2012年8月の東京の残暑の厳しさ
2012年の8月も今日で終わりだが、今年の東京はずっと暑苦しい日が続いたという印象が強い。しばらく前のテレビの天気予報で、今年の8月は平年に比べ、下旬になってからも気温が下がらず、残暑が厳しいとの説明がされていた。
年齢のせいか、仕事で全国各地への出張が増えたせいか、今年は「夏バテ」を実感することが多く、気力はあっても体が悲鳴を上げている感じがして、夏期休暇以外に平日2日ほど休んだ。
どの程度の残暑の厳しさなのか、久しぶりに気象庁のホームページから気温の推移のデータを取って、折れ線グラフを作ってみた。
(気象庁では気温の日々のデータに加え、過去30年の平均値も公表している。今回は、過去30年(1981年~2011年)の東京都心の8月の日々の平均気温と今年の8月1日から昨日(8月30日)までのデータを並べてみた。)
これをみると今年の残暑の厳しさは一目瞭然。過去の平均は30年の平均値なので、ならされてなだらかになっているが、8月上・中旬が27度台で徐々に低下、8月の最後の数日は26度台に入るという推移だ。これが、現在51歳の自分にとっては、体が覚えている夏の気温のイメージに近いだろう。
一方、今年2012年を見ると、8月上旬後半に過去平均を下回った日が4日ほどあるものの、あとは平均をずっと上回っており、一日の平均気温が30度を超え日だけでも8日ある。それが、上旬、中旬、下旬とまんべんなく分布し、むしろ上→中→下と行くに従って回数が増えている。いつまでも暑苦しいという感覚通りの数字になっている。
平日に休みを取ったのは8月2日と16日なのだが、それぞれの平均気温は2日が30.2度、16日が30.1度といずれも30度を超えた日であり、休みを取るタイミングとしては、正解だったのだろう。
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