラマチックに残す 被写体別撮影テクニック
デジタルカメラによる空の写真の撮り方: 感動をドラマチックに残す 被写体別撮影テクニック
デジタルカメラによる星空の撮り方: きれいな星空を印象的に撮る
デジタルカメラによる星空の撮り方: きれいな星空を印象的に撮る
デジタルカメラによる月の撮り方
デジタルカメラによる月の撮り方

ここでも狙い目は、型落ち寸前モデル。調べてみると、「オリンパスSZ-14」が光学24倍レンズで1万円台前半で売られている。これにするかと思って、現物を確かめてみるかと家電量販店を回っていたら、ある店舗の高倍率ズーム機のコーナーで、ペンタックスの「Optio VS20」が9000円台の値札。
VS20はコンパクトデジカメの典型で四角い箱型のボディ。薄くて軽いが売りとなっているコンデジに見慣れているとやや厚さを感じるが、重さは200g台で手になじむ。何よりも1万円を切る価格で20倍ズームが魅力で、即決の衝動買いとなった。

これで、一眼レフ、ミラーレス一眼、高倍率コンデジと揃えたことになる。あと足りないのは連写に強いモデルぐらいか。まずは、NEX-C3とVS20を使っていろいろな写真を撮ることにしよう。

しかし、いくらデフレの時代とはいえ、NEX-C3が発売から1年半ほど、Optio VS20に至っては、2012年2月の発売で1年にもならない中で、は発売当初と比べると半値以下に値崩れしている。デジカメを作るメーカーも大変だと思う。

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2012年7月 9日 (月)

スマートフォンをIS03からHTCJ(ISW13HT)機種変更した

永年AUユーザーの私は、auが本格的にスマートフォンに進出した「IS03」を一昨年の11月に予約購入し、これまで使ってきた。IS03が登場した時には、auが総力をあげてスマホに進出という雰囲気だったが、その後、次々と新機種が投入され、性能・機能もレベルアップが続いた。とはいえ、端末は2年間の割賦購入なので、あと半年待って割賦代金の支払が完了した時点で新しい端末に買い換えるつもりだった。

しかし、最近のauのスマホに追加された新規機能のうち、WiFiルーターの機能である「+WiMAX」は気になっていた。この機能があれば、ノートPCやipadを外に持ち出してもインターネットに繋ぐことができる。

当初、「+WiMAX」機能のもつ端末は、モトローラなどの海外メーカーの端末が中心で、WiFiルーターにはなるものの、一方、日本の携帯にはほとんど装備されている「おさいふケータイ」・「赤外線通信」・「ワンセグ」などはついていなかった。
しかし、今年の春モデルから、日本メーカーの端末にも「+WiMAX」機能のある製品画登場し、夏モデルでは海外メーカーの製品にも「おさいふケータイ」・「赤外線通信」などの機能が付加された端末が登場した。

次に買い換えるなら「+WiMAX」機能付にしようと思っていたところ、auから「IS03」「IS04」ユーザー向けにと、早めの機種交換を行った場合、残りの割賦代金にほぼ相当する10500円を新規の端末代金から割り引くというDMが届いた。
加えて、「+WiMAX」機能のついた端末のうち、海外メーカーのHTCの新機種HTCJの機種交換の実質価格が7月に入って値下がりし、割引の10500円とこれまで貯まったauポイント11000pをあわせると、新端末の代金の実質負担はほぼゼロに近いということで、思い切って機種変更した。

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最近、出張でビジネスホテルに泊まると、LAN接続が可能なところが増えてきた。しばらく前には、マイクロソフトのOffice Home and Business 2010 付でCPUが Core i5-2450M 重さ2kgのノートPC(HP Pavilion dm4-3000TU)がある家電販売店の通販サイトで5万円台で売られていたのを衝動買いしたので、これからは、新しいスマホと新しいノートPCをうまく使いこなしたい。

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(追記 2012/7/12)

・電池の持ちはIS03に比べると、はるかに長くなった。朝出かける前にフル充電しておけば、ふつうの使い方をする限り、家に帰ってくるまで電池切れの心配はない。

・気をつけなればならないのは、ストラップをつけるための穴がついていないこと。私が買ったカバーにストラップ用の穴があいていたので、それを使っている。

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2012年1月24日 (火)

2012年1月、雪の日比谷公園・雲形池のお気に入りの1枚

最近は、毎朝、通勤で通る日比谷公園の中で、鶴の噴水がある「雲形池」の日々のスナップ写真を何枚か撮るのが日課になっている。

先日、1月24日には東京でも雪が降り、4cm積もったとニュースが伝えていた。こんな日の日比谷公園はどうなっているのだろうと、楽しみのしていると、いつもとは全く違う趣きだった。

公園のほとんどの木は葉が落ちて、枯れ枝だけになっていたのだが、そこに雪が積もって、白い花が咲いたようだった。雲形池の周りも雪が積もり、いつもと風景がちがう。
何人もの写真愛好家がカメラを構えて雪の雲形池、鶴の噴水にレンズを向けていた。何ヵ所か場所を動き、いろいろな角度から池の姿を撮ったが、一番気に入った一枚が次の写真だ。

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空の青に、緑の松、木々に積もった雪のコントラスト。時折、思いもしない写真を撮れるので、なんともやめられない。
(2012年1月30日記)

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2011年12月 5日 (月)

冬の朝の日比谷公園でのお気に入りの1枚の写真

毎朝、通勤途中に日比谷公園を通る。春夏秋冬で、それぞれの季節に応じた景色を見せてくれる日比谷公園だが、中でも、今の季節、都会の紅葉に飾られる日比谷公園が一番見応えがある。
以前は、デジカメを鞄に入れて足を止めて、写真を撮っていたが、携帯電話をスマートフォンを替えてからは、付属のカメラが800万画素になったので、気楽にスナップ写真が撮れるようになった。

日比谷公園は11月の半ばから徐々に紅葉してきた。一昨日の土曜日、東京は午前中は土砂降り、午後曇り。昨日は快晴で、今朝もそれを引き継いで、日差しがまぶしかった。
何枚かスマートフォンで写真をを撮ったが、一番気に入ったのが下の1枚だ。

空の青に、黄色と赤の紅葉、植え込みの緑、紅葉のむこうには都会のビル。イチョウの木に指す朝の日差しを浴びてのコントラストが鮮やかだった。

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<追記2011年12月6日>ちょうど、この写真を撮った12月5日から始まった「LUMIX(ルミックス)×HELLO WORLD「GIFT」フォトコンテスト」に投稿してみた。

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2011年10月 3日 (月)

待望の「日本将棋連盟ライブ中継」Android版、ようやく登場

日本将棋連盟では、1年ほど前から携帯電話向けの棋譜中継等のサービス(「日本将棋連盟モバイル」)を始めた。最初は、NTTドコモ端末(2010年7月)、そしてソフトバンク端末(2010年9月)、iPhone(2010年10月)、au端末(2010年12月)と対象球種を順次拡大してきたが、最近、携帯の中でもスマートフォンが増える中、AndroidOSのスマートフォンへの対応は遅れ蚊帳の外状態だった。

ちょうど、昨年11月に、以前のauの携帯電話からauが一大キャンペーンを行って市場に投入したスマートフォンIS03に切り替えた私は、携帯棋譜中継の恩恵を受けることができず、またPCサイト経由での棋譜中継も、当初はスマートフォン用のFlashPlayerでは見ることが出来ず、棋譜中継ではまったくあてがはずれ、その怨み節をブログに書いたりもした。
(2010年12月18日の記事:『日本将棋連盟モバイル』がau携帯に対応したのはいいけれど、スマートフォンISシリーズは蚊帳の外、Andoroid用モバイルも作ってほしい

先週になって、「日本将棋連盟ライブ中継」Android用無料版が登場。これは、いわば9月中の1週間ほどのお試し版で、正式版は10月からリリースとのことだった。
最初のバージョンでは、IS03は液晶画面のサイズの関係か正式には対応されておらず、棋譜中継に駒を進めるボタンがその上の解説コメント欄と重なる、棋譜の盤面が画面全体に表示されない等の不具合があった。
「auが鳴り物入りで市場に投入したIS03なのに、こんな中途半端な扱いしかされないのか」と自分の不運を恨んだが、その後、何度かバグ修正が加えられ、ボタン表示も、盤面表示も正しく表示されるようになったので、10月からの有料サービス版(とりあえず、12月末までの期限で650円)をインストールした。

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使ってみて面白かったのは、棋譜中継はもちろんだが、棋士によるコラムである。女流棋士が3ヵ月毎、男性の棋士も1ヵ月交代で数名づつで書いている。各棋士のプライベートな面や、将棋界の裏話的な内容もあって、ちょうど通勤電車の中で読むのにお手頃な長さだ。
棋譜中継の方は、来週は佐藤天彦六段と豊島将之六段の新人王戦決勝戦、木村一基八段の王位戦予選や、羽生二冠との棋王戦挑戦者決定トーナメントが取り上げられるようだ。

私の周りの将棋好きの人たちの中には、名人戦棋譜速報などの有料中継には抵抗感を持つj人もいるが、内容を考えれば、名人戦棋譜速報の月額500円も、このモバイル中継の月額350円も安いものだと思う。

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2011年4月 6日 (水)

auスマートフォンIS03、4月14日からアンドロイド2.2へアップデート開始、ようやく将棋の棋譜中継が見られるか?

昨年(2011年)11月に、iPhone追撃のためauが鳴り物入りで市場に投入したスマートフォンIS03。私も、予約をしてまで手に入れた1人だったが、いざ使い始めて見ると、年明けに音楽プレイヤーソフトLISMOへの対応が実現したものの、セールスポイントのひとつ「おサイフケータイ」は、いまだWAONとEdyへの対応だけでSuicaには未対応。Flash対応は不十分で、個人的に楽しみにしていたプロ棋士の将棋の棋譜中継は見られず、期待はずれの部分も多かった。

昨年秋の製品発表の時点では、来春にはOSをアンドロイド2.1から2.2にアップデートすると予告していたが、3月中には何のアナウンスもなく、はて約束は守られるのだろうかといぶかっていた利用者も多かったに違いない。その後、市場に投入される新製品の中には、アンドロイド2.2、さらには2.3を搭載したものも続々と投入され、いまや2.1は何の新鮮味もないOSに成り下がってしまった。

今日(2011年4月6日)になってようやく、来週4月14日からIS03のOSのアンドロイド2.2へのアップデート実施する旨、auからプレスリリースされた。

〈お知らせ〉 「IS03」における「Android™ 2.2」へのアップデート実施について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2011/0406/index.html?did=au_topc5142

OSがアンドロイド2.2となることで、AdbeのFlash Player 10.1がインストール可能となり、Flash Player 10.1が使えるようになれば、パソコンで視聴可能な将棋の棋譜中継もまともに見ることができるようになるはずである。

それが実現すれば、残るは、携帯電話とiPhoneには対応済みの将棋連盟の「モバイル棋譜中継」のアンドロイドへの対応だ。こちらは、将棋連盟のホームページには「尚、Android搭載機種対応のアプリについても今後制作を予定しております。」とは書かれているものの、時期については何のコメントもない。果たしていつになるのか、できれば、早くしてほしいものである。

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2010年12月18日 (土)

『日本将棋連盟モバイル』がau携帯に対応したのはいいけれど、スマートフォンISシリーズは蚊帳の外、Andoroid用モバイルも作ってほしい

私はかつての仕事の縁もあって、携帯電話は「○○セルラー電話」と言われていた時代からのauユーザーである。

先月(2010年11月)、遅ればせながらauがスマートフォンに本格参入したIS03に機種変更を行ってほぼ1ヵ月が過ぎた。
それまでは、WT62という東芝製の端末を使っていたが、金属製の筐体で立派に見えたものの剛性が弱かったのか、鞄やウエストポーチに入れているうちに表面の一部に小さな凹みが出来てしまい、2年のサポート期間が終ったらすぐにでも機種変更をしようと思っていたところに、かねてから興味のあったスマートフォンの日本仕様モデルをauが売り出すということで、事前に予約をして手に入れた。

とりあえず使ってみて、おサイフケータイが当面WAONしか対応しておらず、EdyやSuicaへの対応は年明けになること、音楽プレイヤーのLISMOがPCからの楽曲の取り込みに未対応だったこと(これは2010年12月16日にバージョンアップ済)、電池の持ちが半日程度(朝までにフル充電して、職場に携帯し、行き帰りの電車の中や、昼休みにいじる程度で夜8~9時頃には要充電マークが出る)等はあったが、電子マネーは別途、EdyとPASMOをカードで使っていて不自由は感じないし、LISMOも年内にはバージョンアップ予定だったので、バージョンアップまでは、昔使っていたMDウォークマンを探し出して通勤電車の中で音楽を聴き、電源は乾電池式の充電器をバックアップ用に携帯することにした。

その中で、一番、当てが外れたのが、将棋の棋譜中継である。IS03はAdbeのFlash(PlayerFlash Lite4.0)対応との触れ込みだったので、PCモードで棋譜中継が見られることを期待したが、名人戦棋譜速報も竜王戦等各種タイトル戦の棋譜中継も将棋盤までは表示されるものの、駒の横幅が実際の半分程度に圧縮され、さらに画面の左端に寄ってしまうので何かどうなっているのかさっぱりわからない。
現在、IS03のOSはAndoroid2.1、来春には2.2にバージョンアップされ、そうなればFlashPlayer Lite4.0からFlashPlayer 10.1対応となる。そうなたっら、PC版の棋譜中継をまともに観戦できるのではないかと期待している。

そんなことを考えていると、今度は、日本将棋連盟から『日本将棋連盟モバイル』がau携帯に対応と発表された。
『日本将棋連盟モバイル』は、PC中継から漏れたような対局の中から、関心を持たれるようなカードを中継している。昨日も、棋王戦の敗者復活戦決勝の渡辺竜王vs窪田六段戦が中継されている。将棋ファンとしては、自分の携帯が対応していれば、月額350円であればよろこんで払いましょうというところである。

『日本将棋連盟モバイル』は、2010年7月にドコモ端末、9月にソフトバンク端末、10月にiPhoneと対応キャリア・機種が順次拡大され、ようやくauの番が回ってきた。しかし、auで対応しているのは、携帯版のブラウザであるezwebだけで、ezwebに対応していないauのスマートフォンは対象外である。皮肉にも私が見捨てたWT62は対応機種になっている。
スマートフォンでもiPhoneの対応は終っている中、IS03のOSであるAndoroidについて、将棋連盟のモバイル編集長遠山四段は8月時点では「Androidについては年内はちょっと厳しそうですが、忘れているわけではありません。ただ課題が多いのも事実で、じっくり腰を据えて取り組む必要があり、少し時間がかかりそうです。」(2010.8.25遠山雄亮のファニースペース)とブログに書いていたが、au携帯版のリリースを伝える最近のブログの記事で、読者からのAndoroid対応への質問があり「Androidは来年以降の課題で、近々の対応とはならなさそうです。」(2010.12.16遠山雄亮のファニースペース)と回答されていて、リリースまでにはまだまだ障害が多いことがうかがえる。

結局、IS03では、PC版の棋譜中継も、携帯版の棋譜中継も見ることができず、それだけがIS03で残念な点である。通常のインターネットサイトは問題なく見られるし、ワンセグも、YouTubeも見られるのに、棋譜中継だけが見られないのだ。
C級2組の昇級争いに絡み、棋士の本業に専念すべき遠山編集長には、はやく昇級を決めてもらい、『日本将棋連盟モバイル』のAndroidへの対応の課題を一つでも多く解決してもらえばと思う。

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2010年11月28日 (日)

auのスマートフォンIS03を手に入れた

一昨日(2010年11月26日)、ついにリリースとなった初の日本仕様のスマートフォンであるauのIS03。ちょうど、これまで使っていた東芝製の携帯電話(W62T)が利用開始から10月で丸2年が経過し、制約となっていた「安心ケイタイサポート」の期間が満了したこともあって、製品発表の直後に予約をして、受け取り予定にしていた昨日(11月27日)吉祥寺のauショップで機種変更の手続きを終えた。

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auもこのIS03には社運を賭けているようで、まず端末代金については、正規価格は63000だが、毎月割(△1500円)の導入で24ヵ月で実質36000円の値引きを行い、端末の実質価格は27000円。加えて、私の場合、過去貯めたポイントが15500円分使えたので、端末の価格負担は11500円で収まった。
従来利用していたプランSS(1000円分の無料通話付)月額利用料金が1980円から980円に値下げされたこと、従来のW定額ライトの上限5980円に対し、ISフラットが定額5450円となることで、電話の通話を無料通話内に収めれば、月々の支払負担はさほど増えずにすみそうだ。

液晶画面は細密で美しく、表示されるフォントも携帯電話でののとは比べものにならない。アップルのアイフォンとの比較はアイフォンを使ったことがないのでわからないが、携帯との比較であれば、非常に満足している。赤外線通信で、アドレス帳は前の機種からあっという間に、IS03に移行。TwwiterやMixiなどの専用ソフトも用意されている。

半日、使ってみての感想をいくつか。携帯電話にあったキーがなくなり、すべて液晶画面上に表示されるタッチパネルで操作に変わる。文字や数字の入力がまだ慣れないので少しとまどう。しかし、まあ、これは慣れの問題だと思う。

やはり、電池の持ちは長くはない。ネットの接続するような操作を常時行っていると、半日ぐらいで要充電表示になる。もしもの時の充電器の携帯は必須だろう。職場に持って行く場合は、扱うのは朝夕の出勤時、退社後と昼休みぐらいだから、1日は大丈夫だろう。

あと、KDDIとしてはハードウェアとして完成したので、DocomoやSoftBankなど他社との競争上、1日でも早く市場に投入したかったということなのだろうが、ソフト面の対応が追いついてない。
これまで携帯電話向けの機能として提供してきた「おサイフケータイ」は、メインとなるsuicaやEdyへの対応は12月以降で、現在使える電子マネーはWAONだけ。音楽プレーヤーのLISMOもパソコンとの同期による楽曲の取り込みは、12月に予定されるLISMOのバージョンアップまで待つ必要があるとのことだ。
また、個人的には対応を期待していた将棋の棋譜中継は、盤面は表示されるものの、駒の方は、きちんと正しい大きさで盤面上に配置されるのではなく、画面の左側に寄って、横幅も半分程度の圧縮されて表示されていて、いまのところまったく役にたたない。いずれ改善されると思うが、ちょっと残念だ。

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2010年10月31日 (日)

デジタル一眼レフカメラ「Pentax K- x ダブルズームキット」を買った

私のデジカメ購入遍歴(*)については、以前このブログでも書いたことがあるが、まだ手にしていないのが、一眼レフデジカメだった。

(*)これまでの記事

2008年10月22日:たくきよしみつ著『デジカメに1000万画素はいらない』を読んで、自分のカメラ・デジカメ遍歴を振り返る
http://t-miz.cocolog-nifty.com/diary/2008/10/1000-226c.htm

2009年1月7日:年末年始の買い物、新しいサブカメラ(CANON PowerShot A590IS)
http://t-miz.cocolog-nifty.com/diary/2009/01/canon-powershot.html

きっかけは、F2.0 という明るいレンズを搭載したCANONのデジカメIXY30Sである。いままで買ったデジカメに共通する弱点は、暗いところに弱いというところ。F2.0 というレンズは魅力だ。発売後1年たたないが、ネット通販では既に2万円を切っている。買ってもいいかなと思う。ただ、ネットでの評価を、暗いところでの撮影には強いようだが、明るいところでの撮影結果は酷評されているものもある。また、スポーツカーをイメージしたような独特のデザインと配色は、好みの分かれるところで、決めきれずにいた。
もう少し調べてると、同じ明るいレンズなら、ワンランク上のCANONのPwerShot95SやPanasonicのLX-5の方が、カメラの基本を押さえていて長く使える気がしてきた。この2機種はネット通販では35000円~38000円ぐらいの値付けだった。
そこまで出費するなら、撮像素子の面積が大きく、レンズ交換もできるPanasonicのマイクロフォーサーズ機GF1のパンケーキレンズキットが4万円程度で価格面で大差がない。
さらに、一眼レフデジカメはどうかと調べてみると、ニコンのD3000など発売後1年ほど経って後継機が出たいわゆる型落ちのエントリー機であればズームレンズキットで4万円ほど。やはり一眼レフには心を動かされる。さらに、望遠レンズもついたWレンズキットでも5万円前後。また、ニコンのD5000などのワンランク上のクラスのレンズキットも5万円程度。5万円がギリギリの線と考えて改めて探してみた。
最初に明るいレンズのIXY30Sから始まったデジカメ双六は、いつの間にか当初の値段の3倍近い一眼レフにたどり着いた。

最終的に購入候補と考えたのは、Pentaxの「K-xダブルズームキット」。K-xは、20色のボディーカラーに5色のグリップの組み合わせで合計100種類のカラーバリエーションが選べるというセールストークで、2009年10月に発売された。

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しかし、私が購入を考え出した時には、カラーバリエーションは発売されたばかりの後継上級機と位置づけられる「K-r」に引き継がれ、K-xの販売はブラック、ホワイト、レッドのレギュラーカラー3色だけになっていた。買うとしたら、どの色を選ぶか?目先を変えてホワイトも悪くないかと思ったが、先週末、家族で出かけた際に、ヨドバシカメラでブラック、ホワイト、レッドの実機を見て、ブラックに決めた。写真ではおしゃれに見えたホワイトは、汚れが目立ちそうだし、何かにぶつかったり、こすったりした時に塗装が剝げそうに見えた。
最終的に、「K-xダブルズームキット」のブラックをネット通販で注文。クレジットカードが使えるサイトを探し、49800円だった。

購入候補に考えたポイントの一つは、電源に充電式の単3ニッケル水素電池が利用可能な点である。デジタルカメラの機能がいくら立派でも、電池がなければただのガラクタ。電源が専用充電電池式だと、いつ電池が製造中止になるかも知れない。よく売れたカメラであれば、いわゆるサードパーティが互換品を作るが、過去の経験からすると純正品に比べると粗悪品が多い。その点、広く普及している単3電池であれば、将来も製造が続くだろうし、電池の技術革新によりより高性能になるかもしれない。カメラ本体が、機械的故障を起こさない限り使い続けられる。

さらに実際に、届いたカメラで何枚か写真を撮って思ったのは、感度の面での進歩である。今、メインで使っているPanasonicのDMC-FZ7でオート設定のISO感度の上限はISO400、サブカメラのCANONのPowerShot A590ISがISO1600が上限だが、このK-x はISO6400まで対応する。暗がりでも、ストロボを使わずに、街路灯の明かりなどでもかなり写せる。

他にも、まだまだ使える機能はあると思うが、これから一つずつ使いなれていくようにしたい。

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